チ「あらー、ヴィクトール様やないですかー！」
ヴィクトールを見つけたチャリーが、足早でヴィクトールの背後に回る。
ヴ「ん、商人さん」
チ「それにしてもいい背中やなあー！ほんと見惚れるわー！」
チャーリーはそう言いながらヴィクトールの背中に隠れる。
光「商人！どこへ行った！！！」
炎「商人！今すぐ出てくるんだ！」
鋼「おい商人！早く出てこいやあああ！」
ジュリアス、オスカー、ゼフェルが鬼の形相になって商人を探している。
光「ヴィクトール、商人を見なかったか」
ヴ「え、ああ、商人さんなら………」
ヴィクトールは商人が後ろにいることを伝えようとしたが、商人は泣き顔でうるうるしている。
ヴ「………あっちへ………行きました」
光「ありがとうヴィクトール」
ジュリアス達はドドドドドとガチ走りでヴィクトールが指差した方向へ走っていった。
チ「いっやー、助かったわー！さすがヴィクトール様やわー！いい背中！」
ヴ「………お前、何売った？」