僕と君は冷たい
〜15日目(西河翔吾目線)〜
眠い…昨日遅くまでゲームしてたから
あれって…夏目科…絵麻じゃん
後…川岸…愛菜と…?誰?あれ…
見たことない人だ…
しかも…男?これ…智樹が見たら嫉妬
するんじゃ…
「マジか…」
「智樹?」
「ん?」
やっぱり嫉妬してる…ヤバい…
「よし、教室行こ」
「え…でも…」
「いいから」
「えっ…ちょ…」
これで…後は誤解を解くだけ…だよな
〜教室〜
「なんだよ?」
「なんだよはこっちのセリフだよ」
なんで絵麻の隣に男がいるんだ?
しかも愛菜は…会ったことなさそうだった…
「心配だよな、愛菜もすごい顔…
してたもんな」
「うん…智樹もだろ?」
「そりゃ…しかも俺、嫉妬深いし…」
「ホームルーム始めるぞ」
「は〜い」
「キョウカラコノクラスノセイトニナル
アイザワカマタデス、ヨロシク
オネガイシマス」
「仲良くしてやってくれ」
「は〜い」
なんだろう…なんか…変…これって智樹も
気づいてるのかな?
「ぐぬぬぬ…」
「大丈夫?」
「なんでだよ!!」
「さっきの言葉読み取れた?」
「いや…俺にはkyoukarakonokurasunoseitoninaruaizawa
kamatadesu、yorosikuonegaisimasu」
「難」
僕とは少し違う…僕のより…
読み取りづらかった
「放課後ちょっと付き合って」
「は?」
〜放課後〜
「ちょっといい?」
「智樹?」
「ナンデスカ?コレカラエマトデート
ナンデス」
「お前何が目的だ?」
「は?」
「ナンノコトデスカ?」
「お前…絵麻に取り憑いてるだろ?」
「ナンデバレタンダ?」
「分かるよ…俺…だって絵麻好きだもん」
「言っちゃうの?!」
「絵麻の為に…」
「ジャア…エマノコトヲノミコムシカナイ」
「やめろ」
「あのさ…」
「ん?」
「絵麻、危ない!!」
「ん?智…キ」
「嘘だろ…」
「トモキ?コワガラナクテイインダヨ、
イツモノワタシダヨ?」
「く…」
「絵麻…」
「俺、行ってくる…死ぬかもだけど…」
「え?」
「駄目だろ」
「許してくれ…」
「おい!!智樹」
「智樹…」
「行っちゃった…」
「私が…気づけなかったから…私が…
あの時…分からなかったから…」
「そんなに自分を責める必要はないよ…」
「絵麻とそんな関係じゃない貴方に何が
わかるの?」
「わかんないよ…わかりたくない…それでも
僕は…僕は…君を…助けたい…」
「え?」
「だ…だから愛菜を助けたいって
言ってるんだよ…自分を責めたって過去には
戻れない…変わることはないんだ…だから…
ごめん…こんな僕が言う事じゃないよね…
ちょっと頭冷やしてくる…」
「ちょ…」
「ん?」
「あり…がとう」
「また明日…」
「また明日…」
愛菜が少し楽になってるような気がした…
〜15日目(川岸愛菜目線)〜
今日…聞かないと…
「絵…麻?」
「おはよう、愛菜」
「だ…誰?」
「忘れちゃったの?藍沢鎌田君だよ?」
「そ…そんな人わ…私知らない…」
「なんで?しってるはずだよ」
少しだけど…ほんの少しだけど…絵麻の声が…
聞きづらかった…
「なんか変だよ…今日の絵麻…あの藍沢鎌田
って言う人もいないしさ…」
「なにいってんの?だいじょうぶ?」
「ごめん…また後で」
「うん…どうした?」
今日も聞けなかった…
それより…絵麻…なんか今日おかしい…
もしかしておかしいの私だけ?
〜教室〜
絵麻…大丈夫かな?私のことを心配
してたけど、自分の心配もしてほしいよ…
しかも男だし…洗脳とかされてないかな?
あいつ、ここの学校の生徒か?それとも…
だとしたらヤバい…絵麻が大変なことに…
今は無事を祈るしか…方法は…いや…他にも…
いや…考えすぎかも…一旦冷静になろう…
そういえば翔吾たちもいたな…気づいたかな?
