ホシを求める旅路
ハーハー…フーッ…グスッ…グズッ…
[中央寄せ]”あの日”から、ずっと俺の情緒は不安定極まりない。
まるで、泥酔してる様に。まるで、飢えているように。
この世界じゃ英雄でも、社会にとっては不適合者としか認識してもらえないのだろう。
俺は殺人快楽者じゃない。何故、何故皆々そろって俺に「 英雄 」と言うのだ。
戦場の英雄は裏を返せば、ただの殺人鬼じゃないか。
こんな屑なことしかできない俺は、ゴミカスだ。[/中央寄せ]
アグサ「…いつか、また、きっと、死ねるときが来る。」
[中央寄せ]とっくの疾うに、夢幻から醒めたはず。
なのに、いつまでぼんやり、殺して、殺して、殺して殺して殺して!!生きてるんだ。
いつまでも、幼少時のトラウマと現状を見てる俺は…
未だに、[漢字]きょういくばんぐみ[/漢字][ふりがな]過去[/ふりがな]の中。[/中央寄せ]
アグサ「[漢字]生きたくない[/漢字][ふりがな]つらい[/ふりがな]…でも、、[漢字]死ねない[/漢字][ふりがな]こわい[/ふりがな]」
アグサ「もう…[漢字]踊るしかない[/漢字][ふりがな]殺すしかない[/ふりがな]っ……」
パッパラパ―!!!!!!
[中央寄せ]嗚呼、出撃の合図だ。俺らの現状を世に隠すための囮のように、明るく快活な音だった。
アイツの未練、願い。これら抱えて生きるのは、辛い。
でも、この未練と願いを抱えて自害するのは、それよりも怖いし辛い。
鬱々とした気持ちを背に抱え、弾除けにでもしてしまおう。そうすれば、少しもそのことを考えずに自分のことだけで精一杯な俺自身を、又は愚かな愚行を少しは忘れられるかもしれない。
こんな俺を、何も知らない人々は笑っているだろうか。いや、笑ってくれ。非情な笑いでもいい、歓喜の笑いでも言い、無様だと笑ってもいい。
もし、俺の現状を知っても、下手に同情しないで欲しい。我儘なのも分かっている。自己中なのも分かってる。
惨めになるんだ。俺は、俺を嫌いたくないんだ。[/中央寄せ]
アグサ「……か~ごめかごめ、か~ごのな~かのとぉ~りぃは~…」
アグサ「いぃついぃつで~や~る~…」
アグサ「よぉ~あぁけ~のばぁ~んに~…」
アグサ「つ~るとか~めがすぅ~べったぁ~…」
アグサ「うしろのしょ~めん…だぁ~ぁれ?」
[中央寄せ]上手くできない。上手くコントロールできない。上手く消去できない。
俺の未来が見えない。この先に待つ俺の死に様も、末路も視えてこない。否、
見ようとしてない。
嗚呼、何もしていないのに涙が出てきてしまう。
俺が一番の愚か者で、卑怯者で、悪人なのに。[/中央寄せ]
[中央寄せ]そうこうしてるうちにまた夜が明ける。
嘲笑うように神々しい朝日を背にして、俺は今日も民衆の[漢字]きょういくばんぐみ[/漢字][ふりがな]大英雄譚[/ふりがな]になるだろう。[/中央寄せ]
……
数年前 学校
わーーー!!キャッキャッ
「ねぇ今日うちで遊ぼ!」
[右寄せ]「なーここ教えて―」[/右寄せ]
「えー!!ちょっと男子ぃ!!」
アグサ「………」
(周りは、優れた子達ばっか…。僕なんか…僕なんか…)
……
もっと遡り、数週間前
アグサ「と、父さん…」
義父「うっせぇなぁ!!!!」
[中央寄せ]ドゴッドガッバギッ…[/中央寄せ]
アグサ「……」
(…また、父さんの…空気読めなかった……。)
(この世に生まれた生き物で…一番愚図で、間抜けで、無様なゴミカスだ…ッ)
……
[明朝体][斜体]レン「アグっ!」[/斜体][/明朝体]
[中央寄せ]俺が羨ましくて仕方がないアイツも、[/中央寄せ]
[斜体][明朝体]レン「俺を…殺してくれ」[/明朝体][/斜体]
[中央寄せ]独りで悩んで、俺に託した。それが未来へとつながる最善手だったかもしれない。[/中央寄せ]
[中央寄せ]所詮、幸せは一時の夢と希望であって未来永劫続くモノじゃない。
幻だ。[/中央寄せ]
[中央寄せ]最後まであがいてたって、行きつく先はみんな同じ。
ゴールが見えたってそれは通過点にしかならない。
本当にゴールがあるならば、アイツはこんな皮肉に歪んだ顔で旅立つはずがないんだ。[/中央寄せ]
アグサ「もう、死にたい…ッ」
[中央寄せ]生きたくない。辛い。でも、死ぬのに怖気付いてしまう自分が腹立たしい。
アイツは自分の意思で決めた。でも俺はどうだ?
