- 閲覧前にご確認ください -

この小説はオリ主やオリ主と関係を持っているオリキャラが登場します。苦手な方はお気をつけください!

文字サイズ変更

ギャンブラー、あなたに賭けます。

#1

#01 列車

光、星、光。
自分の周りを見渡してみるが、居る人は銀髪の少女くらいだった。
はぁ、とちょっとしたため息を吐いてから、窓の外を眺める。
__あっけなかったな、案外。

__私は今、[漢字]星穹列車[/漢字][ふりがな]せいきゅうれっしゃ[/ふりがな]に乗っている。
親に追い出されて、怪しい老人から列車に乗るための色々を教えてもらったのだ。
そこからはかなりあっけなくて、私は今学校の制服を身にまとって旅をしている。
「どうしてここまで来ちゃったんだか」
小さく口を動かして、独り言をこぼす。
今の私にある物は、学校の制服と食料やゼリー飲料、そして持ち運びが楽なパソコン。
そして、昔に姉が作ってくれたお守りの人形。
この人形は、私が唯一大切にしているものだ。長い茶髪に大きい赤いリボンがある、可愛い女の子の、二頭身人形。
親からは「そんなもの捨てなさい」と何回も言われたが、私はこれを持ち続けている。
「お姉ちゃん、今頃天国で人形作りでもしてるかな」
姉は、昔に病気で亡くなった。あの時は、毎夜涙で枕を濡らしていたものだ。
「そろそろ着くかな」
昔のぬるま湯のような思い出に浸っていると、あっという間に列車は目的地に着こうとしていた。
私が行っているのはピノコニー。
まさか、この歳にてあのピノコニーに行けるなんて、一週間前の私は想像もしていなかった。
あの老人は
「お前はピノコニーへ行きなさい」
と言ってきたが、本当に私なんかが行っていい場所なのだろうか。今更心配になってくる。
「はぁ…」
そうこう言ったが、そろそろピノコニーへと到着する。

旅が始まる。

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

登場人物

怪しい老人
アレヴァーナ

2024/05/03 16:28

夢野 シオン@水野志恩SS ID:≫7tLEh4qnMjetA
続きを執筆
小説を編集
/ 64

この小説はコメントオフに設定されています

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL