私は今、何を思うか。【縺薙≠繧九sNOVELCAKEでの活動1周年記念】
#1
本文
本作品は、この小説の作者『[太字]縺薙≠繧九s[/太字]』がNOVELCAKEで活動を始めて[大文字][太字]一年[/太字][/大文字]になったことを記念した小説です。
ノンフィクションです。
[水平線]
ある日のこと。私はとある小説投稿サイトが閉鎖されたのを知った。
私はその小説投稿サイトをやってはいなかったが、何年も運営されていた小説投稿サイトなので、少々驚いた。まさかとは思った。新しい小説投稿サイトが増えるのは嬉しいが、小説投稿サイトが閉鎖する方スピードのほうが早いだろう。
私はとある小説投稿サイトで、小説を投稿している。少し会話が多い作品だった。普段は『青春』と言ったジャンルを投稿しており、毎日投稿をしていた。
コメントもそこそこだった。いつもコメントを送ってくれる人がおり、それが心の支えとなっていたこともあった。私はいろんな小説に匿名でコメントを送り、毎日を充実させていた。
私は、小説投稿を[太字]私の趣味[/太字]として、楽しんでいた。
元々とあるアプリで小説を書くのを好きだった私だが、その時はまだネットには公開をしていなかった。しかし、いっそのこと公開してしまおうと思い、ネットに公開をした。
だが、どこの小説投稿サイトに投稿しようか迷った。私の小説には、会話が多かったため、チャット型小説投稿サイトに投稿しようかなと思っていた。けれども場に合わなかったため、退会した。
いろんな小説サイトを見て、試して、ついに見つけたのは、とある小説投稿サイトだったのである。
一回2ヶ月程度でアカウントを削除したことがあったが、[太字][大文字]2023/01/02[/大文字][/太字]に、また新しく別名義で小説投稿を始めた。
だが、その別名義というのに悩んだ。削除したアカウントと同じ名前でもよかったが、前の名前では、青春な小説も投稿していたが、当時『二次創作』も投稿していた。
主にアニメのキャラクターを使用した学校パロディーで、二次創作の方がコメントをもらっていた。
オリジナル小説も何作か投稿していたのだが、コメントをもらったのは『[太字][大文字]生徒会長は裏アカを持っています。[/大文字][/太字]』だけだった。
その時、私はコメントをもらうことでモチベーションが上がったりしていた。このまま二次創作を書くことに専念してもいいのではないか?と思った。でも、私はこんなコメントをもらったことがあった。
それは、『生徒会長は裏アカを持っています。』の最終話に来た、こんなコメントだった。
[中央寄せ]『続き出してほしいです!!』[/中央寄せ]
私は、キャラクターを自分で考えて、自分で好きなようにストーリーを進めることが好きだった。二次創作は、元々キャラクターの設定が決まっていて、書きやすいというメリットもあったが、それは[太字]私が書きたかったものではなかった[/太字]。
じゃあどんな名前にすれば?名前などなんでもいいだろう。でも私は少し思ったのだ。[下線]特徴的な名前だったら[/下線]、少しは私のことを知ってもらうのでは?と。
最初は『顔文字』『絵文字』『とても難しい漢字にする』など考えたが、どれもボツにした。
『顔文字』は、もはやどう読めばいいかわからなくなる。
『絵文字』は、他の人のファンマークと被るのが嫌だった。
当時、ファンマやファンネ(ファンネーム)を考えて、発表することが流行っていた(現在でも)。そして、もう一つは、[下線]その絵文字でイメージは決まってしまう[/下線]のが嫌だった。
有名な活動者のファンというふうに思われたりするのを避けたかったためだ。
『とても難しい漢字にする』単純に読めないのもそうだが、難しい漢字で名前を考えるのも苦手だった。
そんな時だった。いろんなサイトのブログなどを読んでいた。とあるサイトに入ったら、なんとなぜか[太字][太字]文字化け[/太字][/太字]した。何故?と思ったこともあったが、その時、急にふと頭に思い浮かんだ。
[太字][大文字]名前を[大文字]文字化け[/大文字]にしてみよう[/大文字][/太字]と。
でもそれだと新規の人は、プロフィールを見ない限り読めないだろうと思った。少し躊躇ったが、他に文字化けの名前が当時いなかったことと、文字化けをテーマにして小説を書いてみようという小説のネタも思い浮かんだため、私は文字化けの名前にした。
できれば、文字化けの復元サイトで復元がしっかりとできる名前がいいだろうと思った。
とある文字化けの復元サイトで、いろいろと文字を打って、良いのを探していた。
私『「[大文字][漢字]縺薙≠繧九s[/漢字][ふりがな]こあるん[/ふりがな][/大文字]」って名前が復元しっかりとされるなぁ…。』
私は、なんか可愛い名前だなぁと自分で自分の名前を可愛いといろいろ馬鹿にしていたが、結局『[漢字]縺薙≠繧九s[/漢字][ふりがな]こあるん[/ふりがな]』にした。
だが途中で愛着が湧いた。『[漢字]縺薙≠繧九s[/漢字][ふりがな]こあるん[/ふりがな]』って他にいないし、もし片仮名の「コアルン」や平仮名の「こあるん」が出てきても、私は文字化けなので被らない!と思い始めた。
私が『縺薙≠繧九s』名義で最初に投稿した作品は、『[太字][大文字]文字化けシリーズ[/大文字][/太字]』
文字化けを使った『ミステリー』と『ホラー』が混ざった作品だ。主にミステリー要素が含まれている。オリジナル小説なので、書きやすかった。
次第に『[大文字]文字化けの人[/大文字]』と呼ばれるようになり、『縺薙≠繧九s』名義で投稿するのが楽しみになった。他にも私と仲が良い子が増えてきて、この熱情は絶頂にあった。そして、『縺薙≠繧九s』の代表作としてもあげられている作品ができたのは、この頃である。
[太字][大文字]2023/01/19[/大文字][/太字]、ローファンタジー小説、『[太字][大文字][大文字]何でも屋[/大文字][/大文字][/太字]』を投稿した。
この作品で、仲良くなった子が増えた。コメントも、『生徒会長は裏アカを持っています。』と同じ程度もらった。一言で言うと、この作品が私の作品の中で[下線]人気[/下線]だった。
一見、こんなどこにでもありそうなタイトルだろう。けどストーリーが良かったのか、キャラクターが良かったのか、『面白いです!』『続き待ってます!』『無理しないでください!』などのコメントをもらった。
つまり、これは私の一つの始まりだった。「オリジナル小説」というものが、私を[下線]夢中[/下線]にさせてくれた。
だが、オリジナル小説に夢中になったためか、「二次創作」を書くことが[下線]苦手[/下線]になった。
言い換えると、書かなくなった。書けるが、書かなくなった。ごく稀に書くだけだった。
