もしもが許された世界なら
#1
もしもお金持ちになれるなら
もしも子供に戻れるなら
もしも
もしも
『もしも芥川と敵同士ではなく仲間だったら』
ピピピ
アラームの音が鳴る時刻は朝五時
アラームを止めて少しタイムラグがあり起き上がる。同居人はもう職場に行ったのか何処にも見当たらなかった。
何時もの仕事着を着て職場、、、ポートマフィアに行く
業務を手際良くこなしそろそろ帰ろうかと廊下を出たらよく見覚えのあるシルエットが見えた
「あれ?龍ぅ〜」
ぎゅと抱きつく
「敦、邪魔だ」
、、、ツンデレめ
「酷い」
そんな風に巫山戯ていると
「手前達は仲が良いな」
と中也さんが来た
『‼︎中原/中也さん‼︎』
「そう言う中原さんも太宰さんと仲良いじゃないですか。」
「んなわけねぇだろ誰が青鯖と」
「何してるんだい?」
「だ」
「太宰さん!!」
、、、ホントこいつ太宰さん好きだよな
その時太宰さんと中也さんに仕事が来たのか黒服が二人に話をした後中也さんが「じゃあな」と言って二人とも行ってしまった。
「敦さん、芥川先輩任務です」
『!!』
僕達を呼んだのは樋口一葉ちゃん
僕達の後輩だ。
「内容は?」
「敵対組織の壊滅です。」
生々しい臭いがする。
今夜は青色の満月が僕達を照らしている。
、、、血に塗れた僕達を
「相変わらず容赦が無いなぁ龍は」
「敦もであろう」
「そう?」
「嗚呼」
そんな話をしながら部下達に後片付けを頼む
「、、、家に帰ろっかな」
「報告を済ましてからにしろ」
「流石に分かってるよ」
首は飛びたくないからね
「なら良い」
領頭(ボス)に報告を済ましてから家(と言ってもsafetyhouseなのだが)に帰る。
僕に報告を押し付けて早く帰ってきていた同居人はソファーに座り本を読んでいた。
「敦、おかえり」
「ただいま、龍」
何てもしもの話なのだけれども
紅い月の夜、赤黒く成った“其れ”を海へ投げ捨てる
「来世も会えるなら、その時は仲間同士で出会えれば良いな」
と自身の体を海へ投げ捨てた。
何処かで笑い声が聞こえた気がした。
もしも子供に戻れるなら
もしも
もしも
『もしも芥川と敵同士ではなく仲間だったら』
ピピピ
アラームの音が鳴る時刻は朝五時
アラームを止めて少しタイムラグがあり起き上がる。同居人はもう職場に行ったのか何処にも見当たらなかった。
何時もの仕事着を着て職場、、、ポートマフィアに行く
業務を手際良くこなしそろそろ帰ろうかと廊下を出たらよく見覚えのあるシルエットが見えた
「あれ?龍ぅ〜」
ぎゅと抱きつく
「敦、邪魔だ」
、、、ツンデレめ
「酷い」
そんな風に巫山戯ていると
「手前達は仲が良いな」
と中也さんが来た
『‼︎中原/中也さん‼︎』
「そう言う中原さんも太宰さんと仲良いじゃないですか。」
「んなわけねぇだろ誰が青鯖と」
「何してるんだい?」
「だ」
「太宰さん!!」
、、、ホントこいつ太宰さん好きだよな
その時太宰さんと中也さんに仕事が来たのか黒服が二人に話をした後中也さんが「じゃあな」と言って二人とも行ってしまった。
「敦さん、芥川先輩任務です」
『!!』
僕達を呼んだのは樋口一葉ちゃん
僕達の後輩だ。
「内容は?」
「敵対組織の壊滅です。」
生々しい臭いがする。
今夜は青色の満月が僕達を照らしている。
、、、血に塗れた僕達を
「相変わらず容赦が無いなぁ龍は」
「敦もであろう」
「そう?」
「嗚呼」
そんな話をしながら部下達に後片付けを頼む
「、、、家に帰ろっかな」
「報告を済ましてからにしろ」
「流石に分かってるよ」
首は飛びたくないからね
「なら良い」
領頭(ボス)に報告を済ましてから家(と言ってもsafetyhouseなのだが)に帰る。
僕に報告を押し付けて早く帰ってきていた同居人はソファーに座り本を読んでいた。
「敦、おかえり」
「ただいま、龍」
何てもしもの話なのだけれども
紅い月の夜、赤黒く成った“其れ”を海へ投げ捨てる
「来世も会えるなら、その時は仲間同士で出会えれば良いな」
と自身の体を海へ投げ捨てた。
何処かで笑い声が聞こえた気がした。
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