僕はどこにでもいるようなただの虐められてる学生だ。
まあ学校の民度も評価も最低だから仕方ないんだろうけどかなり辛い。

唯一の救いといえば同じクラスに良い友達が一人いる事だ。いつも僕を救ってくれる唯一の安らぎだ。

そして今日も学校へ着いたら何か騒がしくて様子が変だ。最も僕には関係ないとおもったが

「おい誰かが死んでいるぞ！」

という叫び声が聞こえた。そして同時にいつもなら居るはずの友達の姿も無かった。
嫌な予感とかそんなレベルじゃない不安と恐怖が僕を襲う。
そして恐る恐る人盛りの中心へ行くとよく知って唯一の救いだった友達が殺されていた。
そしてこれはあの僕を虐めてる奴等がとことん追い詰めるためにやった事だと理解した。
燃えるように熱い復讐心と凍えるように冷たい絶望感が込み上げてきた。

「お前等はもう許さない…この僕の何よりも大切な存在を奪い怒らせた事…この世に存在していた事…産まれてきた事…全て後悔させて地獄に落としてやる…」

僕は屑への復讐を誓った