「ホームルーム始めるぞ」
「は〜い」
「きょうからこのくらすのせいとになる
あいざわかまたです、よろしく
おねがいします」
「仲良くしてやってくれ」
「は〜い」
まただ…なんか聞こえづらい…
智樹にも翔吾…にも言えてない…
二人共どうなんだろう…
でももし違ったらは?ってなるしな…
そしたら私が恥ずいし…どうしたらいいの?
あれ?絵麻からラインきた…
マナモードだからセーフ
まぁ一緒に帰るくらいなら…
その時に、話せないかな?昨日の話…
朝…藍沢ってやつのせいでできなかったし…
絵麻は気づいてないのかな?
まぁ自分じゃ気づけないか、こういうのは…
とりあえず、放課後にならないと意味ないな…
いや…話せるといいけど
〜放課後〜
「ごめん…一緒に帰ろうなんて…」
「大丈夫だよ…」
なんか気まずい…
「えっと…今日も…夕日…綺麗だね」
こんなこと話してどうするの?
勇気だせ、勇気!!
「そうだね…朝…ごめん…」
「いや…それより…大丈夫?」
「え?」
「いや…だって知らない人に絡まれてたし…」
「いや、それはごめんだけど、知ってる人…」
「え?どうしたの?」
「わかんなくなっちゃった…」
「え?」
「あのさ…」
「ん?」
「絵麻、危ない!!」
「ん?智…き」
聞こえづらい…
「嘘だろ…」
「ともき?こわがらなくていいんだよ、
いつものわたしだよ?」
「く…」
「絵麻…」
どういうこと?!
「俺、行ってくる…死ぬかもだけど…」
「え?」
どこに?
「駄目だろ」
「許してくれ…」
「おい!!智樹」
「智樹…」
何がどうなってるの?
もしかして…取り憑かれてたの…?
もしそうなら…私の…せいで…
「行っちゃった…」
「私が…気づけなかったから…私が…
あの時…分からなかったから…」
「そんなに自分を責める必要はないよ…」
「絵麻とそんな関係じゃない貴方に何が
わかるの?」
強く言っちゃった…
「わかんないよ…わかりたくない…それでも
僕は…僕は…君を…助けたい…」
「え?」
嘘…
「だ…だから愛菜を助けたいって
言ってるんだよ…自分を責めたって過去には
戻れない…変わることはないんだ…だから…
ごめん…こんな僕が言う事じゃないよね…
ちょっと頭冷やしてくる…」
「ちょ…」
お礼くらいは…
「ん?」
「あり…がとう」
「また明日…」
「また明日…」
なんか…気持ちが…楽になったかもしれない…
〜15日目(羽瀬川智樹目線)〜
今日も絵麻可愛いし、かっこいいな〜…
は?…は?!誰あいつ?絵麻の彼氏?絵麻に彼氏
いるの?!嘘だろ…でも数日前は片思い
なんじゃないの?!
しかも、いるなら報告してくれよ…
マジでムカつく、あの男誰?!ショック…!!
「マジか…」
「智樹?」
「ん?」
イライラする!!
「よし、教室行こ」
「え…でも…」
どうした?
「いいから」
「えっ…ちょ…」
〜教室〜
「なんだよ?」
「なんだよはこっちのセリフだよ」
は?あ〜愛菜のことか?
「心配だよな、愛菜もすごい顔…
してたもんな」
「うん…智樹もだろ?」
「そりゃ…しかも俺、嫉妬深いし…」
「ホームルーム始めるぞ」
「は〜い」
「kyoukarakonokurasunoseitoninaruaizawa
kamatadesu、yorosikuonegaisimasu」
「仲良くしてやってくれ」
「は〜い」
な…なんて?なんて言った?英語?みたいなので聞き取れなかったんだけど!?しかもなんで
あいつがここにいるんだよ!!
