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この小説はオリ主やオリ主と関係を持っているオリキャラが登場します。苦手な方はお気をつけください!

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ギャンブラー、あなたに賭けます。

#2

#02 星空

「着いたぁ〜…!」
色々あったが、今私はピノコニーに到着し、列車内で荷物の確認をしている。
「これと、これと、これと……、よし、まぁ四日ぐらいなら命は持つか…。お金はあるし、なんとかなるでしょ…」
高鳴り続ける心拍と共に腰を上げると、少しだけめまいがした。憶質の耐性が、少し低かったのかもしれない…。
「はぁ…、なんでこんな場所に私が来ちゃったんだろう。とりあえずもう行くしかないけど…!」
コツコツと、私から発せられた靴音が列車内に響く。

[水平線]
「こ、ここがホテル・レバリー…!すっご…」
私みたいな凡人が来ていいのだろうか、と何回も思うほど、とにかくホテル内は豪華だった。
豪華、壮麗、立派、豪奢、絢爛。
そんな言葉たちが似合う、夢の国ピノコニー。
「こんにちは!ホテル・レバリーへようこそ。忘れられないリゾート体験をお楽しみください!チェックインが必要でしたら、フロントまで進んでくださいね」
うっとりしていたら、何やら中性的な少年?少女?が声をかけてくれた。容姿や言動を見るに、どうやらこの子はホテル・レバリーのスタッフらしい。
「あ、はい!チェックインのスペースはどこだろう…」
「分からないなら、スペースまで案内しますよ。こちらへどうぞ!」

[水平線]
「チェックインが完了いたしました。部屋の番号はここにありますので、しっかりご確認ください」
スタッフがテキパキとチェックイン作業をしている間、私はホテル・レバリーの天井を眺めていた。
星空広がる、迫力満点の上空。うすら寒い肌の感覚すら、今は大切にしようと思わせるほどの空間。
私は一体ここで、何を思い、何を体験できるんだろうか。そう思うと、自然と心が高ぶってくる。
「では最後に、一応の本人確認とため、お名前をお願いします」
「アレヴァーナ、です」
「はい、ありがとうございます。では、忘れられないリゾート体験を、お楽しみくださいね!」

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作者メッセージ

登場人物
ミーシャ
チェックインのフロント
アレヴァーナ

2024/05/04 21:21

夢野 シオン@水野志恩SS ID:≫7tLEh4qnMjetA
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