水「クラヴィス様、入ってもよろしいですか？」
いつものようにリュミエールはクラヴィスのもとへやってきた。
闇「………入れ」
クラヴィス、寝起きである。
水「あ、クラヴィス様………もしかして起こしてしまいましたか？」
闇「………なんだその………大きな……」
リュミエールの後ろに見える謎の大きな箱にクラヴィスは疑問を抱いた。
水「ああ、これはですね、クラヴィス様へのプレゼントです」
闇「………今日は何かの記念日か……？」
クラヴィスは今日がなんの日か分からずリュミエールに尋ねた。
水「ふふ、クラヴィス様、今日はクラヴィス様の誕生日ですよ」
リュミエールは笑顔でクラヴィスに返す。
闇「………フ……自分の誕生日を忘れるとはな………」
水「ふふ…クラヴィス様……あ、プレゼント、見てください」
リュミエールはそう言うと、大きな箱を開けた。
闇「………ほう……」
そう、リュミエールが持ってきたのは、コストコにあるようなでけー熊ごとく大きな猫のぬいぐるみである。ちなみにヨギボー並みに柔らかく、190cmあるクラヴィスが上で寝れるほどのサイズ。クラヴィスもご満悦である。そこに
光「クラヴィス！そなた執務がまだ終わっていない！」
と、お怒りのジュリアスが登場。
闇「………」
クラヴィス、ガン無視。
光「ほう、無視とはいい度胸ではないか………そなた、今日誕生日なのだそうな……これをやろう」
ジュリアスは般若顔で執務（プリントやら資料やら）を机にバンと置いた。
光「では、これで失礼する」
ジュリアスはクラヴィスに最高のプレゼントを置いて出て行った。