「ぐぬぬぬ…」
「大丈夫?」
「なんでだよ!!」
「さっきの言葉読み取れた?」
「いや…俺にはkyoukarakonokurasunoseitoninaruaizawa
kamatadesu、yorosikuonegaisimasu」
「難」
絶対読み取れてないだろw…ちょいと
気になることが…
「放課後ちょっと付き合って」
「は?」
〜放課後〜
「ちょっといい?」
「智樹?」
「nandesuka?korekaraematodeーtonandesu」
読み取りづらいから自分が言いたい事だけ
言うんだ
「お前何が目的だ?」
「は?」
「nannokotodesuka?」
わからなすぎる…
「お前…絵麻に取り憑いてるだろ?」
「nandebaretanda?」
なんとなくだよ?なんとなくだけど…
「分かるよ…俺…だって絵麻好きだもん」
「言っちゃうの?!」
「絵麻の為に…」
仕方ないよ…絵麻の為かも分からないけど…
こいつに分からせてあげないと…
「zyaa…emanokotowonomikomusikani」
なんかヤバい…気がする…
「やめろ」
「あのさ…」
「ん?」
「絵麻、危ない!!」
「ん?智…ki」
「嘘だろ…」
取り込まれちまった…
「tomoki?kowagaranaideiindayo、itumono
watasidayo?」
「く…」
「絵麻…」
愛菜と翔吾もいるし…行くか…
「俺、行ってくる…死ぬかもだけど…」
「え?」
「駄目だろ」
「許してくれ…」
俺は絵麻を助けたいんだ!!後は…頼んだよ…
〜絵麻の心の中??みたいなとこ〜
ここどこ?薄暗いし…不気味ではある…もし…
ここが絵麻に関係あるところなら…
そんなことを言うのは…よくないかも
しれない…そういえばあいつの名前
なんなんだ?
「わざわざ入ってきたのか?」
聞き取りづらくない…普通に聞こえる…
「やっとお前と会話ができる…そうだよ…
わざわざ入ってきたんだよ…」
「お前…すごい嫉妬してたから、
1番聞き取りづらくしたんだ」
「朝気づいてたのか?てか名前なんだ?」
「朝気づいてたよw、名前は藍沢鎌田だ」
「すげぇ名前…」
「そんなことより、お前絵麻のことが
好きなのか…」
「うん…それより質問に答えて欲しいんだ…」
「まぁいいだろう…その変わりにこっちの
質問にも答えてもらおうか」
「分かった…絵麻は?絵麻は…無事なのか?」
「外からみたらまぁ寝てるな」
「体育館裏で?」
「そうだ、ここは絵麻の心の中だ、命に
別状はない、大丈夫だ」
「そうなのか…じゃあまず俺から」
「どうぞ」
「なぜ、絵麻に取り憑いてるんだ?」
「そうだな…お前と同じで絵麻のことが
好きなんだ…教えてやる…絵麻と同じ保育園に通っていたんだ」
〜保育園〜
「今日からみんなと遊ぶ藍沢鎌田君だよ〜、
仲良くしてあげてね」
「は〜い」
「あいつなんか髪色が藍色で気持ち悪い」
「気持ち悪いなんて言っちゃ駄目だよ!!」
「ご…ごめん…」
「大丈夫?私、夏目科絵麻って言うの
よろしく!!私と初めての友達になって!!」
「いつからいるの?」
「結構前から…」
「初めて?」
「わ…私…怒ると怖いってことをみんな
知ってから…友達いなくなったんだ…」
「そうなんだ…ありがとう、自分の為に
怒ってくれて、自分も絵麻と友達になりたい」
「じゃあこれからずっっと友達ね」
「うん!!」
〜2年後の夜〜
く…車?!
「お母さん危ない!!」
「え?」
ドン!!
「鎌田?!鎌田!!」
〜現在に戻る〜
「自分は年長の時に死んだ…きっと成仏
できなかったみたいなんだ」
「そう…だったのか…」
「きっと幽霊で見ているだけじゃ
物足りなかったんだろう…暴走して
しまったんだろう…」
「そっか…そんな話されたら質問することは
何もないよ…」
「約束…してくれない?」
「いいよ?」
「自分が絵麻の近くにいたから…
近くにいたことを忘れてるか確認してくれ…後、自分のかわりに絵麻のことを幸せに
してくれ…」
「分かった…お前の思いは、俺が受け継ぐ」
「そういえば…名前は?」
「羽瀬川智樹」
「智樹…ありがとう」
〜外〜
「ん?智…樹?」
「絵麻?」
鎌田はちゃんと成仏できたのか…よかった…
「なんでここに?」
「絵麻と鎌田が会ってたから…」
「鎌田君知ってるの?!てか会ってるって…
なんのこと?」
「なんでもないよ…知ってるのは秘密」
「え〜なんでよ!!」
「絵麻…俺…お前のことが好きだ」
「それは…私のセリフだよ…」
「え?」
「私も智樹のことが好きだよ…」
「もう夜遅いけど…」
「愛菜たち帰ったね、きっと」
「そうだな…送ってくよ」
「ありがとう!!」
鎌田、お前のことは忘れないからな…
眠い…昨日遅くまでゲームしてたから
あれって…夏目科…絵麻じゃん
後…川岸…愛菜と…?誰?あれ…
見たことない人だ…
しかも…男?これ…智樹が見たら嫉妬
するんじゃ…
「マジか…」
「智樹?」
「ん?」
やっぱり嫉妬してる…ヤバい…
「よし、教室行こ」
「え…でも…」
「いいから」
「えっ…ちょ…」
これで…後は誤解を解くだけ…だよな
〜教室〜
「なんだよ?」
「なんだよはこっちのセリフだよ」
なんで絵麻の隣に男がいるんだ?
