二次創作
アンジェリーク 二次創作
セ「あ、ゼフェル様じゃないですか」
鋼「よお」
この日、公園でセイランとゼフェルは偶然出会った。
セ「何か用事ですか?」
鋼「商人の店に良いもん売ってねーか見に行くんだよ」
セ「なるほど、じゃ」
特に興味も示さずスッとセイランは行ってしまった。
鋼「何なんだアイツ……」
セイランに嫌悪感を少し抱いたゼフェルであった。
チャ「お、ゼフェル様やないですかー!お久しぶりですー!」
陽気に謎の商人ことチャーリーがゼフェルに話しかける。
鋼「なんか良いもんあるか?」
チャ「んー、じゃ、これなんかどうですか!」
そう言うと、チャーリーは大きなダンボール箱を出した。
鋼「何だこれ?」
ゼフェルがそう尋ねるとチャーリーはこう返した。
チャ「わかりませんねん。なんか届いてましてね、多分、組み立てる系の何かですわー」
鋼「ふーん、組み立てるか……」
少し考えた後、ゼフェルはこう言った。
鋼「よし、んじゃそれもらってくぜ」
チャ「まいどありー!」
商人さんの声が公園に響いた。
[水平線]
鋼「よし、組み立てるか」
一旦私邸へ帰って中身を見てみたゼフェルだが、大きさ的に部屋の中では作れないと悟り、森の湖に持って来たのだ。
鋼「へえ、意外と丈夫だな」
スルスルと組み立てていく。だがやはり何なのかわからない。すると
セ「何を作ってるんですか?」
セイランが森の泉にやって来た。
鋼「なんだ、またお前かよ」
セ「アンジェのほうが良かったですか?それともレイチェル?」
鋼「そういうことじゃねーよ!」
セイランの冗談に思わずツッコミを入れるゼフェル。
鋼「……俺も何を作ってるかわかんねーんだよ、何なんだろーな、これ」
セ「そうですか……確かに、何なんでしょうね、これ」
鋼「……おめー、手伝うわけではねーんだな」
セ「だって、僕がやる意味もわかりません。それとも、手伝ってほしいのなら、お願いするのが普通だと思いますよ」
鋼「ったくよー……自分でやるから、あっちで待ってろ」
バリバリの正論を言われた後も、何を作っているかわからぬまま時は過ぎ、とうとう完成した。
鋼「………これ、ジュリアスの馬小屋じゃねーか!!!」
そう、先日、ジュリアスが飼っている馬が脱走し、その際に馬小屋が壊れたため、新しいものを買ったのだ。それが何かの手違いで商人さんの元にいってしまったのだろう。
セ「ま、良いんじゃないですか。別に何も減ったものじゃないでしょう」
鋼「ったくよー何でだよ……俺の半日どうしてくれんだよ!」
バンッと馬小屋を叩くゼフェル。が、馬小屋は全くと言って良いほどダメージを受けていない。
セ「ほら、とても丈夫で良い馬小屋ができたじゃないですか。これもあなたの器用さの結晶でしょう」
鋼「……ま、確かにそうだな……終わっちまったもんはしょうがない!おいセイラン、今夜、酒たんまり飲もうぜ!」
ニヤつくゼフェルを横目にセイランは言う。
セ「ゼフェル様、20才未満の飲酒は違法ですよ」
セイランのど正論がゼフェルにダメージを与える。が、その日、ゼフェルとセイランの親密度は少し上がっていた。
鋼「よお」
この日、公園でセイランとゼフェルは偶然出会った。
セ「何か用事ですか?」
鋼「商人の店に良いもん売ってねーか見に行くんだよ」
セ「なるほど、じゃ」
特に興味も示さずスッとセイランは行ってしまった。
鋼「何なんだアイツ……」
セイランに嫌悪感を少し抱いたゼフェルであった。
チャ「お、ゼフェル様やないですかー!お久しぶりですー!」
陽気に謎の商人ことチャーリーがゼフェルに話しかける。
鋼「なんか良いもんあるか?」
チャ「んー、じゃ、これなんかどうですか!」
そう言うと、チャーリーは大きなダンボール箱を出した。
鋼「何だこれ?」
ゼフェルがそう尋ねるとチャーリーはこう返した。
チャ「わかりませんねん。なんか届いてましてね、多分、組み立てる系の何かですわー」
鋼「ふーん、組み立てるか……」
少し考えた後、ゼフェルはこう言った。
鋼「よし、んじゃそれもらってくぜ」
チャ「まいどありー!」
商人さんの声が公園に響いた。
[水平線]
鋼「よし、組み立てるか」
一旦私邸へ帰って中身を見てみたゼフェルだが、大きさ的に部屋の中では作れないと悟り、森の湖に持って来たのだ。
鋼「へえ、意外と丈夫だな」
スルスルと組み立てていく。だがやはり何なのかわからない。すると
セ「何を作ってるんですか?」
セイランが森の泉にやって来た。
鋼「なんだ、またお前かよ」
セ「アンジェのほうが良かったですか?それともレイチェル?」
鋼「そういうことじゃねーよ!」
セイランの冗談に思わずツッコミを入れるゼフェル。
鋼「……俺も何を作ってるかわかんねーんだよ、何なんだろーな、これ」
セ「そうですか……確かに、何なんでしょうね、これ」
鋼「……おめー、手伝うわけではねーんだな」
セ「だって、僕がやる意味もわかりません。それとも、手伝ってほしいのなら、お願いするのが普通だと思いますよ」
鋼「ったくよー……自分でやるから、あっちで待ってろ」
バリバリの正論を言われた後も、何を作っているかわからぬまま時は過ぎ、とうとう完成した。
鋼「………これ、ジュリアスの馬小屋じゃねーか!!!」
そう、先日、ジュリアスが飼っている馬が脱走し、その際に馬小屋が壊れたため、新しいものを買ったのだ。それが何かの手違いで商人さんの元にいってしまったのだろう。
セ「ま、良いんじゃないですか。別に何も減ったものじゃないでしょう」
鋼「ったくよー何でだよ……俺の半日どうしてくれんだよ!」
バンッと馬小屋を叩くゼフェル。が、馬小屋は全くと言って良いほどダメージを受けていない。
セ「ほら、とても丈夫で良い馬小屋ができたじゃないですか。これもあなたの器用さの結晶でしょう」
鋼「……ま、確かにそうだな……終わっちまったもんはしょうがない!おいセイラン、今夜、酒たんまり飲もうぜ!」
ニヤつくゼフェルを横目にセイランは言う。
セ「ゼフェル様、20才未満の飲酒は違法ですよ」
セイランのど正論がゼフェルにダメージを与える。が、その日、ゼフェルとセイランの親密度は少し上がっていた。