メ「………なんだか水晶玉が今まで見たことない色してる………」
メルの館では水晶玉を覗くメルがいた。そこに誰かが入ってきた。
？？？「あ、いたいた人……よかった……」
メ「あ、いらっしゃー………誰！？」
？？？「え、あ、えっと……[太字]野原ひろし[/太字]と申します……実は、朝起きたらここにいて……」
メ「え、あ、僕、メルっていいます！よろしくね！」
テンパって自己紹介したメル。
ひ「え、お、男の子！？」
メ「え、僕、男の子だよ……？」
ひろしは少し驚いたが、すぐに切り替えた。
ひ「ところで、ここは……？」
メ「ここは、聖地っていって、この宇宙を統べる女王と守護聖が住んでるんだ！」
ひ「は、はあ………」
？？？「すいません」
メ「え、あ、いらっしゃ……また知らない人だッ！」
半泣きになるメル。
？？？「ええっ、あ、すいません……そんなことより、ここはどこですか？まあ、俺には関係ないですけどね………」
ひ「……あなたももしかして朝起きたらここに………？」
？？？「ええ、そうなんですよ、まあ俺に朝も昼もくそもないですけどね、ホームレスだから！ははは！あ、申し遅れました、俺、[太字] 長谷川泰三[/太字]といいます」
メ「………すごい、どんどん水晶玉の色が酷くなってく……」