書こうと持ったら書ける。「書け」と言われても書ける。「書いてください」と言われても書ける。
だが、私は自分自身の意志で二次創作を書くことはほぼ無くなった。
オリジナル小説よりも下手になってしまったのだ。私は逆に二次創作を書いてる人を尊敬した。
だが、3月頃にmタイトルを考えてストーリーを考えただけでボツにする頃があった。
『金持ちは庶民になりたい。』とか『実は推しが裏ではヤンキーだった。』とか、『アフターケア』とか、いろんなタイトルを思いついたのだが、結局ボツにした。これがスランプ状態だったのだろうか。
3月ごろに作成したストーリーは、5作以上あったのだが、
私が完結まで進めれたのは、オリジナルホラー小説の『[太字][大文字]死歿の歌[/大文字][/太字]』のみだった。
死歿の歌は、言葉を昔の言葉にしたりと色々大変だったが、無事完結することができた。
なお、続編を出そうかなとぼやいてた頃があったが、結局出していないという事実もある。
死歿の歌は、もはや不思議な小説にしたかったのである。不思議なまま、終わっている小説なんて、モヤモヤして変だろう。謎が解き明かされない小説。中途半端な終わり方だったかもしれないが、なんとか完結ができたことには、私も驚いた。
今後、恐らく続編が出ることはないだろう。
潮時か…?と思うほどだった。幸い、『何でも屋』は、まだこの頃投稿していた。丁度3期を投稿していた頃だった。
『何でも屋』の2期は26話程度もあったが、毎日投稿を当時していたこともあり、すらすらと終わった。
だが、4/18に、何でも屋の更新がストップした。次投稿したのは7/13だった。完結したいのだが、なかなか先が思いつかないことが原因で、不定期な投稿となっていた。
そして、全然小説を投稿しないというのも続いた。
新しい小説投稿サイトで、小説を投稿してみようと思ったとある春のこと。
私は、時々愛用していた小説投稿サイトの一覧が載っているサイトを開いた。いろいろと探していた時だった。とある小説投稿サイトを開いた。興味があったこともあった。
その小説投稿サイトの名前は、『 [大文字][太字][大文字][大文字]NOVEL CAKE[/大文字][/大文字][/太字][/大文字] 』だ。
[水平線]
私は、NOVEL CAKEというサイトを始めて開いた。
「へえ、こんなサイトもあるんだ。」と思い、いろいろとサイトを探索していた。ライト版…?と思いつつも、小説を読んだりしていた。
だが衝撃の事実に気づいた。
当時、[太字]NOVELCAKEライト版[/太字]には、[大文字][大文字]2作しか[/大文字][/大文字]投稿されていなかった。
そして色々と調べてみると、当時ライト版は正式稼働をして1ヶ月も経っていなかった頃で、ライト版がβ版(「カキステ」)だった時期に投稿されていた作品2作が正式稼働後にも作者さんの意向でそのまま残っていた。
つまり、正式稼働後に投稿された小説は[大文字][太字]ひとつもなかった頃[/太字][/大文字]だ。
せっかくだから投稿してみようかなと思い、私は別の小説投稿サイトで投稿していた『何でも屋』を投稿した。でもすぐに削除した。転載するだけじゃ、楽しくはないだろう。
私は、小説投稿を楽しいことにしたいと思っていた。そうだ、新作を投稿してみよう。
どんな小説を投稿しようか。タイトルを入力しようとしたところで、少し迷った。最近、異世界転生などの小説にハマっていた。他者の異世界ものの小説を読むのが好きだった。せっかくなら私も、異世界系のものを投稿しよう!ハイファンタジーかな。ローファンタジーかな。どうしようかな。
私の頭の中は、小説でいっぱいになった。その一方で、読んでくれるかなという気持ちもあった。
でも、読まれなくたっていい。閲覧数が増えなくてもいい。読んでくれた人には感謝するしかない。私は、楽しく小説を投稿できれば、それでいい。
私が書きたい小説を投稿しよう。
そう思って、私はとあるオリジナルファンタジー小説を[大文字][大文字][大文字][太字][下線]4/21[/下線][/太字][/大文字][/大文字][/大文字]に投稿した。
それは、異世界系ファンタジー小説『 [大文字][大文字][太字]異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。[/太字][/大文字][/大文字] 』だ。
「気づいてしまいました」と終わったように見えるが、実はまだ気づいていない一人の高校生の人間のストーリーが読める作品だ。当時は自信がなかったが、次第に閲覧数が増えていった。
そして、連載が続くようになった。私はスランプ状態から解放された気持ちになった。
私がメインでやっていた別の小説投稿サイトにも投稿しようと思ったのは、5月頃。私は、『異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。』の1話を、別の小説投稿サイトに投稿した。もちろんのこと、どこから転載したかというURLも貼った。それはNOVEL CAKEライト版のURLだ。
どうやら、私の小説を見ていたのだろうか。NOVEL CAKEライト版にたくさん別の小説投稿サイトのユーザーさんが、NOVELCAKEへと流れてきた。正直言ってびっくりした。
それは、どんどん広がっていった。とあるユーザーが『NOVELCAKE始めました!』みたいな報告を投稿したりして…。
最初は調べたら出てきたのかな?と思ったが、どうやら私の小説からのようで…。その別の小説投稿サイトとNOVELCAKEは、一見似ているところもあるが、利用規約は[下線]全くの別物[/下線]だったので、利用規約を読まない利用者が増え、規約違反をした人たちがたくさん増えた。
賑やかになったのはいいが、管理者様を困らせてしまったなぁと感じ、私は別の小説投稿サイトで『利用規約読んでね!』というのを投稿しておいた。これで利用規約を読んでくれる人が増えたらいいのだが…。少しでも力になれたら嬉しかった。
正直言って、自分の小説よりも、NOVELCAKEの利用規約を読んでほしいと感じたほどだった。
だが、ライト版が私の場に合うため、私はライト版での小説投稿を続けた。
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[中央寄せ][太字]『縺薙≠繧九sさんは、NOVELCAKEの登録版に登録はしないのですか?』[/太字][/中央寄せ]
そう言われたのは、別の小説投稿サイトでのコメントだった。
一瞬「?」となったが、後から私はNOVELCAKEに登録版があるのを知った。私の情報不足だった。私はそのコメントをもらって、すぐさま始めた。
ライト版で投稿している『異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。』は、第二章のクライマックスの時期だった。
