二次創作
アンジェリーク 二次創作
この日、ゼフェルはマルセルの部屋にスプリンクラーを届けに来た。
緑「種取ってくるから待っててね!」
鋼「おう」
少しすると、マルセルが少しはしゃぎながらゼフェルに
緑「ゼフェルー!見て見てー!」
と、ほこりが被った手紙を見せてきた。
鋼「何だこれ?」
ゼフェルがほこりはらう。すると「カティスへ」という文字が見えた。
緑「あ、カティス様宛のお手紙だったんだ!」
カティスというのはマルセルが守護聖になる前の前任の緑の守護聖である。
鋼「カティス宛か……誰が書いたんだ?ちょっと開けてみよーぜ」
緑「だ、ダメだよ!」
即座にマルセルが奪い取る。すると
地「マルセルー、お茶っ葉もらいに来ましたー」
と、ルヴァがやって来た。
鋼「ん、おっさんか」
地「あー、ゼフェルもいたんですねー……何かあったんですか?」
何となく何かを察知したルヴァが聞く。
緑「実は、これ……」
マルセルはルヴァに手紙を差し出した。すると
地「……なぜそれを…!?」
と、ルヴァが青ざめ焦り出す。
鋼「何だよ?なんか怪しいもんでも入ってんのか?」
ゼフェルはルヴァの焦りように興味を持ったようだ。
地「うーん……これはですね……」
鋼「何なんだよ、人には見せられないもんなのか?」
地「えーと……」
コホン、と咳払いしルヴァはこう言った。
地「ラブレターなんですよ……これ……」
鋼 緑「!?」
ゼフェルとマルセルは想像してはいけないことを想像した。ルヴァとカティスが微笑みあい、デートするところを……
鋼「……おっさん、そういう趣味だったんか……」
若干引き気味でゼフェルは言う。
緑「……ぼ、僕は別に変って思ってませんよ!ルヴァ様!」
と、マルセルがフォローする。ルヴァは
地「あ、いや、私じゃないですよ!書いたの私じゃないですよ!」
と、必死で弁解する。
鋼「焦ったぜ……変な言い方すんじゃねーよ」
緑「ですよね……よ、良かった……」
地「わ、わかってもらえて良かったです……」
鋼「……で、それを書いたのは誰だよ?」
緑「確かに!僕、気になります!」
ゼフェルとマルセルがルヴァに詰め寄る。ルヴァは言うのをずいぶん躊躇ったが、結局白状した。
地「わ、わかりました……言います……これを書いたのは……」
鋼 緑「これを書いたのは?」
地「ディア、なんですよ……」
鋼「ディア!?」
緑「ディア様!?」
地「ええ、女王候補時代のね……」
ルヴァは壁に寄りかかり、ごめんなさいディア……と、ディアに謝った。
鋼「……でも、何で開いてねーんだ?この手紙」
緑「確かに……」
地「あー、これには理由がありましてね……」
ルヴァは続ける。
地「元々、私はディアに恋愛相談を受けていましてね、私は手紙を進めたのですよ、で、それを私がカティスにお酒を飲むついでとして渡していたのですよ」
カティスはお酒を集める、飲むのが趣味で、とても珍しいものもある。カティスのお酒は今もマルセルの執務室にあり、聖地ではカティスの酒蔵と呼ばれている。
地「それで、私はいつもお酒が回った後に渡していましてね……カティスはどこかへやってしまうんですよ」
緑「それで僕の種置き場に?」
地「ええ…全部回収したと思ったのですが……」
再びルヴァは壁に寄りかかりディアに謝る。
[水平線]
緑「ディア様……」
デ「あら、マルセル」
書斎にやって来たマルセルに、ディアは優しく微笑む。
デ「どうしました?」
緑「あの、これ……」
マルセルは花束をディアに渡した。
デ「まあ、これを私に?」
緑「はい、いつもディア様頑張ってるから……」
デ「ありがとうマルセル」
ディアは微笑む。
緑「それじゃあ僕、戻りますね!」
マルセルが戻った後、ディアは花瓶に花をいけた。すると、一つの手紙が。
デ「何でしょうかこれ……」
ディアは手紙を拾った瞬間、倒れたそうな。それからこの手紙を見たものはいない……
緑「種取ってくるから待っててね!」
鋼「おう」
少しすると、マルセルが少しはしゃぎながらゼフェルに
緑「ゼフェルー!見て見てー!」
と、ほこりが被った手紙を見せてきた。
鋼「何だこれ?」
ゼフェルがほこりはらう。すると「カティスへ」という文字が見えた。
緑「あ、カティス様宛のお手紙だったんだ!」
カティスというのはマルセルが守護聖になる前の前任の緑の守護聖である。
鋼「カティス宛か……誰が書いたんだ?ちょっと開けてみよーぜ」
緑「だ、ダメだよ!」
即座にマルセルが奪い取る。すると
地「マルセルー、お茶っ葉もらいに来ましたー」
と、ルヴァがやって来た。
鋼「ん、おっさんか」
地「あー、ゼフェルもいたんですねー……何かあったんですか?」
何となく何かを察知したルヴァが聞く。
緑「実は、これ……」
マルセルはルヴァに手紙を差し出した。すると
地「……なぜそれを…!?」
と、ルヴァが青ざめ焦り出す。
鋼「何だよ?なんか怪しいもんでも入ってんのか?」
ゼフェルはルヴァの焦りように興味を持ったようだ。
地「うーん……これはですね……」
鋼「何なんだよ、人には見せられないもんなのか?」
地「えーと……」
コホン、と咳払いしルヴァはこう言った。
地「ラブレターなんですよ……これ……」
鋼 緑「!?」
ゼフェルとマルセルは想像してはいけないことを想像した。ルヴァとカティスが微笑みあい、デートするところを……
鋼「……おっさん、そういう趣味だったんか……」
若干引き気味でゼフェルは言う。
緑「……ぼ、僕は別に変って思ってませんよ!ルヴァ様!」
と、マルセルがフォローする。ルヴァは
地「あ、いや、私じゃないですよ!書いたの私じゃないですよ!」
と、必死で弁解する。
鋼「焦ったぜ……変な言い方すんじゃねーよ」
緑「ですよね……よ、良かった……」
地「わ、わかってもらえて良かったです……」
鋼「……で、それを書いたのは誰だよ?」
緑「確かに!僕、気になります!」
ゼフェルとマルセルがルヴァに詰め寄る。ルヴァは言うのをずいぶん躊躇ったが、結局白状した。
地「わ、わかりました……言います……これを書いたのは……」
鋼 緑「これを書いたのは?」
地「ディア、なんですよ……」
鋼「ディア!?」
緑「ディア様!?」
地「ええ、女王候補時代のね……」
ルヴァは壁に寄りかかり、ごめんなさいディア……と、ディアに謝った。
鋼「……でも、何で開いてねーんだ?この手紙」
緑「確かに……」
地「あー、これには理由がありましてね……」
ルヴァは続ける。
地「元々、私はディアに恋愛相談を受けていましてね、私は手紙を進めたのですよ、で、それを私がカティスにお酒を飲むついでとして渡していたのですよ」
カティスはお酒を集める、飲むのが趣味で、とても珍しいものもある。カティスのお酒は今もマルセルの執務室にあり、聖地ではカティスの酒蔵と呼ばれている。
地「それで、私はいつもお酒が回った後に渡していましてね……カティスはどこかへやってしまうんですよ」
緑「それで僕の種置き場に?」
地「ええ…全部回収したと思ったのですが……」
再びルヴァは壁に寄りかかりディアに謝る。
[水平線]
緑「ディア様……」
デ「あら、マルセル」
書斎にやって来たマルセルに、ディアは優しく微笑む。
デ「どうしました?」
緑「あの、これ……」
マルセルは花束をディアに渡した。
デ「まあ、これを私に?」
緑「はい、いつもディア様頑張ってるから……」
デ「ありがとうマルセル」
ディアは微笑む。
緑「それじゃあ僕、戻りますね!」
マルセルが戻った後、ディアは花瓶に花をいけた。すると、一つの手紙が。
デ「何でしょうかこれ……」
ディアは手紙を拾った瞬間、倒れたそうな。それからこの手紙を見たものはいない……