人々が俺を囃し立てるのをただ茫然と見つめてるだけじゃないか。
[漢字]殺す[/漢字][ふりがな]踊る[/ふりがな]気力も好きな物も、音楽も、人も、今は何も見たくない。
見たら、きっと醜い人間だと言って、自分の首に刀を向けてしまうのだから。[/中央寄せ]
[中央寄せ]もっと、踊りたかった。もっと、笑いたかった。もっと…アイツ等と一緒に、幸せ感じてたかった。
でももう戻れない。一度傷ついた心は二度と元に戻らない。
そんなことを考えれば、また日が暮れてく。俺を照らす陽とは、またサヨナラだ。[/中央寄せ]
[中央寄せ]今日も、[漢字]きょういくばんぐみ[/漢字][ふりがな]俺の人生[/ふりがな]終わらない。
今日も、[漢字]きょういくばんぐみ[/漢字][ふりがな]醜い人生[/ふりがな]始まるよ。[/中央寄せ]
[中央寄せ]”あの日”から、ずっと俺の情緒は不安定極まりない。
まるで、泥酔してる様に。まるで、飢えているように。
この世界じゃ英雄でも、社会にとっては不適合者としか認識してもらえないのだろう。
俺は殺人快楽者じゃない。何故、何故皆々そろって俺に「 英雄 」と言うのだ。
戦場の英雄は裏を返せば、ただの殺人鬼じゃないか。
こんな屑なことしかできない俺は、ゴミカスだ。[/中央寄せ]
アグサ「…いつか、また、きっと、死ねるときが来る。」
[中央寄せ]とっくの疾うに、夢幻から醒めたはず。
なのに、いつまでぼんやり、殺して、殺して、殺して殺して殺して!!生きてるんだ。
いつまでも、幼少時のトラウマと現状を見てる俺は…
未だに、[漢字]きょういくばんぐみ[/漢字][ふりがな]過去[/ふりがな]の中。[/中央寄せ]
アグサ「[漢字]生きたくない[/漢字][ふりがな]つらい[/ふりがな]…でも、、[漢字]死ねない[/漢字][ふりがな]こわい[/ふりがな]」
アグサ「もう…[漢字]踊るしかない[/漢字][ふりがな]殺すしかない[/ふりがな]っ……」
パッパラパ―!!!!!!