私は十分ライト版だけでも満足していたのだが、ライト版だと途中で休憩したい時に、一回保存をすることができない。ライト版の小説を書いている時に休みたい時には別の小説投稿サイトにデータを移していることもあった。
でも、登録版もあるなんて…。私は目を輝かせた。早速登録版に登録をしてみた。実は登録版にも別の小説投稿サイトから流れてきている人が居て、それはとても急増した。
せっかく登録版にも登録したのだから、何か投稿しよう!そう思った。けれども、新作のネタがない。他の連載小説のネタしかない。今はライト版の方にも、連載小説があるし…、と考えたほどだった。
だが、何かしら投稿はしておきたい。登録版だから、保存はできるしゆっくりと投稿出来るから、いつかでいいやと思っていたのだが、それはただの嘘という形になった。
登録した日、[太字][大文字][大文字]2023/06/21[/大文字][/大文字][/太字]に、私は小説を投稿したのだ。
それは、ローファンタジー小説『 [太字][大文字][大文字]君達と僕は同じ人間でも、僕はまた別の意味で君達と違う人間でした。[/大文字][/大文字][/太字] 』だ。
一体どうやってネタが湧いてきたのか?
それは別の小説投稿サイトでの、所謂病みアピ投稿を見てだ。基本的に病みアピしているユーザーはミュートすることを心がけているのだが、病みアピは私のミュートする速度よりも、新規の病みアピが増える方がスピードは速い。
新着一覧に病みアピがまたあったので、ミュートしようと思ったその時。…全く、小説のネタというものは意外なところで見つかるようだ。どんな時に小説のネタが見つかるのかは予測不可能。こんな時に見つかるなんて、一体何が起こっているんだい?と思った。
人間は人間だが、病気、障害などなど…別の何かを持つ人や、別の考えを持つ人はたくさんいるはずだ。『君達と僕は同じ人間でも、僕はまた別の意味で君達と違う人間でした。』は、それをテーマとした。
病みアピは、小説には関係していない。
病みアピが書かれている小説なんて、病みアピをあまり好きとしない私に書けるものかと思う。
当時は『ランキング』機能や『いいね』機能があったこともある。だが、自作自演の『いいね』や『コメント』があったりして、現在廃止されている。
これは、当時廃止される前までいた人にしかわからない機能。特に『いいね』機能は、作者さんに気持ちを伝える手段として簡単なことだった。
ライト版にはなかったので、魅力的だとは思っていたが、自作自演がまさか出るとは思っていなかったほどだ。
少し残念だなと感じつつ、私はそのまま活動を続けた。
そして、だんだん春から夏になる頃。私はとある数字を見てしまったのだ。いや、見るしかなかったのだ。
私『閲覧数…、1005???』
ライト版で投稿をしていた『異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。』の閲覧数が1000以上になった頃だった。一瞬、目を疑ったが、何度サイトをリロードしても、数字は変わらない。これは夢か?と思う。
私は何度もスクリーンショットをした。残念ながら、1000ぴったりは見れなかったが、4桁という非常に大きい数字を見て、何でこんなものを私は背負っているんだろうと感じた。
それは私が獲得するべき数字ではないと思う事だ。『異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。』の他にも、たくさん私より上手な小説があるはずだ。これは、努力が認められたのか、なんなのか。
当時、私の小説以外に閲覧数が1000を超えた作品はなかった。…もはやそこまでいくとは思わなかった。投稿すると、私の小説を読んでくれる人が少なからずいる。まずはその幸せに感謝をし、今後も小説を投稿することに決めた。もちろん、NOVELCAKEでね。
単純に嬉しかった。でも閲覧数が全てではないし、閲覧数が多いだけで人気とは限らない。コメント数が多いだけで人気とは限らない。数が大きいほど人気とも限らない。そういうわけじゃない。違う。
閲覧数が多いのは、別の小説投稿サイトでいろいろと活動をしているからなんだろうか。いいや、ただ読まれているだけだ。私の名前が気になったのか、内容が気になったのか、嬉しかったがどういう気持ちで読んでくれているんだろうと疑問に残る。
コメント数が多い作品もあるだろう。私はあまりなかった。見てくれるだけで嬉しいので、あまり要求はしなかったが…。コメント数に関しては、いろいろと私には複雑な思いが今でもある。
NOVELCAKEで小説を投稿して気づいたことがある。まだまだ発見はあると。
他の方の小説を見ると、私の小説にはない、とても上手い表現がされていたり、展開が非常に面白かったり、勉強になったこともある。漢字の使い方、キャラクターの設定、作者さん独自の書き方、私の小説に取り入れたこともある。
私の頭の中で言っている。私が私を褒めている言葉が。
私はNOVELCAKE無しで小説投稿はできないと思った。
その考えが、後から[太字]私を苦しめるようになる[/太字]…
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[太字][大文字][大文字]9/19[/大文字][/大文字][/太字]のときだった。
この日は、[太字][大文字]私の誕生日[/大文字][/太字]だった。
別の小説投稿サイトでも、夏の時に『何でも屋』などを少し投稿していたこともあり、私は別の小説投稿サイトで、自分の誕生日という投稿をした。もともと前日に予告していた。
この頃、別の小説投稿サイトでは、ほぼコメントを貰わない時期が続いていたので、もはや忘れられていると思っていた。元々投稿をほぼしていなかったからだ。…だが、どうやら違ったようだ。
私『…え、何事?』
そう言葉にしてしまうぐらい、コメントが来ていた。私のアカウントで1日に来る量じゃなかった。
今まであんなにこなかったのに、何故…?と感じた。単に、一年に一度しかない他の人の誕生日を祝いたいだけなのか、私のことを忘れていなかっただけなのか。仲良くなりたいのか。
コメントの宛先には、知らない人もいれば、過去に仲良くしてくださっていた人がいた。もちろんのこと、今でもコメントを送ってたりはしているが、当時はあまり別の小説投稿サイトで浮上していなかったことがある。
嬉しかった。それはそうだ。コメントをもらうことは嬉しいことにつながる。しかし、そこで私は考えたのだ。
コメントがほぼこないNOVEL CAKEと、誕生日にはコメントがたくさん来た別の小説投稿サイト。どうだろうか。どちらを大切にしたいか。当時はNOVELCAKEばっかりだったが、別の小説投稿サイトで、書きたいと思うようになった。
