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オタクは今日も恋をする
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オタクは今日も恋をする〜続編〜
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オタクは今日も恋をする3

こう読んだ方が◎


作者のテンションが異常になる時がありますが温かい目で見てやって下さい。

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オタクは今日も恋をする 3

#79


 今日は卒業アルバム用の写真を撮る。
個人とクラスの2種類を撮る予定らしい。
私達のクラスは個人が先だった。

 「俺、変顔する」と光が謎の宣言をした。
「必要ない情報だな」と淳司が言う。正論だ。
光以外、全員笑顔で撮った。
光は宣言した通り、変顔で撮った。

[中央寄せ]◆[/中央寄せ]

 「もう少し自然に!」
わたしは笑うのが苦手だ。
笑えるけれど「不自然だ」と言われる。
更にコミュ障なので最悪だ。
本当はもっとみんなと話したい。だけど怖い。
信じていいのか分からない。

 その頃のわたしは普通だった。
「りえちゃん、友達になろう!」と急に言われたので、違和感を感じた。
だけど、その頃のわたしは最悪の事態になる事を考えていなかった。
「え、いいの⁈」
「勿論!」
「ありがとう!」

「ねぇ、うちら友達だよね?」
「そ、そうだよ」
決して否定するような言葉を言ってはいけない。
「じゃあさ、私が好きなお菓子、買ってきて」
わたしは100円しか持っていなかった。そのお菓子は200円する物だった。
「お金、ない。」
やばい、どうしよう、とわたしは焦った。
このままじゃ前と同じように殴られる。
「チッ。」と舌打ちし、「使えない。友達って言ったよね?」とまた質問してくる。
「はい!すみません!」と土下座して言う。

それからわたしは人と関わる事が怖くなり、友達を作らなくなった。

 「頬と口角を持ち上げる!」
「こ、こうかな?」
「そうそう!自然になってる!」
この人は、大丈夫。悪い気はしない。
沢山関わっていけば少し話せる。だけど初対面の人や、あまり話さない人と会話をする時は怖く感じる。

「じゃあ、顔触らずに笑って!」
「こうかな?」と心の中で呟く。
「めっちゃ良くなってる!これで写真、バッチリだね!」

 そう、わたしは今日の日の為に練習してきたんだ。

「はい、笑顔ー」と写真屋さんが言う。
カシャッとシャッターの音がする。
「はい、OKです」
「ありがとうございます。」
わたしは初めて初対面の人と自分から話した。
「いえいえ」
わたしは思わず笑みを浮かべた。
「めっちゃしぜーん」という声が耳元で聞こえた。
わたしは一驚を喫した。
「ご、ごめん。嬉しくてつい……」
「いや、付き合ってくれて嬉しかった。ありがとう、は、遥……」
わたしは初めて名前を呼んだ。
遥[小文字][小文字]さん[/小文字][/小文字]は唖然とした。
その後、感極まって涙した。
「あ、えっと、、」
こんなとき、何をしたらいいのだろう。
「そこー。騒がしいぞー。」と先生が言った。
ナイスタイミング。
「じゃあ、またっ!」
私は走って教室に向かった。

作者メッセージ

柚夏「はま寿司行きたーい」
母「駄目」

この会話で人生終わった。
しょうがない。チャリで行くか、友達を誘うか。(マジでごめん)

大人っていいね。自分が行きたい所、すぐに行けるし。良いとか駄目とか誰も言わないし。1人で都会行けるし。羨ましいなー。

実は私、こだわってるんですよ
今回、結月sideとりえsideとなってて、視点が変わってるんですよ
結月は「私」、りえは「わたし」となってるんです!!

あ、あと短編カフェ一応やってます
ゆずか@novelcake

2025/01/19 22:09

貴志柚夏 ID:≫91YYGRbRUeQ9I
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