しかも愛菜は…会ったことなさそうだった…
「心配だよな、愛菜もすごい顔…
してたもんな」
「うん…智樹もだろ?」
「そりゃ…しかも俺、嫉妬深いし…」
「ホームルーム始めるぞ」
「は〜い」
「キョウカラコノクラスノセイトニナル
アイザワカマタデス、ヨロシク
オネガイシマス」
「仲良くしてやってくれ」
「は〜い」
なんだろう…なんか…変…これって智樹も
気づいてるのかな?
「ぐぬぬぬ…」
「大丈夫?」
「なんでだよ!!」
「さっきの言葉読み取れた?」
「いや…俺にはkyoukarakonokurasunoseitoninaruaizawa
kamatadesu、yorosikuonegaisimasu」
「難」
僕とは少し違う…僕のより…
読み取りづらかった
「放課後ちょっと付き合って」
「は?」
〜放課後〜
「ちょっといい?」
「智樹?」
「ナンデスカ?コレカラエマトデート
ナンデス」
「お前何が目的だ?」
「は?」
「ナンノコトデスカ?」
「お前…絵麻に取り憑いてるだろ?」
「ナンデバレタンダ?」
「分かるよ…俺…だって絵麻好きだもん」
「言っちゃうの?!」
「絵麻の為に…」
「ジャア…エマノコトヲノミコムシカナイ」
「やめろ」
「あのさ…」
「ん?」
「絵麻、危ない!!」
「ん?智…キ」
「嘘だろ…」
「トモキ?コワガラナクテイインダヨ、
イツモノワタシダヨ?」
「く…」
「絵麻…」
「俺、行ってくる…死ぬかもだけど…」
「え?」
「駄目だろ」
「許してくれ…」
「おい!!智樹」
「智樹…」
「行っちゃった…」
「私が…気づけなかったから…私が…
あの時…分からなかったから…」
「そんなに自分を責める必要はないよ…」
「絵麻とそんな関係じゃない貴方に何が
わかるの?」
「わかんないよ…わかりたくない…それでも
僕は…僕は…君を…助けたい…」
「え?」
「だ…だから愛菜を助けたいって
言ってるんだよ…自分を責めたって過去には
戻れない…変わることはないんだ…だから…
ごめん…こんな僕が言う事じゃないよね…
ちょっと頭冷やしてくる…」
「ちょ…」
「ん?」
「あり…がとう」
「また明日…」
「また明日…」
愛菜が少し楽になってるような気がした…
〜15日目(川岸愛菜目線)〜
今日…聞かないと…
「絵…麻?」
「おはよう、愛菜」
「だ…誰?」
「忘れちゃったの?藍沢鎌田君だよ?」
「そ…そんな人わ…私知らない…」
「なんで?しってるはずだよ」
少しだけど…ほんの少しだけど…絵麻の声が…
聞きづらかった…
「なんか変だよ…今日の絵麻…あの藍沢鎌田
って言う人もいないしさ…」
「なにいってんの?だいじょうぶ?」
「ごめん…また後で」
「うん…どうした?」
今日も聞けなかった…
それより…絵麻…なんか今日おかしい…
もしかしておかしいの私だけ?
〜教室〜
絵麻…大丈夫かな?私のことを心配
してたけど、自分の心配もしてほしいよ…
しかも男だし…洗脳とかされてないかな?
あいつ、ここの学校の生徒か?それとも…
だとしたらヤバい…絵麻が大変なことに…
今は無事を祈るしか…方法は…いや…他にも…
いや…考えすぎかも…一旦冷静になろう…
そういえば翔吾たちもいたな…気づいたかな?
