梟谷のマネは今日も静寂。
[太字]ザワザワザワ…[/太字]
[小文字]モブ1「大丈夫かよあれ…」
モブ2「どー見ても大丈夫じゃねぇだろ…」
モブ3「え、轢かれたん?」
モブ4「ヤバいじゃん」
モブ5「あの人達友達かな…」
モブ6「キツイね…」[/小文字]
[太字][大文字][大文字]木兎、木葉「●●!!!!!!!!」[/大文字][/大文字][/太字]
●●『…』
木兎「●●!!!!大丈夫か!!!!!!?」
●●『…』
木兎「木葉…どーしよ…
…●●…喋んない…」
木兎「起きろよ!!!!●●!!!!!
なぁ!!!!!!!!」
木葉「ッッッ」
木葉「木兎!!!そのまま●●の事
見ててくれ!!!!!」
木葉「―――もしもし!!!!」
救急〚119番、火事ですか?救急ですか?〛
木葉「救急です!!!!!」
救急〚住所はどこですか?〛
木葉「野外なんで住所じゃ
ないんですけど!!!!」
木葉「梟谷学園高校の
近くにある交差点で!!!」
救急〚分かりました〛
救急〚では、連絡した理由を
教えてもらっても
よろしいでしょうか?〛
木葉「部活の帰りで偶然…
…だと思うんですけど」
木葉「一緒に居た奴が
押されて飛び出して」
木葉「そいつを助けた別の奴が
車に轢かれて!!!」
救急〚轢かれた際の外傷で分かる
ことはありますか?〛
木葉「多分、骨が折れてる
とかは無いんですけど!!!」
木葉「車とぶつかったとき、
頭を強打したみたいで血が…」
救急〚意識、脈はありますか?〛
木葉「…ちょっと待ってください!!!!」
木葉「木兎!!!1回どけ!!!!!」
木兎「お、おう…」
木葉「…」
木葉「…意識は分かんない
ですけど、脈はあります!!!!」
木葉「でも、だんだん
弱くなってます…」
救急〚おいくつの方ですか?〛
木葉「16か17です!!!!」
救急〚あなたと一緒に居た方の
お名前、電話番号を
教えてもらっても
よろしいでしょうか?〛
木葉「木葉秋紀、電話番号は―――」
木葉「木兎光太郎」
木葉「木兎!!!スマホ見せろ!!!!」
木兎「わ、分かった!!!!」
木兎「はい!!!」
木葉「…電話番号が―――」
木葉「あと赤葦京治」
木葉「!!」
赤葦「…」
木葉「…すんません、ショックで
喋れなさそうなんで
電話番号分かんないです」
救急〚分かりました〛
救急〚すぐに向かうので
その場で待機していてください〛
―――薄れゆく意識のなか
ずっと私に問いかける
木兎の声…
慌てて救急に連絡する
木葉の声…
頭部から出血したであろう
血液が赤黒く変色する…
そして聞こえる野次馬の声…
…うる…さい…
赤葦「ハッ…ハッ…ハッ…ハッ…ハッ…ハッ…」
木葉「おい赤葦!!!」
木葉「1回落ちつけ!!!!」
え…は…?
状況が飲み込めない…
意味が分からない…
俺は押された…
というか多分
誰かとぶつかって…
でも●●が俺を…
助けて…
…俺の…せいで…
…●●が…死ぬ…?
[大文字][太字]ピーポーピーポーピーポー[/太字][/大文字]
木葉「!!」
木葉「来た!!!」
木葉「…」
木葉「赤葦、ちょっと待ってろ」
[太字][大文字]タッタッタッタッタッ!!!!!![/大文字][/太字]
木葉「すんません!!!こっちです!!!!」
[小文字]モブ1「大丈夫かよあれ…」
モブ2「どー見ても大丈夫じゃねぇだろ…」
モブ3「え、轢かれたん?」
モブ4「ヤバいじゃん」
モブ5「あの人達友達かな…」
モブ6「キツイね…」[/小文字]
[太字][大文字][大文字]木兎、木葉「●●!!!!!!!!」[/大文字][/大文字][/太字]
●●『…』
木兎「●●!!!!大丈夫か!!!!!!?」
●●『…』
木兎「木葉…どーしよ…
…●●…喋んない…」
木兎「起きろよ!!!!●●!!!!!
なぁ!!!!!!!!」
木葉「ッッッ」
木葉「木兎!!!そのまま●●の事
見ててくれ!!!!!」
木葉「―――もしもし!!!!」
救急〚119番、火事ですか?救急ですか?〛
木葉「救急です!!!!!」
救急〚住所はどこですか?〛
木葉「野外なんで住所じゃ
ないんですけど!!!!」
木葉「梟谷学園高校の
近くにある交差点で!!!」
救急〚分かりました〛
救急〚では、連絡した理由を
教えてもらっても
よろしいでしょうか?〛
木葉「部活の帰りで偶然…
…だと思うんですけど」
木葉「一緒に居た奴が
押されて飛び出して」
木葉「そいつを助けた別の奴が
車に轢かれて!!!」
救急〚轢かれた際の外傷で分かる
ことはありますか?〛
木葉「多分、骨が折れてる
とかは無いんですけど!!!」
木葉「車とぶつかったとき、
頭を強打したみたいで血が…」
救急〚意識、脈はありますか?〛
木葉「…ちょっと待ってください!!!!」
木葉「木兎!!!1回どけ!!!!!」
木兎「お、おう…」
木葉「…」
木葉「…意識は分かんない
ですけど、脈はあります!!!!」
木葉「でも、だんだん
弱くなってます…」
救急〚おいくつの方ですか?〛
木葉「16か17です!!!!」
救急〚あなたと一緒に居た方の
お名前、電話番号を
教えてもらっても
よろしいでしょうか?〛
木葉「木葉秋紀、電話番号は―――」
木葉「木兎光太郎」
木葉「木兎!!!スマホ見せろ!!!!」
木兎「わ、分かった!!!!」
木兎「はい!!!」
木葉「…電話番号が―――」
木葉「あと赤葦京治」
木葉「!!」
赤葦「…」
木葉「…すんません、ショックで
喋れなさそうなんで
電話番号分かんないです」
救急〚分かりました〛
救急〚すぐに向かうので
その場で待機していてください〛
―――薄れゆく意識のなか
ずっと私に問いかける
木兎の声…
慌てて救急に連絡する
木葉の声…
頭部から出血したであろう
血液が赤黒く変色する…
そして聞こえる野次馬の声…
…うる…さい…
赤葦「ハッ…ハッ…ハッ…ハッ…ハッ…ハッ…」
木葉「おい赤葦!!!」
木葉「1回落ちつけ!!!!」
え…は…?
状況が飲み込めない…
意味が分からない…
俺は押された…
というか多分
誰かとぶつかって…
でも●●が俺を…
助けて…
…俺の…せいで…
…●●が…死ぬ…?
[大文字][太字]ピーポーピーポーピーポー[/太字][/大文字]
木葉「!!」
木葉「来た!!!」
木葉「…」
木葉「赤葦、ちょっと待ってろ」
[太字][大文字]タッタッタッタッタッ!!!!!![/大文字][/太字]
木葉「すんません!!!こっちです!!!!」
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