ま た 、 二 人 揃 っ て 笑 い た い 。
神野side
「[漢字]死神[/漢字][ふりがな]デス・ヒューズ[/ふりがな]…?」
「そう、死神、ちゃんと名前で呼ぶなんて偉いじゃん、?(笑)」
全てを諦め、悟った顔、
その顔が、僕は、何百年も昔のあの頃から、大っ嫌いだ、
君が、その顔をしているのならなおさらだ、
「歩きながら、話そうよ、」
前を行く、君を走って追いかけた
[水平線]
[水平線]
[水平線]
付いた場所は屋上、
道中はただただ、他愛無い会話だった、
「好きな歌」だとか、「最近起こったこと」だとか、
でも、どうして屋上に、?
嫌な予感がする…
「ねぇ、神野、?僕ね、約束しちゃったんだ、」
「何を、?」
「神野を壊すって約束、」
「え、?」
壊す、?
殺すって事、???
「だけど、やっぱり、そんな事、できないのさ、」
「…」
「だから、最後まで死神らしくいようと思ってね、」
「どういう、こと、?」
「さようなら」
美紅が屋上のフェンスに腰をかける、
そしてそのまま__
[中央寄せ][太字]宙を舞った[/太字][/中央寄せ]
※ダブルクリック(2回タップ)してください