「ホームルーム始めるぞ」
「は〜い」
「きょうからこのくらすのせいとになる
あいざわかまたです、よろしく
おねがいします」
「仲良くしてやってくれ」
「は〜い」
まただ…なんか聞こえづらい…
智樹にも翔吾…にも言えてない…
二人共どうなんだろう…
でももし違ったらは?ってなるしな…
そしたら私が恥ずいし…どうしたらいいの?
あれ?絵麻からラインきた…
マナモードだからセーフ
まぁ一緒に帰るくらいなら…
その時に、話せないかな?昨日の話…
朝…藍沢ってやつのせいでできなかったし…
絵麻は気づいてないのかな?
まぁ自分じゃ気づけないか、こういうのは…
とりあえず、放課後にならないと意味ないな…
いや…話せるといいけど
〜放課後〜
「ごめん…一緒に帰ろうなんて…」
「大丈夫だよ…」
なんか気まずい…
「えっと…今日も…夕日…綺麗だね」
こんなこと話してどうするの?
勇気だせ、勇気!!
「そうだね…朝…ごめん…」
「いや…それより…大丈夫?」
「え?」
「いや…だって知らない人に絡まれてたし…」
「いや、それはごめんだけど、知ってる人…」
「え?どうしたの?」
「わかんなくなっちゃった…」
「え?」
「あのさ…」
「ん?」
「絵麻、危ない!!」
「ん?智…き」
聞こえづらい…
「嘘だろ…」
「ともき?こわがらなくていいんだよ、
いつものわたしだよ?」
「く…」
「絵麻…」
どういうこと?!
「俺、行ってくる…死ぬかもだけど…」
「え?」
どこに?
「駄目だろ」
「許してくれ…」
「おい!!智樹」
「智樹…」
何がどうなってるの?
もしかして…取り憑かれてたの…?
もしそうなら…私の…せいで…
「行っちゃった…」
「私が…気づけなかったから…私が…
あの時…分からなかったから…」
「そんなに自分を責める必要はないよ…」
「絵麻とそんな関係じゃない貴方に何が
わかるの?」
強く言っちゃった…
「わかんないよ…わかりたくない…それでも
僕は…僕は…君を…助けたい…」
「え?」
嘘…
「だ…だから愛菜を助けたいって
言ってるんだよ…自分を責めたって過去には
戻れない…変わることはないんだ…だから…
ごめん…こんな僕が言う事じゃないよね…
ちょっと頭冷やしてくる…」
「ちょ…」
お礼くらいは…
「ん?」
「あり…がとう」
「また明日…」
「また明日…」
なんか…気持ちが…楽になったかもしれない…
〜15日目(羽瀬川智樹目線)〜
今日も絵麻可愛いし、かっこいいな〜…
は?…は?!誰あいつ?絵麻の彼氏?絵麻に彼氏
いるの?!嘘だろ…でも数日前は片思い
なんじゃないの?!
しかも、いるなら報告してくれよ…
マジでムカつく、あの男誰?!ショック…!!
「マジか…」
「智樹?」
「ん?」
イライラする!!
「よし、教室行こ」
「え…でも…」
どうした?
「いいから」
「えっ…ちょ…」
〜教室〜
「なんだよ?」
「なんだよはこっちのセリフだよ」
は?あ〜愛菜のことか?
「心配だよな、愛菜もすごい顔…
してたもんな」
「うん…智樹もだろ?」
「そりゃ…しかも俺、嫉妬深いし…」
「ホームルーム始めるぞ」
「は〜い」
「kyoukarakonokurasunoseitoninaruaizawa
kamatadesu、yorosikuonegaisimasu」
「仲良くしてやってくれ」
「は〜い」
な…なんて?なんて言った?英語?みたいなので聞き取れなかったんだけど!?しかもなんで
あいつがここにいるんだよ!!