別に投稿すればいいだろう。投稿したければそれでよかった。しかしそれでNOVELCAKEの投稿が減ったらどうなるだろうか。私が熱中している小説の連載が、『何でも屋』のように止まったらどうしようか。
私は今でも自分のペースで投稿していたが、もしNOVELCAKEに投稿する頻度が減ったら、どうしよう。何ヶ月も投稿しないとなると…。…自分の中では不安になった。不安しかなかったろう。
[中央寄せ]そして、私の中で決断した。[/中央寄せ]
私『………』
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1年長かったなぁ。
そう、私は口にする。別の小説投稿サイトでの1周年も早かったのだが、意外とNOVELCAKEでの1周年も早かったようだ。
私がNOVELCAKEを始めて1周年という記念日に何をしようと、2024年の1月の頃から考えていた。何をしようか…と心の中でつぶやいていた。何も思いつかないわけじゃないが、どういうのが良いんだろうという疑問を抱えていた。
一年という期間では、さまざまな光景を見たものだ。液晶画面に写っていたはずのことが。
私が見てきた光景では、小説投稿をするユーザーさんがころころ変わる光景。NOVELCAKEでも、別の小説投稿サイトでも見た。浮上していないと、いつのまにかあの人がいない、この人浮上してない。知っていたことだ。想定内だ。だが、この一年で本当に色々と変わったと思われる。
人もいろんな人に変わるし、たくさんのジャンルの小説が投稿されるし、いろいろだ。
これは私がまるでNOVELCAKEの古参のように言っているが、私はあえて否定しておこうか。私より前にNOVELCAKEを始めていた人は少なからずいる。だが、ずっと続けているのは私だけかもしれない。
NOVELCAKEと別の小説投稿サイトをメインとして使っているが、他の小説投稿サイトにも手を触れ始めた。大手の小説投稿サイトや、少し変わった小説投稿サイト…、いろいろある。
2023年で、新しく生まれた小説投稿サイトや、閉鎖してしまった小説投稿サイト…、時間が流れると共に、小説投稿サイトも変わっていく。人が変わったり、機能が進化したりと…。
それは、"あなたたちの小説も"そうではないか?
例えば書き方が変わったり、書けるジャンルが増えたり、いろんなキャラクターを生み出して登場させれるようになったり…、他にも沢山あるでしょう。
私もNOVELCAKEを始めて1年で大きく成長したと思いました。読む力、漢字、言葉の表現、キャラクターの設定、セリフ…。
そう、何ヶ月、何年かやっていれば、必ず成長はあるはずなんです。私はそう信じています。
成長もしましたが、私はリアルでも『小説』ということが頭の中に思い浮かぶようになりました。
トイレに座って休憩。…トイレが舞台の物語でも作ったらいいじゃないか?と、変なところで小説のネタができるものだ。私は次第に小説のネタを見つけるために、小さなことを探し始めた。
小さいことでいいんです。それが、頭の中に大きな幻想的な世界が広がるわけだ。私はファンタジー系をよく投稿するため、そういうことは考えやすい。あのキャラクターがこの魔法を使えばキャラ崩壊…なんちゃって。
リアルに小説が結びつく、これがまた面白い。小説というものは、いつもの日常にも繋がっていくわけだ。小説というものは、私の人生の一つであろう。
私の中では、[大文字][中央寄せ]小説=一つの楽しみ[/中央寄せ][/大文字] にすぎない。
私がこのサイトで活動している理由は、たった一つだ。
それは…
[大文字][太字][大文字][中央寄せ][下線]気軽に[/下線]、自分のペースで楽しく小説を投稿できるからだ。[/中央寄せ][/大文字][/太字][/大文字]
一年、本当に長かったです。私の小説を読んでくれた人、コメントをしてくれた人、元々別の小説投稿サイトでお世話になっている人、その他諸々、いろいろとありがとう…、と縺薙≠繧九sがどうやら心の中から言っているようだ。
[水平線]
以下、NOVELCAKEで生まれたオリジナル小説↓
[大文字][太字]異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。[/太字][/大文字]
ライト版記念すべき一作目です。現在では多くの閲覧数を獲得しています。
作者でも終わりが見えない異世界系ローファンタジー小説です。
[大文字][太字]君達と僕は同じ人間でも、僕はまた別の意味で君達と違う人間でした。[/太字][/大文字]
登録版記念すべき一作目です。ライト版で投稿している「異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。」と話が繋がっています。
今年(2024)で終わるかなぁと思う異世界系ローファンタジー小説です。
[大文字][太字]漆黒の大賢者様[/太字][/大文字]
小説なのかわからなくなります。
主人公ちゃんがはちゃめちゃな、異世界系ハイファンタジーコメディ小説です。
[太字][大文字]それで楽になれるのなら。[/大文字][/太字]
すぐに完結してしまった全2話の小説。
主に頭痛の病気をテーマにしたpg12青春小説です。
[太字][大文字]義母は、私と彼氏の結婚に反対のようです。[/大文字][/太字]
主人公たちの結婚までが読めます。
義母シリーズみたいな、恋愛小説です。
[太字][大文字]私は、傲慢な悪役令嬢なり。[/大文字][/太字]
異世界転生した主人公が、悪役令嬢になったあとの物語。
来年までは続ける予定の異世界転生系悪役令嬢ファンタジー小説です。
ありがとうございます。今年も頑張ります。
2024/04/21 縺薙≠繧九s
ノンフィクションです。
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ある日のこと。私はとある小説投稿サイトが閉鎖されたのを知った。
私はその小説投稿サイトをやってはいなかったが、何年も運営されていた小説投稿サイトなので、少々驚いた。まさかとは思った。新しい小説投稿サイトが増えるのは嬉しいが、小説投稿サイトが閉鎖する方スピードのほうが早いだろう。
私はとある小説投稿サイトで、小説を投稿している。少し会話が多い作品だった。普段は『青春』と言ったジャンルを投稿しており、毎日投稿をしていた。
コメントもそこそこだった。いつもコメントを送ってくれる人がおり、それが心の支えとなっていたこともあった。私はいろんな小説に匿名でコメントを送り、毎日を充実させていた。
私は、小説投稿を[太字]私の趣味[/太字]として、楽しんでいた。
元々とあるアプリで小説を書くのを好きだった私だが、その時はまだネットには公開をしていなかった。しかし、いっそのこと公開してしまおうと思い、ネットに公開をした。
