●●『…』
研磨「…」
月島「…」

・・・・

[太字][大文字]3人〘どういう状況…〙[/大文字][/太字]

遡ること数分前…

赤葦「あと少しでつくよ」
●●『うん』
●●『…木兎まだ寝てるけど』
赤葦「それは大丈夫、いつも
　　　　ついた瞬間起きるから」
木兎「ｽﾋﾟｰ…」
木葉「毎日練習試合三昧って
　　　　　　　言ってたよな〜」
猿杙「イコールあれだ」
猿杙「毎日木兎しょぼくれモード三昧だ」
古見「いやだっる!!!」
木葉「おい、猿」
木葉「そーゆーこと言うの
　　　　やめよーぜ、やる気失せる」
鷲尾「凄い私情だな」
尾長「まぁ、事実ですよね…」

[太字]ﾊﾞｯ!!!!!!!![/太字]

[太字][大文字]木兎「ついたっ!!!!」[/大文字][/太字]
●●『木兎ってテンション
　　　　　　　0か100しか無いの…』


ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

木兎「あっ!!居た!!!!」
木兎「黒尾ー!!!!!!」
黒尾「んだよ、相変わらずうっせぇ」
黒尾「…まさかだけど」
黒尾「またマネ増えたのかよ梟谷!!!」
木兎「はーはっはっはー!!!!」
木兎「負け犬…いや、負け猫?
　　　　　　　は黙っとれー!!!!」
黒尾「んだと!!!!」
黒尾「ねぇねぇ君さ、名前は?何年?」
●●『…』
●●〘音駒高校排球部
　　　　　　主将、クロオテツロウ〙
●●『…○○●●、2年です』
黒尾「そうか、○○か」
●●『●●で良いです』
黒尾「おっ、マジ?」
●●『…』
黒尾「でさ、●●に
　　　　　提案なんだけど」
黒尾「音駒に転校してマネやんない?」
●●〘なにそれ…〙
木兎「ハァ!!?ざけんな!!!!」
木兎「●●も[漢字]梟谷[/漢字][ふりがな]ウチ[/ふりがな]の
　　　　大事な仲間なんです〜!!!!」
黒尾「こんな大人しい子が自分で
　　　　入って来たとは思えないね!!!!」
黒尾「どーせお前が無理やり
　　　　　連れてきたんだろ!!!!」
木兎「ち、ちげーし!!!!」
木兎「てか、こんな変な
　　　　頭した主将やだろ!!!!」
黒尾「これは寝癖です〜!!!!」
黒尾「だったら、お前の
　　　　寝癖も大概だぞ〜w」
木兎「これはセットしてんの!!!!」
●●〘…なんでこんな時に
　　　　　　限って赤葦居ないの…〙
　　　　　　　　　　↑
　　　　　　　唯一頼れる奴=赤葦

[太字]ｽｽｽｽｽｽｽ…[/太字]

●●〘どこか、静かなとこに…〙
●●『…』
●●〘あそこ、誰も居ない〙

●●『!!』
研磨「!!」
月島「!!」
●●〘…音駒高校排球部
　　　　　　セッター、コズメケンマ〙
●●〘烏野高校排球部　
　　　　　　ミドルブロッカー
　　　　　　　　　ツキシマケイ…〙
●●〘なんで鉢合わせたんだろう…〙

そして、頭良くて、
冷静で、無気力で
また面倒事が嫌いな3人は…

●●『…』
研磨「…」
月島「…」

こうなりました☆

月島「…あの…」
月島「…なんでこんな
　　　　とこにいるんですか」
月島「皆さんあっちに居ますけど」
研磨「それは月島も
　　　　同じじゃないかな」
月島「まぁ、そうですね」
月島「一応、聞いてみただけですし」
●●『…ダル絡み…』
研磨〔梟谷のジャージ…
　　　　新しいマネージャーさんかな〕
●●『…孤爪さんと月島さんは』
研磨「同じ」
月島「僕もです」
研磨「梟谷の新しい
　　　　マネージャーさんだよね」
●●『…○○●●、2年…』
研磨「研磨で良いよ
　　　　　同い年だし」
月島「それなら僕は年下
　　　　なんで、月島で大丈夫です」
●●『…よろしく』
研磨「●●、よろしくね」
月島「○○さん　　
　　　　よろしくお願いします」　
●●『●●で良い』
月島「●●さんですか」
●●『うん』

今、この3人は会話をして思った…

[太字][大文字]3人〘あ、分かりあえる
　　　　　タイプの人間だ…〙[/大文字][/太字]

と…

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

練習終わり…

●●『最近流行ってるやつ』
研磨「うん」
研磨「ちょっと前から始めた」
月島「面白いですか」
研磨「ぼちぼち」
月島「●●さんは
　　　　　やらないんですか」
●●『ゲーム…
　　　　　　やったことない』
研磨「ヘッドホンもってるのに」
●●『周りに人居る
　　　　　　ときくらい
　　　　　　　しか使わない』

日向「研磨〜!!!月島〜!!!」
影山「おい待て日向ボゲェ!!!!!」
日向「って、梟谷の
　　　　ま、マネージャーさんっ!!!!!?」
影山「ち、ちわっす」
●●『…』
●●〘烏野高校排球部
　　　　　　ミドルブロッカー
　　　　　　　ヒナタショウヨウ〙
●●〘赤点取って遅刻できた　
　　　　　　　恐らく異例の参加
　　　　　　　　　メンバーの1人〙
●●〘でも、その身長とは
　　　　　　顔負けの圧倒的
　　　　　　運動神経と瞬発力…〙
●●〘けど、基礎の諸々が
　　　　　　　　中から中の下…〙
●●〘烏野高校排球部
　　　　　　セッター、カゲヤマトビオ〙
●●〘ヒナタショウヨウ
　　　　　　　　同様、赤点遅刻組〙
●●〘その圧倒的センスが
　　　　　　あるところは
　　　　　　バレーセンスの塊
　　　　　　といっても過言
　　　　　　ではないと思う〙
●●〘センスの塊といっても
　　　　　　　それだけじゃない〙
●●〘練習だって全く怠る
　　　　　　ことはないのだろう〙
●●〘現に、バレーのポジションの
　　　　　　中でそれなりの難易度が
　　　　　　あるセッターをしてるんだし〙
●●〘…天才…か…〙
日向「は、はじめまして!!!
　　　　　日向翔陽です!!!!」
影山「影山飛雄っす」
●●『○○●●』
日向「○○さん!!!」
●●『●●で良い』
日向「●●さん!!!」
影山「おなしゃす」

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

●●『…』
●●『…あ』
●●『赤葦』
赤葦「いつの間にか烏野の奴ら
　　　　とか孤爪とかと
　　　　仲良くなったんだな」
●●『全員話しかけて来ただけ』
●●『私は何もしてない』
赤葦「●●が俺ら以外と
　　　　話しただけで
　　　　　及第点じゃないかな」
[小文字][小文字][小文字]●●『…皆は“イイヒト”だと思うから…』[/小文字][/小文字][/小文字]
赤葦「?」
赤葦「なんか言った?」
●●『…』
●●『…別に…』
赤葦「あ」
赤葦「他校のマネージャーさん
　　　　　　　　　とも仲良くな」
赤葦「雀田さんと白福さんが
　　　　居るからと言って
　　　　迷惑をかけないこと」
●●『面倒事は起こさない』
赤葦「一応な、知ってるけど」