「ぐぬぬぬ…」
「大丈夫?」
「なんでだよ!!」
「さっきの言葉読み取れた?」
「いや…俺にはkyoukarakonokurasunoseitoninaruaizawa
kamatadesu、yorosikuonegaisimasu」
「難」
絶対読み取れてないだろw…ちょいと
気になることが…
「放課後ちょっと付き合って」
「は?」
〜放課後〜
「ちょっといい?」
「智樹?」
「nandesuka?korekaraematodeーtonandesu」
読み取りづらいから自分が言いたい事だけ
言うんだ
「お前何が目的だ?」
「は?」
「nannokotodesuka?」
わからなすぎる…
「お前…絵麻に取り憑いてるだろ?」
「nandebaretanda?」
なんとなくだよ?なんとなくだけど…
「分かるよ…俺…だって絵麻好きだもん」
「言っちゃうの?!」
「絵麻の為に…」
仕方ないよ…絵麻の為かも分からないけど…
こいつに分からせてあげないと…
「zyaa…emanokotowonomikomusikani」
なんかヤバい…気がする…
「やめろ」
「あのさ…」
「ん?」
「絵麻、危ない!!」
「ん?智…ki」
「嘘だろ…」
取り込まれちまった…
「tomoki?kowagaranaideiindayo、itumono
watasidayo?」
「く…」
「絵麻…」
愛菜と翔吾もいるし…行くか…
「俺、行ってくる…死ぬかもだけど…」
「え?」
「駄目だろ」
「許してくれ…」
俺は絵麻を助けたいんだ!!後は…頼んだよ…
〜絵麻の心の中??みたいなとこ〜
ここどこ?薄暗いし…不気味ではある…もし…
ここが絵麻に関係あるところなら…
そんなことを言うのは…よくないかも
しれない…そういえばあいつの名前
なんなんだ?
「わざわざ入ってきたのか?」
聞き取りづらくない…普通に聞こえる…
「やっとお前と会話ができる…そうだよ…
わざわざ入ってきたんだよ…」
「お前…すごい嫉妬してたから、
1番聞き取りづらくしたんだ」
「朝気づいてたのか?てか名前なんだ?」
「朝気づいてたよw、名前は藍沢鎌田だ」
「すげぇ名前…」
「そんなことより、お前絵麻のことが
好きなのか…」
「うん…それより質問に答えて欲しいんだ…」
「まぁいいだろう…その変わりにこっちの
質問にも答えてもらおうか」
「分かった…絵麻は?絵麻は…無事なのか?」
「外からみたらまぁ寝てるな」
「体育館裏で?」
「そうだ、ここは絵麻の心の中だ、命に
別状はない、大丈夫だ」
「そうなのか…じゃあまず俺から」
「どうぞ」
「なぜ、絵麻に取り憑いてるんだ?」
「そうだな…お前と同じで絵麻のことが
好きなんだ…教えてやる…絵麻と同じ保育園に通っていたんだ」
〜保育園〜
「今日からみんなと遊ぶ藍沢鎌田君だよ〜、
仲良くしてあげてね」
「は〜い」
「あいつなんか髪色が藍色で気持ち悪い」
「気持ち悪いなんて言っちゃ駄目だよ!!」
「ご…ごめん…」
「大丈夫?私、夏目科絵麻って言うの
よろしく!!私と初めての友達になって!!」
「いつからいるの?」
「結構前から…」
「初めて?」
「わ…私…怒ると怖いってことをみんな
知ってから…友達いなくなったんだ…」
「そうなんだ…ありがとう、自分の為に
怒ってくれて、自分も絵麻と友達になりたい」
「じゃあこれからずっっと友達ね」
「うん!!」
〜2年後の夜〜
く…車?!
「お母さん危ない!!」
「え?」
ドン!!
「鎌田?!鎌田!!」
〜現在に戻る〜
「自分は年長の時に死んだ…きっと成仏
できなかったみたいなんだ」
「そう…だったのか…」
「きっと幽霊で見ているだけじゃ
物足りなかったんだろう…暴走して
しまったんだろう…」
「そっか…そんな話されたら質問することは
何もないよ…」
「約束…してくれない?」
「いいよ?」
「自分が絵麻の近くにいたから…
近くにいたことを忘れてるか確認してくれ…後、自分のかわりに絵麻のことを幸せに
してくれ…」
「分かった…お前の思いは、俺が受け継ぐ」
「そういえば…名前は?」
「羽瀬川智樹」
「智樹…ありがとう」
〜外〜
「ん?智…樹?」
「絵麻?」
鎌田はちゃんと成仏できたのか…よかった…
「なんでここに?」
「絵麻と鎌田が会ってたから…」
「鎌田君知ってるの?!てか会ってるって…
なんのこと?」
「なんでもないよ…知ってるのは秘密」
「え〜なんでよ!!」
「絵麻…俺…お前のことが好きだ」
「それは…私のセリフだよ…」
「え?」
「私も智樹のことが好きだよ…」
「もう夜遅いけど…」
「愛菜たち帰ったね、きっと」
「そうだな…送ってくよ」
「ありがとう!!」
鎌田、お前のことは忘れないからな…