だが、どこの小説投稿サイトに投稿しようか迷った。私の小説には、会話が多かったため、チャット型小説投稿サイトに投稿しようかなと思っていた。けれども場に合わなかったため、退会した。
いろんな小説サイトを見て、試して、ついに見つけたのは、とある小説投稿サイトだったのである。
一回2ヶ月程度でアカウントを削除したことがあったが、[太字][大文字]2023/01/02[/大文字][/太字]に、また新しく別名義で小説投稿を始めた。
だが、その別名義というのに悩んだ。削除したアカウントと同じ名前でもよかったが、前の名前では、青春な小説も投稿していたが、当時『二次創作』も投稿していた。
主にアニメのキャラクターを使用した学校パロディーで、二次創作の方がコメントをもらっていた。
オリジナル小説も何作か投稿していたのだが、コメントをもらったのは『[太字][大文字]生徒会長は裏アカを持っています。[/大文字][/太字]』だけだった。
その時、私はコメントをもらうことでモチベーションが上がったりしていた。このまま二次創作を書くことに専念してもいいのではないか?と思った。でも、私はこんなコメントをもらったことがあった。
それは、『生徒会長は裏アカを持っています。』の最終話に来た、こんなコメントだった。
[中央寄せ]『続き出してほしいです!!』[/中央寄せ]
私は、キャラクターを自分で考えて、自分で好きなようにストーリーを進めることが好きだった。二次創作は、元々キャラクターの設定が決まっていて、書きやすいというメリットもあったが、それは[太字]私が書きたかったものではなかった[/太字]。
じゃあどんな名前にすれば?名前などなんでもいいだろう。でも私は少し思ったのだ。[下線]特徴的な名前だったら[/下線]、少しは私のことを知ってもらうのでは?と。
最初は『顔文字』『絵文字』『とても難しい漢字にする』など考えたが、どれもボツにした。
『顔文字』は、もはやどう読めばいいかわからなくなる。
『絵文字』は、他の人のファンマークと被るのが嫌だった。
当時、ファンマやファンネ(ファンネーム)を考えて、発表することが流行っていた(現在でも)。そして、もう一つは、[下線]その絵文字でイメージは決まってしまう[/下線]のが嫌だった。
有名な活動者のファンというふうに思われたりするのを避けたかったためだ。
『とても難しい漢字にする』単純に読めないのもそうだが、難しい漢字で名前を考えるのも苦手だった。
そんな時だった。いろんなサイトのブログなどを読んでいた。とあるサイトに入ったら、なんとなぜか[太字][太字]文字化け[/太字][/太字]した。何故?と思ったこともあったが、その時、急にふと頭に思い浮かんだ。
[太字][大文字]名前を[大文字]文字化け[/大文字]にしてみよう[/大文字][/太字]と。
でもそれだと新規の人は、プロフィールを見ない限り読めないだろうと思った。少し躊躇ったが、他に文字化けの名前が当時いなかったことと、文字化けをテーマにして小説を書いてみようという小説のネタも思い浮かんだため、私は文字化けの名前にした。
できれば、文字化けの復元サイトで復元がしっかりとできる名前がいいだろうと思った。
とある文字化けの復元サイトで、いろいろと文字を打って、良いのを探していた。
私『「[大文字][漢字]縺薙≠繧九s[/漢字][ふりがな]こあるん[/ふりがな][/大文字]」って名前が復元しっかりとされるなぁ…。』
私は、なんか可愛い名前だなぁと自分で自分の名前を可愛いといろいろ馬鹿にしていたが、結局『[漢字]縺薙≠繧九s[/漢字][ふりがな]こあるん[/ふりがな]』にした。
だが途中で愛着が湧いた。『[漢字]縺薙≠繧九s[/漢字][ふりがな]こあるん[/ふりがな]』って他にいないし、もし片仮名の「コアルン」や平仮名の「こあるん」が出てきても、私は文字化けなので被らない!と思い始めた。
私が『縺薙≠繧九s』名義で最初に投稿した作品は、『[太字][大文字]文字化けシリーズ[/大文字][/太字]』
文字化けを使った『ミステリー』と『ホラー』が混ざった作品だ。主にミステリー要素が含まれている。オリジナル小説なので、書きやすかった。
次第に『[大文字]文字化けの人[/大文字]』と呼ばれるようになり、『縺薙≠繧九s』名義で投稿するのが楽しみになった。他にも私と仲が良い子が増えてきて、この熱情は絶頂にあった。そして、『縺薙≠繧九s』の代表作としてもあげられている作品ができたのは、この頃である。
[太字][大文字]2023/01/19[/大文字][/太字]、ローファンタジー小説、『[太字][大文字][大文字]何でも屋[/大文字][/大文字][/太字]』を投稿した。
この作品で、仲良くなった子が増えた。コメントも、『生徒会長は裏アカを持っています。』と同じ程度もらった。一言で言うと、この作品が私の作品の中で[下線]人気[/下線]だった。
一見、こんなどこにでもありそうなタイトルだろう。けどストーリーが良かったのか、キャラクターが良かったのか、『面白いです!』『続き待ってます!』『無理しないでください!』などのコメントをもらった。
つまり、これは私の一つの始まりだった。「オリジナル小説」というものが、私を[下線]夢中[/下線]にさせてくれた。
だが、オリジナル小説に夢中になったためか、「二次創作」を書くことが[下線]苦手[/下線]になった。
言い換えると、書かなくなった。書けるが、書かなくなった。ごく稀に書くだけだった。
書こうと持ったら書ける。「書け」と言われても書ける。「書いてください」と言われても書ける。
だが、私は自分自身の意志で二次創作を書くことはほぼ無くなった。
オリジナル小説よりも下手になってしまったのだ。私は逆に二次創作を書いてる人を尊敬した。
だが、3月頃にmタイトルを考えてストーリーを考えただけでボツにする頃があった。
『金持ちは庶民になりたい。』とか『実は推しが裏ではヤンキーだった。』とか、『アフターケア』とか、いろんなタイトルを思いついたのだが、結局ボツにした。これがスランプ状態だったのだろうか。
3月ごろに作成したストーリーは、5作以上あったのだが、
私が完結まで進めれたのは、オリジナルホラー小説の『[太字][大文字]死歿の歌[/大文字][/太字]』のみだった。
死歿の歌は、言葉を昔の言葉にしたりと色々大変だったが、無事完結することができた。
なお、続編を出そうかなとぼやいてた頃があったが、結局出していないという事実もある。
死歿の歌は、もはや不思議な小説にしたかったのである。不思議なまま、終わっている小説なんて、モヤモヤして変だろう。謎が解き明かされない小説。中途半端な終わり方だったかもしれないが、なんとか完結ができたことには、私も驚いた。
今後、恐らく続編が出ることはないだろう。
