光「………今日はなんだか曇っているな………」
ジュリアスは窓からの景色を眺めながら、そう呟いた。
光「……それに、今日はなんだかいつもより静かだ……少し様子を見に行くか」
ジュリアスはまず、クラヴィスの執務室を凸った。だが、クラヴィスはいない。
光「……クラヴィスはまたどこかほっつき歩いてるのか……」
ジュリアスは愚痴をこぼしながら今度はリュミエールの部屋を訪ねた。だが、リュミエールもいない。
光「………どうなっているのだ！」
ジュリアスは焦ってオスカーの執務室を開けた。
光「………！そなた誰だッ！」
オスカーの執務室には、オスカーの本棚の前で本を眺めている白髪に紫のシャツを着て、白衣を着ているおっさんがいた。
？？？「ん？ああ、もしかしてここの人ですかな？」
光「………貴様、誰だ……？」
？？？「わしの名前は[太字]オーキド[/太字]じゃ。オーキド博士と呼ばれとる………で、朝起きたらここにいたのじゃ………」
光「………朝起きたらここに……？オスカーはどこへ行ったのだ！」
混乱しているジュリアス。そこに[大文字][太字]グアッシャーーーーン！！！[/太字][/大文字]と、外から音がした。
光「な、何事だッ！？」
何やら外では大きなロボット（？）が動き回っているようだ。