二次創作
アンジェリーク 二次創作
[中央寄せ]オスカー→炎 オリヴィエ→夢 アンジェリーク→ア ルヴァ→地
と、表示します![/中央寄せ][水平線]
炎「うーむ……」
その日、オスカーは悩んでいた。そう、それは昨日のこと…
[水平線]
炎「え?メイクだって?」
その日、オスカーとアンジェリークはデートしていた。
ア「はい!オスカー様って、意外とメイク上手いんじゃないかなーって!」
炎「……あ、ああ!もちろんだぜお嬢ちゃん!この炎の守護聖オスカーはなんでもできるのさ」
もちろんのことだが、オスカーはメイクなんてできやしない。だが、女性を口説きまくっていてプレイボーイと呼ばれている自分がメイクをできないなんて、口が裂けても言えなかったのだろう。
ア「そうなんですか!あ、それじゃあ来週の日曜日、私の部屋でメイク、しませんか?」
炎「ああ、いいぜ、約束だぜお嬢ちゃん」
ア「はい!」
[水平線]
ということがあったからだ。
炎「……こうなったら、[下線]アイツ[/下線]に頼むしかないか……」
[水平線]
夢「え?メイクのやり方?」
オスカーはオリヴィエの館に行き、オリヴィエにメイクのやり方を教えてもらうよう頼んだ。
炎「ああ、こんなこと頼めるの、お前しかいないんだ」
夢「…わかった。教えたげるわ」
炎「ほんとか!」
意外とすんなり受け入れたオリヴィエに、オスカーは少し驚いたようだった。
夢「そ、の、か、わ、り!一個だけ条件があるんだけど…?」
炎「ああ、教えてくれるならなんでもする!」
夢「ほんっと、呆れちゃうよ……ま、とにかくはじめるよー」
[水平線]
炎「なるほど…ありがとうオリヴィエ」
夢「いいよー……それじゃ、今からやるよ」
炎「?なにをだ?」
夢「さっき言ったでしょ、条件があるって」
炎「ああ、言っていたな…」
夢「その条件を今からや、る、の!」
炎「…わかった、なんでも言え」
オスカーは、何か悪い予感がした。
夢「ふふふ…そのままじっとしててー」
[水平線]
地「オリヴィエー、失礼しますよー……!?」
夢「あら、ルヴァ、どうしたの?」
炎「…ルヴァ…」
オスカーの悪い予感は的中した。オスカーの顔はマスカラやらファンデやら口紅やらでめちゃくちゃだった。
地「……珍しいお茶が入ったので部屋にお誘いに来たのですが……」
夢「あー、今ね、オスカーで実験してるの」
地「じ、実験…ですか……?」
夢「そ、オスカーのお肌でメイク用品試してるんだー、だって、アタシの肌が荒れるのはゴメンだからね」
炎「それじゃあ俺の肌が荒れてもいいってことか……」
オスカーは疲れ果てた声でそう言った。
地「…はあ……」
[水平線]
ア「それじゃあオスカー様!メイク、はじめましょうか!」
約束の日曜日。オスカーは前日までメイクのやり方を練習していた。
炎「ああ、やろうかガタッ」
ア「あ、オスカー様はそこに座っててください」
炎「わかった」
アンジェリークに自分はなんでもできると見せつける時。……だが
ア「それじゃあはじめますねー!」
炎「……ん…?」
ちがった。全て逆だった。アンジェリークはオスカーにメイクをしはじめた。そう、元からアンジェリークは、「オスカー様はメイクが上手くてメイクをしている」という話と勘違いしていたのだ。だが、それも仕方がない。オスカーがあの時「メイクをできる」と言ってしまったのが誤解の原因だ。オスカーが見栄を張らず言ってなければ話は変わったというのに。
炎「……俺のせい…か……」
オスカーは自分の蒔いた種のせいで2回もメイクをされる羽目になった。
と、表示します![/中央寄せ][水平線]
炎「うーむ……」
その日、オスカーは悩んでいた。そう、それは昨日のこと…
[水平線]
炎「え?メイクだって?」
その日、オスカーとアンジェリークはデートしていた。
ア「はい!オスカー様って、意外とメイク上手いんじゃないかなーって!」
炎「……あ、ああ!もちろんだぜお嬢ちゃん!この炎の守護聖オスカーはなんでもできるのさ」
もちろんのことだが、オスカーはメイクなんてできやしない。だが、女性を口説きまくっていてプレイボーイと呼ばれている自分がメイクをできないなんて、口が裂けても言えなかったのだろう。
ア「そうなんですか!あ、それじゃあ来週の日曜日、私の部屋でメイク、しませんか?」
炎「ああ、いいぜ、約束だぜお嬢ちゃん」
ア「はい!」
[水平線]
ということがあったからだ。
炎「……こうなったら、[下線]アイツ[/下線]に頼むしかないか……」
[水平線]
夢「え?メイクのやり方?」
オスカーはオリヴィエの館に行き、オリヴィエにメイクのやり方を教えてもらうよう頼んだ。
炎「ああ、こんなこと頼めるの、お前しかいないんだ」
夢「…わかった。教えたげるわ」
炎「ほんとか!」
意外とすんなり受け入れたオリヴィエに、オスカーは少し驚いたようだった。
夢「そ、の、か、わ、り!一個だけ条件があるんだけど…?」
炎「ああ、教えてくれるならなんでもする!」
夢「ほんっと、呆れちゃうよ……ま、とにかくはじめるよー」
[水平線]
炎「なるほど…ありがとうオリヴィエ」
夢「いいよー……それじゃ、今からやるよ」
炎「?なにをだ?」
夢「さっき言ったでしょ、条件があるって」
炎「ああ、言っていたな…」
夢「その条件を今からや、る、の!」
炎「…わかった、なんでも言え」
オスカーは、何か悪い予感がした。
夢「ふふふ…そのままじっとしててー」
[水平線]
地「オリヴィエー、失礼しますよー……!?」
夢「あら、ルヴァ、どうしたの?」
炎「…ルヴァ…」
オスカーの悪い予感は的中した。オスカーの顔はマスカラやらファンデやら口紅やらでめちゃくちゃだった。
地「……珍しいお茶が入ったので部屋にお誘いに来たのですが……」
夢「あー、今ね、オスカーで実験してるの」
地「じ、実験…ですか……?」
夢「そ、オスカーのお肌でメイク用品試してるんだー、だって、アタシの肌が荒れるのはゴメンだからね」
炎「それじゃあ俺の肌が荒れてもいいってことか……」
オスカーは疲れ果てた声でそう言った。
地「…はあ……」
[水平線]
ア「それじゃあオスカー様!メイク、はじめましょうか!」
約束の日曜日。オスカーは前日までメイクのやり方を練習していた。
炎「ああ、やろうかガタッ」
ア「あ、オスカー様はそこに座っててください」
炎「わかった」
アンジェリークに自分はなんでもできると見せつける時。……だが
ア「それじゃあはじめますねー!」
炎「……ん…?」
ちがった。全て逆だった。アンジェリークはオスカーにメイクをしはじめた。そう、元からアンジェリークは、「オスカー様はメイクが上手くてメイクをしている」という話と勘違いしていたのだ。だが、それも仕方がない。オスカーがあの時「メイクをできる」と言ってしまったのが誤解の原因だ。オスカーが見栄を張らず言ってなければ話は変わったというのに。
炎「……俺のせい…か……」
オスカーは自分の蒔いた種のせいで2回もメイクをされる羽目になった。