[中央寄せ]嗚呼、出撃の合図だ。俺らの現状を世に隠すための囮のように、明るく快活な音だった。
アイツの未練、願い。これら抱えて生きるのは、辛い。
でも、この未練と願いを抱えて自害するのは、それよりも怖いし辛い。
鬱々とした気持ちを背に抱え、弾除けにでもしてしまおう。そうすれば、少しもそのことを考えずに自分のことだけで精一杯な俺自身を、又は愚かな愚行を少しは忘れられるかもしれない。
こんな俺を、何も知らない人々は笑っているだろうか。いや、笑ってくれ。非情な笑いでもいい、歓喜の笑いでも言い、無様だと笑ってもいい。
もし、俺の現状を知っても、下手に同情しないで欲しい。我儘なのも分かっている。自己中なのも分かってる。
惨めになるんだ。俺は、俺を嫌いたくないんだ。[/中央寄せ]
アグサ「……か~ごめかごめ、か~ごのな~かのとぉ~りぃは~…」
アグサ「いぃついぃつで~や~る~…」
アグサ「よぉ~あぁけ~のばぁ~んに~…」
アグサ「つ~るとか~めがすぅ~べったぁ~…」
アグサ「うしろのしょ~めん…だぁ~ぁれ?」
[中央寄せ]上手くできない。上手くコントロールできない。上手く消去できない。
俺の未来が見えない。この先に待つ俺の死に様も、末路も視えてこない。否、
見ようとしてない。
嗚呼、何もしていないのに涙が出てきてしまう。
俺が一番の愚か者で、卑怯者で、悪人なのに。[/中央寄せ]
[中央寄せ]そうこうしてるうちにまた夜が明ける。
嘲笑うように神々しい朝日を背にして、俺は今日も民衆の[漢字]きょういくばんぐみ[/漢字][ふりがな]大英雄譚[/ふりがな]になるだろう。[/中央寄せ]
……
数年前 学校
わーーー!!キャッキャッ
「ねぇ今日うちで遊ぼ!」
[右寄せ]「なーここ教えて―」[/右寄せ]
「えー!!ちょっと男子ぃ!!」
アグサ「………」
(周りは、優れた子達ばっか…。僕なんか…僕なんか…)
……
もっと遡り、数週間前
アグサ「と、父さん…」
義父「うっせぇなぁ!!!!」
[中央寄せ]ドゴッドガッバギッ…[/中央寄せ]
アグサ「……」
(…また、父さんの…空気読めなかった……。)
(この世に生まれた生き物で…一番愚図で、間抜けで、無様なゴミカスだ…ッ)
……
[明朝体][斜体]レン「アグっ!」[/斜体][/明朝体]
[中央寄せ]俺が羨ましくて仕方がないアイツも、[/中央寄せ]
[斜体][明朝体]レン「俺を…殺してくれ」[/明朝体][/斜体]
[中央寄せ]独りで悩んで、俺に託した。それが未来へとつながる最善手だったかもしれない。[/中央寄せ]
[中央寄せ]所詮、幸せは一時の夢と希望であって未来永劫続くモノじゃない。
幻だ。[/中央寄せ]
[中央寄せ]最後まであがいてたって、行きつく先はみんな同じ。
ゴールが見えたってそれは通過点にしかならない。
本当にゴールがあるならば、アイツはこんな皮肉に歪んだ顔で旅立つはずがないんだ。[/中央寄せ]
アグサ「もう、死にたい…ッ」
[中央寄せ]生きたくない。辛い。でも、死ぬのに怖気付いてしまう自分が腹立たしい。
アイツは自分の意思で決めた。でも俺はどうだ?
人々が俺を囃し立てるのをただ茫然と見つめてるだけじゃないか。
[漢字]殺す[/漢字][ふりがな]踊る[/ふりがな]気力も好きな物も、音楽も、人も、今は何も見たくない。
見たら、きっと醜い人間だと言って、自分の首に刀を向けてしまうのだから。[/中央寄せ]
[中央寄せ]もっと、踊りたかった。もっと、笑いたかった。もっと…アイツ等と一緒に、幸せ感じてたかった。
でももう戻れない。一度傷ついた心は二度と元に戻らない。
そんなことを考えれば、また日が暮れてく。俺を照らす陽とは、またサヨナラだ。[/中央寄せ]
[中央寄せ]今日も、[漢字]きょういくばんぐみ[/漢字][ふりがな]俺の人生[/ふりがな]終わらない。
今日も、[漢字]きょういくばんぐみ[/漢字][ふりがな]醜い人生[/ふりがな]始まるよ。[/中央寄せ]