潮時か…?と思うほどだった。幸い、『何でも屋』は、まだこの頃投稿していた。丁度3期を投稿していた頃だった。
『何でも屋』の2期は26話程度もあったが、毎日投稿を当時していたこともあり、すらすらと終わった。
だが、4/18に、何でも屋の更新がストップした。次投稿したのは7/13だった。完結したいのだが、なかなか先が思いつかないことが原因で、不定期な投稿となっていた。
そして、全然小説を投稿しないというのも続いた。
新しい小説投稿サイトで、小説を投稿してみようと思ったとある春のこと。
私は、時々愛用していた小説投稿サイトの一覧が載っているサイトを開いた。いろいろと探していた時だった。とある小説投稿サイトを開いた。興味があったこともあった。
その小説投稿サイトの名前は、『 [大文字][太字][大文字][大文字]NOVEL CAKE[/大文字][/大文字][/太字][/大文字] 』だ。
[水平線]
私は、NOVEL CAKEというサイトを始めて開いた。
「へえ、こんなサイトもあるんだ。」と思い、いろいろとサイトを探索していた。ライト版…?と思いつつも、小説を読んだりしていた。
だが衝撃の事実に気づいた。
当時、[太字]NOVELCAKEライト版[/太字]には、[大文字][大文字]2作しか[/大文字][/大文字]投稿されていなかった。
そして色々と調べてみると、当時ライト版は正式稼働をして1ヶ月も経っていなかった頃で、ライト版がβ版(「カキステ」)だった時期に投稿されていた作品2作が正式稼働後にも作者さんの意向でそのまま残っていた。
つまり、正式稼働後に投稿された小説は[大文字][太字]ひとつもなかった頃[/太字][/大文字]だ。
せっかくだから投稿してみようかなと思い、私は別の小説投稿サイトで投稿していた『何でも屋』を投稿した。でもすぐに削除した。転載するだけじゃ、楽しくはないだろう。
私は、小説投稿を楽しいことにしたいと思っていた。そうだ、新作を投稿してみよう。
どんな小説を投稿しようか。タイトルを入力しようとしたところで、少し迷った。最近、異世界転生などの小説にハマっていた。他者の異世界ものの小説を読むのが好きだった。せっかくなら私も、異世界系のものを投稿しよう!ハイファンタジーかな。ローファンタジーかな。どうしようかな。
私の頭の中は、小説でいっぱいになった。その一方で、読んでくれるかなという気持ちもあった。
でも、読まれなくたっていい。閲覧数が増えなくてもいい。読んでくれた人には感謝するしかない。私は、楽しく小説を投稿できれば、それでいい。
私が書きたい小説を投稿しよう。
そう思って、私はとあるオリジナルファンタジー小説を[大文字][大文字][大文字][太字][下線]4/21[/下線][/太字][/大文字][/大文字][/大文字]に投稿した。
それは、異世界系ファンタジー小説『 [大文字][大文字][太字]異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。[/太字][/大文字][/大文字] 』だ。
「気づいてしまいました」と終わったように見えるが、実はまだ気づいていない一人の高校生の人間のストーリーが読める作品だ。当時は自信がなかったが、次第に閲覧数が増えていった。
そして、連載が続くようになった。私はスランプ状態から解放された気持ちになった。
私がメインでやっていた別の小説投稿サイトにも投稿しようと思ったのは、5月頃。私は、『異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。』の1話を、別の小説投稿サイトに投稿した。もちろんのこと、どこから転載したかというURLも貼った。それはNOVEL CAKEライト版のURLだ。
どうやら、私の小説を見ていたのだろうか。NOVEL CAKEライト版にたくさん別の小説投稿サイトのユーザーさんが、NOVELCAKEへと流れてきた。正直言ってびっくりした。
それは、どんどん広がっていった。とあるユーザーが『NOVELCAKE始めました!』みたいな報告を投稿したりして…。
最初は調べたら出てきたのかな?と思ったが、どうやら私の小説からのようで…。その別の小説投稿サイトとNOVELCAKEは、一見似ているところもあるが、利用規約は[下線]全くの別物[/下線]だったので、利用規約を読まない利用者が増え、規約違反をした人たちがたくさん増えた。
賑やかになったのはいいが、管理者様を困らせてしまったなぁと感じ、私は別の小説投稿サイトで『利用規約読んでね!』というのを投稿しておいた。これで利用規約を読んでくれる人が増えたらいいのだが…。少しでも力になれたら嬉しかった。
正直言って、自分の小説よりも、NOVELCAKEの利用規約を読んでほしいと感じたほどだった。
だが、ライト版が私の場に合うため、私はライト版での小説投稿を続けた。
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[中央寄せ][太字]『縺薙≠繧九sさんは、NOVELCAKEの登録版に登録はしないのですか?』[/太字][/中央寄せ]
そう言われたのは、別の小説投稿サイトでのコメントだった。
一瞬「?」となったが、後から私はNOVELCAKEに登録版があるのを知った。私の情報不足だった。私はそのコメントをもらって、すぐさま始めた。
ライト版で投稿している『異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。』は、第二章のクライマックスの時期だった。
私は十分ライト版だけでも満足していたのだが、ライト版だと途中で休憩したい時に、一回保存をすることができない。ライト版の小説を書いている時に休みたい時には別の小説投稿サイトにデータを移していることもあった。
でも、登録版もあるなんて…。私は目を輝かせた。早速登録版に登録をしてみた。実は登録版にも別の小説投稿サイトから流れてきている人が居て、それはとても急増した。
せっかく登録版にも登録したのだから、何か投稿しよう!そう思った。けれども、新作のネタがない。他の連載小説のネタしかない。今はライト版の方にも、連載小説があるし…、と考えたほどだった。
だが、何かしら投稿はしておきたい。登録版だから、保存はできるしゆっくりと投稿出来るから、いつかでいいやと思っていたのだが、それはただの嘘という形になった。
登録した日、[太字][大文字][大文字]2023/06/21[/大文字][/大文字][/太字]に、私は小説を投稿したのだ。
それは、ローファンタジー小説『 [太字][大文字][大文字]君達と僕は同じ人間でも、僕はまた別の意味で君達と違う人間でした。[/大文字][/大文字][/太字] 』だ。
一体どうやってネタが湧いてきたのか?
