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怪獣8号の夢小説です

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鳴海隊のあの子には壁がある

#3

解放戦力0%





[太字]解放戦力0%[/太字]





さてさて、楽しみだなぁ!

モニタールームから一旦移動して第二練習場へと向かう





-----------------------------------------------------------------------------------


練習場の前につき、受験者たちが集まる。そして保科副隊長が自己紹介を始めた




「僕は今回選別試験の選考委員長を任されとる」


「第三部隊副隊長の保科や」



『ども、見学の第一部隊隊員●●○○でーす』



「「「「(見学....?)」」」」




私がそう言うと皆が不思議がっていた。そして保科副隊長が素早い手つきでボタンを押していた。普通に器用だと思った





「二部ではこの演習場で怪獣をーー....」




「討....」
『討伐してもらうよっ!』




被せて代わりに言ってあげたら保科副隊長に叩かれた。別にいいじゃないですか!ケチ!





「解体ちゃうかったんかーい!!市川さんヨォお!!」

「あくまでここ2年はって話ですから!」





あはは.....私は解体のほうが嫌だけどね.....



同情した目で2人を見ていたら






「とは言え、丸腰ってわけには行かんから」



「君らにはこいつを着てもらう」



そう保科副隊長が指したのは防衛隊スーツが入っている箱だった




ささ、私たちは上から眺めるよ〜



------------------------------------------------------------------




「身体計測及び
 形状同化完了」

「怪獣筋肉繊維正常操作」

「解放戦力測定します」






おーおー、驚いてる驚いてる。私も最初びっくりしたんだよねー、なんか筋肉がなんていうか引き締められるというか、めちゃくちゃサイズが合ってるというか。





「市川レノ解放戦力 8%」



8%....いい方なんじゃないかな?





「あの、この解放戦力というのは?」


「スーツの力をどれだけ引き出してるかの指標や」



「つまり俺は8%しか力を引き出せてないってことですか....」



そんなに落ち込むでない少年よ!



「はっはっは 初めてで8%も出せたら上出来やで君」



「訓練積んだ一般隊員で大体20%くらいやからー...」




そう保科副隊長が言っていたら他の子の計測が終わった。でもすごく驚いている




「おいマジか....!」




「四宮キコル解放戦力...

 46%!」




おっ、40越え!




「(おいおいすでに小隊長クラスやんけ....)」



「これ入隊前の最高記録じゃない?」


『ちょちょ!私51!忘れないでもらえます!?』


「あぁ....●●隊員の方が凄かった.....」





そして、どんどん出てくる解放戦力。でも今年は豊富すぎるらしい。



「出雲ハルイチ18%」
「神楽木葵15%」
「古橋伊春14%」





「10%超なんて年に1人出ればいいほうなのに...!」



「これマジで過去最高の豊作年かもしれんなぁ」


『そうですねぇ....』





「...」



あっ、市川レノくん?がちょっと凹んでる



「あ、凹むことないで市川くん
 ぶっちゃけ現時点で0じゃなければ合格!」


「そもそも0なんて奴一回も見た事ないけどなー!」





そう言って笑う保科副隊長。まぁ、見た事ないですね、私もそっちの方が珍しいと思いますもん





ピーっ




おっ、次は誰かな?










「日比野カフカ、解放戦力」



「0%!」









「『えっ』」


ぜろ....




「『えー!?』」







「何アイツ!?0出たやん!!ぷくくく...」
『0!ぜろ...wぷっ....初のぜろ...!』




「あれ?計測ミスかなぁ......」






「もう少し時間くださいっ...!!」


「今っ、キバってるんで....!!」








「ギャハハハハ いやウンコちゃうから!!wwキバっても出んて!アハハハッ」
『いやいやっ!ウンコじゃないから!キバっても出ないって!!あはははっ!』







「何やあのおっさん!めっちゃおもろいやん気に入ったわ!多分不合格やけど」
『もうっ....よくないですっ!?ひーっ....アイツ芸人枠で合格させましょうよっ.....!』





「真面目に審査してください!」






2人して腹を抱えて笑った後、ちゃんとみんなのところに行った
そして






「はーいそれじゃみんな着れたところで」











「最終審査始めよか」






始まる





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作者メッセージ

この保科副隊長が笑ってるとこめちゃ好きです。絵も、声も、マジありがとう。ていうか、7/31にね頑張って部屋掃除して何とか、部屋無くならずに済んだ。

2024/08/02 00:25

nako ID:≫94SCXkg9r2d.U
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