鏡像世界を知りたい10000歳の冒険者
ラヴィーネ「先行った連中あんな遠くに行っちまったぞ。」
「下は水なんだから死にはしねぇよ。」
カンネ「ラヴィーネなんか嫌い。」
ラヴィーネ「知ってるよ。」
カンネ「いつも私に酷い事言ってさ。」
「私はね、褒められて伸びるタイプなんだよ。」
ラヴィーネ「冗談だろ。優しいパパとママに甘やかされて育った結果が」
「これだろうがよ。」
「そんなんで飛べるってんならいくらでも優しくしてやるよ。」
カンネ「じゃあ、私のいいところ言って。」
ラヴィーネ「おいおい、マジで言ってんのかよ。」
「…本当は臆病な癖に頑張っているところ。」
カンネ「え?」
ラヴィーネ「お前のいいところだよ。」
カンネ「もっと言って。」
ラヴィーネ「はぁ?なんでだよ?」
カンネ「言って。」
ラヴィーネ「隠れて沢山努力しているところ。」
「周りのことをよく見ていて気遣いができるところ。」
カンネ「もっと。」
ラヴィーネ「…笑っている顔が可愛いところ。」
カンネ「え、キモイ。」
「あああああっ‼」
「…あっぶねぇ…」
ラヴィーネ「ははっなんだよ、飛べるじゃねぇか。」
「お前にはもう優しくしてやんねぇ。」
カンネ「ラヴィーネは乱暴だけれどもちゃんと私を引っ張ってくれるんだ。」
「お陰で怖いことも勢いに任せれば」
「意外となんとかなるって気が付いた。」
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ヒンメル「いよいよ明日は竜との初戦闘だな。」
「怖いのかアイゼン?震えているぞ。」
アイゼン「ああ。」
ヒンメル「そうか、なら__……え?怖いの?」
アイゼン「ああ。」
ヒンメル「そうか。」
「僕も怖い。」(キリッ)
フリーレン「何この会話?」
ハイター「はっはっは。」
ヒンメル「他の冒険者を真似て鼓舞するつもりだったんだが…」
「すまない。うまくいかなかったみたいだ。」
アイゼン「いいや。お陰で緊張が解れた。」
ハイター「ヒンメル自然体でいいですよ。」
「こういうのはきっと冒険の仲間毎に変わってくるものです。」
ヒンメル「…そうだね。」
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フリーレン「なるほど。確かに仲間毎に違うみたいだ。」
カンネ「ところでフリーレン、私面白いことに気が付いたんだけど…」
「これって何かの役に立つかな?」
フリーレン「なるほど。」
「もしかしたら隕鉄鳥を簡単に捕らえられるかも…」
フェルン「やっと捕まえられましたね、隕鉄鳥。これで一安心ですね。」
ラント「気楽なこと言ってくれるね。」
ユーベル「これから先の方が大変なんだよ。」
ラント「僕達は隕鉄鳥を他のパーティーに奪われないように」
「守らなければいけない。」
ユーベル「対人戦の時間だ。」
その頃●●達第1パーティーは、、。
●●「よし、夜になった。私の魔法は夜が一番効きやすい。」
「フリーレンとフェルンには効果がないようにしてっと、、。」
「占星術師は魔法使いの内に入るからいいよね、、。」
なんか危なそうな事してる、、!そしてこれが大事件となるのだった!
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