[中央寄せ]〜只今のランク〜

１　普通
２　二流
３　三流
４　一流
５　二流
６　普通
７　普通
８　二流[/中央寄せ]
[水平線]
ヴ「うむ……」
悩んでいるヴィクトールがやって来た。
地「ヴィクトールさんー、頑張ってくださいー」
いつものルヴァがモニター越しにヴィクトールを応援する。
ヴ「じゃあ、これにします」
ヴィクトールはゆっくり札を上げる。
ヴ「Aで」
地「あららー」
ヴィクトールが大不正解を出したとしても、ルヴァはそんなに怒らなかった。まあ、守護聖の最年長かつ、おっとり穏やかな性格のお陰であろう。
鋼「っへ、花と菓子の区別ぐらい誰でもわかるぜ」
自信満々のゼフェルが、ヴィクトールが傷つきそうな言葉を言いながらやってくる。
エ「……ゼフェル様……」
何とも言えない表情のエルンストがモニターを見る。
鋼「これだろ！」
ゼフェルは勢いよく札を思いっきり上げる。
鋼「Bだな！」
おおー、とエルンストは尊敬の眼差しをゼフェルに向けた。
テ「綺麗だったな……」
花の綺麗さに圧倒されたティムカがやって来た。
水「ティムカなら安心ですね」
安心の表情を浮かべている水の守護聖リュミエール。
テ「Bですね」
さすが、としか言いようがないティムカである。
緑「合ってますように……」
祈りながらやって来た最後の人は、マルセル。
セ「マルセル様はどっちを選ぶんだろうね、フフ……」
セイランは何故か微笑んでいる。こわい。
緑「Bで！」
やはり緑の守護聖。花はわかるのだろう。なんとすごいことに４回目でもうそっくりさんが出て来た。