それは別の小説投稿サイトでの、所謂病みアピ投稿を見てだ。基本的に病みアピしているユーザーはミュートすることを心がけているのだが、病みアピは私のミュートする速度よりも、新規の病みアピが増える方がスピードは速い。
新着一覧に病みアピがまたあったので、ミュートしようと思ったその時。…全く、小説のネタというものは意外なところで見つかるようだ。どんな時に小説のネタが見つかるのかは予測不可能。こんな時に見つかるなんて、一体何が起こっているんだい?と思った。
人間は人間だが、病気、障害などなど…別の何かを持つ人や、別の考えを持つ人はたくさんいるはずだ。『君達と僕は同じ人間でも、僕はまた別の意味で君達と違う人間でした。』は、それをテーマとした。
病みアピは、小説には関係していない。
病みアピが書かれている小説なんて、病みアピをあまり好きとしない私に書けるものかと思う。
当時は『ランキング』機能や『いいね』機能があったこともある。だが、自作自演の『いいね』や『コメント』があったりして、現在廃止されている。
これは、当時廃止される前までいた人にしかわからない機能。特に『いいね』機能は、作者さんに気持ちを伝える手段として簡単なことだった。
ライト版にはなかったので、魅力的だとは思っていたが、自作自演がまさか出るとは思っていなかったほどだ。
少し残念だなと感じつつ、私はそのまま活動を続けた。
そして、だんだん春から夏になる頃。私はとある数字を見てしまったのだ。いや、見るしかなかったのだ。
私『閲覧数…、1005???』
ライト版で投稿をしていた『異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。』の閲覧数が1000以上になった頃だった。一瞬、目を疑ったが、何度サイトをリロードしても、数字は変わらない。これは夢か?と思う。
私は何度もスクリーンショットをした。残念ながら、1000ぴったりは見れなかったが、4桁という非常に大きい数字を見て、何でこんなものを私は背負っているんだろうと感じた。
それは私が獲得するべき数字ではないと思う事だ。『異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。』の他にも、たくさん私より上手な小説があるはずだ。これは、努力が認められたのか、なんなのか。
当時、私の小説以外に閲覧数が1000を超えた作品はなかった。…もはやそこまでいくとは思わなかった。投稿すると、私の小説を読んでくれる人が少なからずいる。まずはその幸せに感謝をし、今後も小説を投稿することに決めた。もちろん、NOVELCAKEでね。
単純に嬉しかった。でも閲覧数が全てではないし、閲覧数が多いだけで人気とは限らない。コメント数が多いだけで人気とは限らない。数が大きいほど人気とも限らない。そういうわけじゃない。違う。
閲覧数が多いのは、別の小説投稿サイトでいろいろと活動をしているからなんだろうか。いいや、ただ読まれているだけだ。私の名前が気になったのか、内容が気になったのか、嬉しかったがどういう気持ちで読んでくれているんだろうと疑問に残る。
コメント数が多い作品もあるだろう。私はあまりなかった。見てくれるだけで嬉しいので、あまり要求はしなかったが…。コメント数に関しては、いろいろと私には複雑な思いが今でもある。
NOVELCAKEで小説を投稿して気づいたことがある。まだまだ発見はあると。
他の方の小説を見ると、私の小説にはない、とても上手い表現がされていたり、展開が非常に面白かったり、勉強になったこともある。漢字の使い方、キャラクターの設定、作者さん独自の書き方、私の小説に取り入れたこともある。
私の頭の中で言っている。私が私を褒めている言葉が。
私はNOVELCAKE無しで小説投稿はできないと思った。
その考えが、後から[太字]私を苦しめるようになる[/太字]…
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[太字][大文字][大文字]9/19[/大文字][/大文字][/太字]のときだった。
この日は、[太字][大文字]私の誕生日[/大文字][/太字]だった。
別の小説投稿サイトでも、夏の時に『何でも屋』などを少し投稿していたこともあり、私は別の小説投稿サイトで、自分の誕生日という投稿をした。もともと前日に予告していた。
この頃、別の小説投稿サイトでは、ほぼコメントを貰わない時期が続いていたので、もはや忘れられていると思っていた。元々投稿をほぼしていなかったからだ。…だが、どうやら違ったようだ。
私『…え、何事?』
そう言葉にしてしまうぐらい、コメントが来ていた。私のアカウントで1日に来る量じゃなかった。
今まであんなにこなかったのに、何故…?と感じた。単に、一年に一度しかない他の人の誕生日を祝いたいだけなのか、私のことを忘れていなかっただけなのか。仲良くなりたいのか。
コメントの宛先には、知らない人もいれば、過去に仲良くしてくださっていた人がいた。もちろんのこと、今でもコメントを送ってたりはしているが、当時はあまり別の小説投稿サイトで浮上していなかったことがある。
嬉しかった。それはそうだ。コメントをもらうことは嬉しいことにつながる。しかし、そこで私は考えたのだ。
コメントがほぼこないNOVEL CAKEと、誕生日にはコメントがたくさん来た別の小説投稿サイト。どうだろうか。どちらを大切にしたいか。当時はNOVELCAKEばっかりだったが、別の小説投稿サイトで、書きたいと思うようになった。
別に投稿すればいいだろう。投稿したければそれでよかった。しかしそれでNOVELCAKEの投稿が減ったらどうなるだろうか。私が熱中している小説の連載が、『何でも屋』のように止まったらどうしようか。
