二次創作
梟谷のマネは今日も静寂。
凡才の私を庇い、天才の兄ちゃんが死んだ
最悪以外の何者でもない
実際、私だって声に
ならないくらい絶望した
やっと現実だと確信したときは
1人で泣いた
両親は毎日泣いていた
そりゃあそうだ
私みたいな凡才が残り
兄ちゃんみたいな天才が居なくなり
嘆き悲しむのは当たり前だ
それが、当たり前だと分かっている
私だから出来ることを考えた
それは、最低限両親に
迷惑をかけないこと
私が我慢をすれば、兄ちゃんが
死んでしまったことで嘆き悲しむ
ことに専念できる
それが、私に唯一できることだと思った
だから私は平然を装い
何があっても我慢した
両親はきっと私に見向きもしてくれない
なにを相談しても、気にしない
だから、なにも言わない
モブ1「○○さんって
気持ち悪いよね」
正直、私はこの○○という
苗字が嫌いだ
理由なんて、1つしか無い
私と兄ちゃんは似てなさすぎると
言われるほど真反対な
性格、容姿をしていた
そんな兄ちゃんと同じところが
あるとするなら、この真っ赤な瞳か
○○という苗字くらいだろう
それだ
凡才な私と天才な兄ちゃん
この○○という苗字を
私が使うにはおこがまし過ぎる
モブ2「噂で聞いたけど、正直
気持ち悪いよね〜」
モブ1「ねー」
こんなこと聞くのももう慣れた
私が我慢すれば
私が黙ってれば
全部全部全部、丸く収まる
全部全部…
ずっとそう思ってた
でも、両親のこんな言葉が聞こえた
●●〘…父さんと母さん
まだ起きてる…〙
父「翼が死んでもう1年も経つのか」
母「将来有望だったのにね」
父「まぁ、まだ●●が
居るじゃないか」
母「ん〜、そーだけど
あの子、何でもそつなく
こなす感じじゃない?
目立たずに」
母「現に、コンクールとか
部活とか何もしないし」
母「正直、いる意味あるのかな〜
みたいな?」
父「分かるw居ても居なくても
あんまり変わんないのなw」
[太字][大文字]パリーンッ!!!!!![/大文字][/太字]
なにか、壊れてはいけない
ものが壊れた気がした
両親のその言葉を聞いてから、
何もかもが嫌で、面倒くさくなった
我慢するのも、愛想笑いも
喜怒哀楽も、全部全部全部
嫌になって、疲れた
その日から、周りの声全てが
私を批判するノイズに
聞こえるようになった
朝から挨拶を交わす
クラスの人らの声も
ホームルームで話す先生の長い話も
休み時間、集まってグループに
なる陽キャ女子達の声も
休み時間に教室で騒ぎ立てる
男子達の声も
うるさくてうるさくてしょうがない
次第に、イイヒトとワルイヒトの
区別もつかなくなった
それなのに、私の耳は成長すると
ともに良くなっていった
それからだろう、私がヘッドホンを
つけるようになったのも
もうホントにうるさい…
…うるさい
うるさいうるさいうるさいうるさい
うるさいうるさいうるさいうるさい
うるさいうるさいうるさいうるさい
うるさいうるさいうるさいうるさい
うるさいうるさいうるさいうるさい
うるさいうるさいうるさいうるさい
うるさいうるさいうるさいうるさい
うるさいうるさいうるさいうるさい
うるさいうるさいうるさいうるさい
うるさいうるさいうるさいうるさい
うるさいうるさいうるさいうるさい
うるさいうるさいうるさいうるさい
うるさいうるさいうるさいうるさい!!!!!!!
[太字][大文字][大文字]うるさい!!!!!!!!!![/大文字][/大文字][/太字]
[小文字]…誰か…私のそばに居てよ…[/小文字]
最悪以外の何者でもない
実際、私だって声に
ならないくらい絶望した
やっと現実だと確信したときは
1人で泣いた
両親は毎日泣いていた
そりゃあそうだ
私みたいな凡才が残り
兄ちゃんみたいな天才が居なくなり
嘆き悲しむのは当たり前だ
それが、当たり前だと分かっている
私だから出来ることを考えた
それは、最低限両親に
迷惑をかけないこと
私が我慢をすれば、兄ちゃんが
死んでしまったことで嘆き悲しむ
ことに専念できる
それが、私に唯一できることだと思った
だから私は平然を装い
何があっても我慢した
両親はきっと私に見向きもしてくれない
なにを相談しても、気にしない
だから、なにも言わない
モブ1「○○さんって
気持ち悪いよね」
正直、私はこの○○という
苗字が嫌いだ
理由なんて、1つしか無い
私と兄ちゃんは似てなさすぎると
言われるほど真反対な
性格、容姿をしていた
そんな兄ちゃんと同じところが
あるとするなら、この真っ赤な瞳か
○○という苗字くらいだろう
それだ
凡才な私と天才な兄ちゃん
この○○という苗字を
私が使うにはおこがまし過ぎる
モブ2「噂で聞いたけど、正直
気持ち悪いよね〜」
モブ1「ねー」
こんなこと聞くのももう慣れた
私が我慢すれば
私が黙ってれば
全部全部全部、丸く収まる
全部全部…
ずっとそう思ってた
でも、両親のこんな言葉が聞こえた
●●〘…父さんと母さん
まだ起きてる…〙
父「翼が死んでもう1年も経つのか」
母「将来有望だったのにね」
父「まぁ、まだ●●が
居るじゃないか」
母「ん〜、そーだけど
あの子、何でもそつなく
こなす感じじゃない?
目立たずに」
母「現に、コンクールとか
部活とか何もしないし」
母「正直、いる意味あるのかな〜
みたいな?」
父「分かるw居ても居なくても
あんまり変わんないのなw」
[太字][大文字]パリーンッ!!!!!![/大文字][/太字]
なにか、壊れてはいけない
ものが壊れた気がした
両親のその言葉を聞いてから、
何もかもが嫌で、面倒くさくなった
我慢するのも、愛想笑いも
喜怒哀楽も、全部全部全部
嫌になって、疲れた
その日から、周りの声全てが
私を批判するノイズに
聞こえるようになった
朝から挨拶を交わす
クラスの人らの声も
ホームルームで話す先生の長い話も
休み時間、集まってグループに
なる陽キャ女子達の声も
休み時間に教室で騒ぎ立てる
男子達の声も
うるさくてうるさくてしょうがない
次第に、イイヒトとワルイヒトの
区別もつかなくなった
それなのに、私の耳は成長すると
ともに良くなっていった
それからだろう、私がヘッドホンを
つけるようになったのも
もうホントにうるさい…
…うるさい
うるさいうるさいうるさいうるさい
うるさいうるさいうるさいうるさい
うるさいうるさいうるさいうるさい
うるさいうるさいうるさいうるさい
うるさいうるさいうるさいうるさい
うるさいうるさいうるさいうるさい
うるさいうるさいうるさいうるさい
うるさいうるさいうるさいうるさい
うるさいうるさいうるさいうるさい
うるさいうるさいうるさいうるさい
うるさいうるさいうるさいうるさい
うるさいうるさいうるさいうるさい
うるさいうるさいうるさいうるさい!!!!!!!
[太字][大文字][大文字]うるさい!!!!!!!!!![/大文字][/大文字][/太字]
[小文字]…誰か…私のそばに居てよ…[/小文字]
このボタンは廃止予定です