男子系女子のあざとさに困っています
「・・・。」
昼休み。私は大好きなクリームパンを食べ終わった後、じっとある人を見つめていた。
・・・そう、さっきの人だ。
そう言えば、名前聞いてなかったな、、。・・・待って、こんなことしてると変人と思われてちゃう、、!
一回目をそらし、見られているのがバレないように、またちらっと斜め前を見た。
少し長い短髪、整った顔。まるで女の子のようだ。・・・まあ、そうじゃないと思うけど。
周りは男子で囲まれ、楽しそうに笑いながら話をしていた彼が見えた。
・・・カッコ良いな、、。
横顔はいつにも増して爽やかだった。
「な〜に見てるの?」
「・・・!」
後ろから声が聞こえた。
「あ、なんだ。彩希かぁ〜、びっくりした。」
後ろから声を掛けて来た子は、私の親友の彩希だった。
「いや〜ね、今日の雛たんはいつもと違うような気がしてねぇ。特にお昼から。」
「・・・!」
「あ、図星だね?」
彩希はからかうように私の方を指差した。
「なんかあった?」
「う、いや、、その、、。」
私は戸惑った。しかし、もう予想は当てれられているので観念して私は正直に話した。
[水平線]
「へぇ〜、あ〜!朝倉さんのことね〜。」
「あ、朝倉?」
「うん、あの子の名前[漢字]朝倉凪[/漢字][ふりがな]あさくらなぎ[/ふりがな]って言うの。」
「・・・へっ、へぇ、、。」
「いや、もう私に言ってるんだから動揺しないでいいでしょ。」
[漢字]咄嗟[/漢字][ふりがな]とっさ[/ふりがな]に彩希からツッコミが入る。
すると、彩希は何か閃いたように手をぽんと叩いた。
「・・・で、朝倉[太字]くん[/太字]のこと好きになったの!?」
「うぅ、それは、、その、まだ、、」
「なーんだ、もう告っちゃえば良いのに。きっと雛ならすぐOKしてくれるって!」
「・・・っ、でも、、。」
私はもじもじした。その姿を見た彩希は言った。
「そっかそっかぁ、雛って結構恋愛に初なんだね、こう見えて。」
「うっ」
私の心めがけて棘が突き刺さったように感じた。
私が落ち込んでいると彩希がニヤニヤしながら行った。
「でも、雛が恋をするなんて意外だなぁ。いつもは恋をされる側だもんね〜。」
「・・・。」
私はぷくっと口を膨らませた。
「・・・何か悪い、、?」
「い〜や、反対だよ。むしろ嬉しい。だって、親友が好意を抱いているんだよ、嬉しくならない友達なんていなかろう。」
すると、間を空けて彩希が付け加えた。
「あと、良いなって。青春してる感あるな〜って思うから、さ。」
「・・・、彩希が親友で良かった。」
「・・・え?急にどした、雛、、?怖いんだけど、、。」
「んふふっ、何でもないっ、、!」
私は窓から見える青空を見上げ、一つ、息を吐いた。
昼休み。私は大好きなクリームパンを食べ終わった後、じっとある人を見つめていた。
・・・そう、さっきの人だ。
そう言えば、名前聞いてなかったな、、。・・・待って、こんなことしてると変人と思われてちゃう、、!
一回目をそらし、見られているのがバレないように、またちらっと斜め前を見た。
少し長い短髪、整った顔。まるで女の子のようだ。・・・まあ、そうじゃないと思うけど。
周りは男子で囲まれ、楽しそうに笑いながら話をしていた彼が見えた。
・・・カッコ良いな、、。
横顔はいつにも増して爽やかだった。
「な〜に見てるの?」
「・・・!」
後ろから声が聞こえた。
「あ、なんだ。彩希かぁ〜、びっくりした。」
後ろから声を掛けて来た子は、私の親友の彩希だった。
「いや〜ね、今日の雛たんはいつもと違うような気がしてねぇ。特にお昼から。」
「・・・!」
「あ、図星だね?」
彩希はからかうように私の方を指差した。
「なんかあった?」
「う、いや、、その、、。」
私は戸惑った。しかし、もう予想は当てれられているので観念して私は正直に話した。
[水平線]
「へぇ〜、あ〜!朝倉さんのことね〜。」
「あ、朝倉?」
「うん、あの子の名前[漢字]朝倉凪[/漢字][ふりがな]あさくらなぎ[/ふりがな]って言うの。」
「・・・へっ、へぇ、、。」
「いや、もう私に言ってるんだから動揺しないでいいでしょ。」
[漢字]咄嗟[/漢字][ふりがな]とっさ[/ふりがな]に彩希からツッコミが入る。
すると、彩希は何か閃いたように手をぽんと叩いた。
「・・・で、朝倉[太字]くん[/太字]のこと好きになったの!?」
「うぅ、それは、、その、まだ、、」
「なーんだ、もう告っちゃえば良いのに。きっと雛ならすぐOKしてくれるって!」
「・・・っ、でも、、。」
私はもじもじした。その姿を見た彩希は言った。
「そっかそっかぁ、雛って結構恋愛に初なんだね、こう見えて。」
「うっ」
私の心めがけて棘が突き刺さったように感じた。
私が落ち込んでいると彩希がニヤニヤしながら行った。
「でも、雛が恋をするなんて意外だなぁ。いつもは恋をされる側だもんね〜。」
「・・・。」
私はぷくっと口を膨らませた。
「・・・何か悪い、、?」
「い〜や、反対だよ。むしろ嬉しい。だって、親友が好意を抱いているんだよ、嬉しくならない友達なんていなかろう。」
すると、間を空けて彩希が付け加えた。
「あと、良いなって。青春してる感あるな〜って思うから、さ。」
「・・・、彩希が親友で良かった。」
「・・・え?急にどした、雛、、?怖いんだけど、、。」
「んふふっ、何でもないっ、、!」
私は窓から見える青空を見上げ、一つ、息を吐いた。
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