私は今でも自分のペースで投稿していたが、もしNOVELCAKEに投稿する頻度が減ったら、どうしよう。何ヶ月も投稿しないとなると…。…自分の中では不安になった。不安しかなかったろう。
[中央寄せ]そして、私の中で決断した。[/中央寄せ]
私『………』
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1年長かったなぁ。
そう、私は口にする。別の小説投稿サイトでの1周年も早かったのだが、意外とNOVELCAKEでの1周年も早かったようだ。
私がNOVELCAKEを始めて1周年という記念日に何をしようと、2024年の1月の頃から考えていた。何をしようか…と心の中でつぶやいていた。何も思いつかないわけじゃないが、どういうのが良いんだろうという疑問を抱えていた。
一年という期間では、さまざまな光景を見たものだ。液晶画面に写っていたはずのことが。
私が見てきた光景では、小説投稿をするユーザーさんがころころ変わる光景。NOVELCAKEでも、別の小説投稿サイトでも見た。浮上していないと、いつのまにかあの人がいない、この人浮上してない。知っていたことだ。想定内だ。だが、この一年で本当に色々と変わったと思われる。
人もいろんな人に変わるし、たくさんのジャンルの小説が投稿されるし、いろいろだ。
これは私がまるでNOVELCAKEの古参のように言っているが、私はあえて否定しておこうか。私より前にNOVELCAKEを始めていた人は少なからずいる。だが、ずっと続けているのは私だけかもしれない。
NOVELCAKEと別の小説投稿サイトをメインとして使っているが、他の小説投稿サイトにも手を触れ始めた。大手の小説投稿サイトや、少し変わった小説投稿サイト…、いろいろある。
2023年で、新しく生まれた小説投稿サイトや、閉鎖してしまった小説投稿サイト…、時間が流れると共に、小説投稿サイトも変わっていく。人が変わったり、機能が進化したりと…。
それは、"あなたたちの小説も"そうではないか?
例えば書き方が変わったり、書けるジャンルが増えたり、いろんなキャラクターを生み出して登場させれるようになったり…、他にも沢山あるでしょう。
私もNOVELCAKEを始めて1年で大きく成長したと思いました。読む力、漢字、言葉の表現、キャラクターの設定、セリフ…。
そう、何ヶ月、何年かやっていれば、必ず成長はあるはずなんです。私はそう信じています。
成長もしましたが、私はリアルでも『小説』ということが頭の中に思い浮かぶようになりました。
トイレに座って休憩。…トイレが舞台の物語でも作ったらいいじゃないか?と、変なところで小説のネタができるものだ。私は次第に小説のネタを見つけるために、小さなことを探し始めた。
小さいことでいいんです。それが、頭の中に大きな幻想的な世界が広がるわけだ。私はファンタジー系をよく投稿するため、そういうことは考えやすい。あのキャラクターがこの魔法を使えばキャラ崩壊…なんちゃって。
リアルに小説が結びつく、これがまた面白い。小説というものは、いつもの日常にも繋がっていくわけだ。小説というものは、私の人生の一つであろう。
私の中では、[大文字][中央寄せ]小説=一つの楽しみ[/中央寄せ][/大文字] にすぎない。
私がこのサイトで活動している理由は、たった一つだ。
それは…
[大文字][太字][大文字][中央寄せ][下線]気軽に[/下線]、自分のペースで楽しく小説を投稿できるからだ。[/中央寄せ][/大文字][/太字][/大文字]
一年、本当に長かったです。私の小説を読んでくれた人、コメントをしてくれた人、元々別の小説投稿サイトでお世話になっている人、その他諸々、いろいろとありがとう…、と縺薙≠繧九sがどうやら心の中から言っているようだ。
[水平線]
以下、NOVELCAKEで生まれたオリジナル小説↓
[大文字][太字]異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。[/太字][/大文字]
ライト版記念すべき一作目です。現在では多くの閲覧数を獲得しています。
作者でも終わりが見えない異世界系ローファンタジー小説です。
[大文字][太字]君達と僕は同じ人間でも、僕はまた別の意味で君達と違う人間でした。[/太字][/大文字]
登録版記念すべき一作目です。ライト版で投稿している「異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。」と話が繋がっています。
今年(2024)で終わるかなぁと思う異世界系ローファンタジー小説です。
[大文字][太字]漆黒の大賢者様[/太字][/大文字]
小説なのかわからなくなります。
主人公ちゃんがはちゃめちゃな、異世界系ハイファンタジーコメディ小説です。
[太字][大文字]それで楽になれるのなら。[/大文字][/太字]
すぐに完結してしまった全2話の小説。
主に頭痛の病気をテーマにしたpg12青春小説です。
[太字][大文字]義母は、私と彼氏の結婚に反対のようです。[/大文字][/太字]
主人公たちの結婚までが読めます。
義母シリーズみたいな、恋愛小説です。
[太字][大文字]私は、傲慢な悪役令嬢なり。[/大文字][/太字]
異世界転生した主人公が、悪役令嬢になったあとの物語。
来年までは続ける予定の異世界転生系悪役令嬢ファンタジー小説です。
ありがとうございます。今年も頑張ります。
2024/04/21 縺薙≠繧九s
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