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オタクは今日も恋をする
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オタクは今日も恋をする〜続編〜
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オタクは今日も恋をする3

こう読んだ方が◎


作者のテンションが異常になる時がありますが温かい目で見てやって下さい。

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オタクは今日も恋をする 3

#69


「ってか交換相手忘れたぁー。」
「はぁ。帰りに決めたじゃん。」
そう遥が呆れながら言い、ノートの切れ端に書いた交換表を見せた。

[中央寄せ][太字][大文字]〜プレゼント交換表〜[/大文字]

ゆづき←→しんじ
ゆい←→あきら
はるか←→りえ
ひかる←→あつし[/太字][/中央寄せ]

「おお。いいんじゃない?」
慎二がワクワクしながら言う。
「由依と明は大丈夫?」
と、遥が心配そうに訊く。
由依と明は顔を見合わせて、それから「うん。」と2人とも顔を紅くして頷いた。
「じゃあ、はじめよー!」

「えっと、私からは……これ。」
私があげたのはシャーペンだ。
ただのシャーペンではない。
イニシャル付きで高級シャーペンだ。

慎二があげたのは花が付いた指輪だった。
「結月は、花が似合うから……」
慎二は照れくさそうに言った。
「ありがとう。」
私は微笑んで言った。

「これ。」
明が渡したのは、手作りのお菓子だった。
「え、これ明が作ったの?」
由依が驚いたかのように訊いた。
「まぁ。」
「すご!あ、じゃあ、私から。」
由依があげたのはマフラーだった。
「これ、手編みなの。」
由依は自慢げに言った。
「へぇ。すごいな。ありがとう。大切に使うよ。」
明は少し嬉しそうだった。

「はい!どうぞ!」
遥が渡したのはエプロンだった。
「これ……」
ミシンの縫い間違いや、糸が直線ではなく、少し斜めっていることから、手作りだと私は考えた。
「そう!手作り!料理とか好きそうだったから!」
「え……」
「あ、ごめん。違かったかな……」
気まずい雰囲気になった。
「い、いや、私、り、料理好きだから……何で分かったのかなって……」
りえちゃんは嬉しそうだった。
「あ、はい。私から。」
りえちゃんは丁寧にプレゼント箱を渡した。
遥も慎重に持った。
「こ、これ、ケーキ。えっと、その、自分で作ってみたの。」
開けてみると、甘い匂いが漂ってきた。
「うわー。遥ずるー。」
「あ、あとでえっと……みんなの分も作るよ。」
「まじ⁈サンキュー!」

「はい、俺から。」
淳司が渡したのは謎の缶だ。
「何これ」
開けてみると、ガラクタだらけだった。
「うわ……」
「それ、昔のお前のもの。」
「は⁈」
「じゃあ、俺」
光が渡したのは、これまた変な物だ。
「何だこの箱?煌びやかだな。」
「うふふ……」
光は変な笑い方をする。
「……きも。」
「はぁー⁈」
光が怒る。
「まぁーまぁー開けてみてよ。」
ガチャ。
開けると何かが飛び出して、淳司の顔に当たった。
「いてっ。」
あはは、と光は大声で笑った。
「チッ。」
淳司が舌打ちをする。
「これで全員終わったね!」
すると、ガチャッとドアが開いた。

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

誰だろうねー。

2024/12/04 12:34

貴志柚夏 ID:≫91YYGRbRUeQ9I
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