オタクは今日も恋をする 3
夏休み。
私達は近くにある図書館で勉強をしている。
「結月ぃー。これ、分かるぅー?」と光は物憂そうに言う。
「うーん。」と私は少し悩み、「あ」と閃めいた。
「こうやって、こうして、で、答えが8?」
答えを見る。
「あ、8だ。」
「やっぱ天才だなー。」と光が褒める。
最近、解説動画などを見て解き方を……ね。
解説動画は神。
数分後、「なんか集中力切れた気がする」と慎二が真顔で言う。
「ま、真顔はやめて、、怖いから。」
なんか怖いじゃん。
集中力が切れたので、場所を変え、近くのカフェに行った。
みんなはココアを頼んだ。だが、1人、違う物を頼んでいた。
「しじみの味噌汁を一つ。」と光が言った瞬間、みんなは「は?」という顔をした。
「え?」と光は怪訝な顔をして言う。
「なぜ味噌汁?」
「勉強中に飲むといいらしい。」と言ったので、私は気になり、調べてみた。
「ほ、本当だ……」
ってかココアも勉強中に飲むといいじゃん、と思ってしまった。
「ココアも勉強中に飲むといいって書いてあるじゃん」と私が思った事を淳司が言った。
「気分。気分。」
何でもかんでも気分で済ませる人。それが澄川光だ。
「あー。もう数学嫌っっっ!」
参考書を机に勢いよく置く。
あまりにも音が大きすぎたので、周りの人が一斉にこちらを見てくる。
「次。はい英語。」
英語の参考書とかワークなどを出した瞬間、全員嫌な顔をした。
「おげっ」と遥が言う。
遥は大の英語嫌いだ。
「まぁーまぁー。」と私は遥を励ます。
励ましになっているのだろうか。
だけど励ました!
「教えてあげるから」
「あ゙ざます……」
「これが、こうなる。」
「え?何で?」
「えーっとね、はい。こうなります。」
「え??」
「え、英語は得意だけど、教えるのは苦手なんだね……」とりえちゃん。
分かってしまったか、、
話は変わるけれど、最近、りえちゃんって話し方、変わった?と思う事が結構ある。
前はすごく戸惑っていたが、最近は、少し慣れてきたのか自然な感じで話している。
少し親しくなった気がして嬉しかった。
何時間勉強したのだろう。
日はもう落ちてしまったか、まだ空は少し明るい。
日の入り後の、空がうす明るい状態を[漢字]薄明[/漢字][ふりがな]はくめい[/ふりがな]と呼ぶらしい。
なんか綺麗な名前。
だけど1番好きなのは黄昏だ。
空も綺麗だし、響きも綺麗。
よく写真を撮る。
「暗くなってきたよ」と由依が言う。
「あ、やべっ」とみんな急ぐ。
会計を済まし、ダッシュで別れ、ダッシュで帰る。
「また明日かぁ。」
そう、また明日も勉強だ。
だけど光は旅行でいない。
ずるいなー。
私達は近くにある図書館で勉強をしている。
「結月ぃー。これ、分かるぅー?」と光は物憂そうに言う。
「うーん。」と私は少し悩み、「あ」と閃めいた。
「こうやって、こうして、で、答えが8?」
答えを見る。
「あ、8だ。」
「やっぱ天才だなー。」と光が褒める。
最近、解説動画などを見て解き方を……ね。
解説動画は神。
数分後、「なんか集中力切れた気がする」と慎二が真顔で言う。
「ま、真顔はやめて、、怖いから。」
なんか怖いじゃん。
集中力が切れたので、場所を変え、近くのカフェに行った。
みんなはココアを頼んだ。だが、1人、違う物を頼んでいた。
「しじみの味噌汁を一つ。」と光が言った瞬間、みんなは「は?」という顔をした。
「え?」と光は怪訝な顔をして言う。
「なぜ味噌汁?」
「勉強中に飲むといいらしい。」と言ったので、私は気になり、調べてみた。
「ほ、本当だ……」
ってかココアも勉強中に飲むといいじゃん、と思ってしまった。
「ココアも勉強中に飲むといいって書いてあるじゃん」と私が思った事を淳司が言った。
「気分。気分。」
何でもかんでも気分で済ませる人。それが澄川光だ。
「あー。もう数学嫌っっっ!」
参考書を机に勢いよく置く。
あまりにも音が大きすぎたので、周りの人が一斉にこちらを見てくる。
「次。はい英語。」
英語の参考書とかワークなどを出した瞬間、全員嫌な顔をした。
「おげっ」と遥が言う。
遥は大の英語嫌いだ。
「まぁーまぁー。」と私は遥を励ます。
励ましになっているのだろうか。
だけど励ました!
「教えてあげるから」
「あ゙ざます……」
「これが、こうなる。」
「え?何で?」
「えーっとね、はい。こうなります。」
「え??」
「え、英語は得意だけど、教えるのは苦手なんだね……」とりえちゃん。
分かってしまったか、、
話は変わるけれど、最近、りえちゃんって話し方、変わった?と思う事が結構ある。
前はすごく戸惑っていたが、最近は、少し慣れてきたのか自然な感じで話している。
少し親しくなった気がして嬉しかった。
何時間勉強したのだろう。
日はもう落ちてしまったか、まだ空は少し明るい。
日の入り後の、空がうす明るい状態を[漢字]薄明[/漢字][ふりがな]はくめい[/ふりがな]と呼ぶらしい。
なんか綺麗な名前。
だけど1番好きなのは黄昏だ。
空も綺麗だし、響きも綺麗。
よく写真を撮る。
「暗くなってきたよ」と由依が言う。
「あ、やべっ」とみんな急ぐ。
会計を済まし、ダッシュで別れ、ダッシュで帰る。
「また明日かぁ。」
そう、また明日も勉強だ。
だけど光は旅行でいない。
ずるいなー。