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オタクは今日も恋をする
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オタクは今日も恋をする〜続編〜
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オタクは今日も恋をする3

こう読んだ方が◎


作者のテンションが異常になる時がありますが温かい目で見てやって下さい。

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オタクは今日も恋をする 3

#67


「じゃあ……慎二の家でやろう!」
チャイムが鳴っている途中、遥が大きな声で言った。
「え⁈何で⁈」
慎二が目を丸くして驚いている。
「……ね!」
遥は私を見ながらニヤニヤして言った。
「え?」
私は意味がわからなかった。
「……紹介だよ。」
遥は私の耳元で囁いた。
し、紹介……?
私は一瞬、戸惑ったが理解した。

──彼女紹介。

遥の言っている事を理解すると、私の顔は赤くなった。

「この人が俺の彼女です。」
「よ、よろしくお願いします。」

「へー。」
「なんか、」
「地味。」[小文字]※そんな事は言いません。[/小文字]

その事を考えていると、顔がすぐに真っ青になった。

「ど、どした⁈急に顔が真っ青に……風邪⁈」
由依が慌てて言う。
「ち、違うの。大丈夫。ちょっと……えっと……黒歴史思い出しちゃって……」
私も慌てて言い訳を考え、考えた事がまとまっていない状態で口に出した。
「そう、なら良かった。」
由依はほっとしたようだった。

「あ、あの、プレゼントこ、交換って、その……やるんですか。」
「あ!それ!やるよ!」


「じゃあ慎二の家集合ね!」

もう一度チャイムが鳴った。


そう、前のチャイムは予鈴だったのだ。




ピンポーン。
インターホンの音がした。


「こんにちはー!」
複数人の声がした。(6人)
ガチャ。
そこには慎二1人だけだった。
「親は?」
「あ、今日両方とも仕事で。」
「そっか。」
私は少しほっとした。
紹介が無くなるから。

「プレゼントちゃんと持ってきたよ!」

早速、慎二の部屋に行く。
「ここだよ。」
慎二の部屋は整理されていて、とても綺麗だった。
組み立て式のテーブルを準備する。

「か、硬い……。」
「ちょっと貸して」
「分かった。」
ちょん……
「あっ///ご、ごめん///」
少しだけど、お互いの手が触れてしまった。
「い、いや、大丈夫///」
「ちょっと!そこでイチャイチャしない!」
遥が羨ましそうに言う。
「ごめん。」
すると、テーブルからガチャッという音がした。
「あ、できた!」
これでパーティーが始まった。
テーブルのガチャッという音は始まりの合図なのかな、と思った。
「めりぃーくりすますぅー!」
手のひらサイズのクリスマスツリーがきらきらと光る。
「これ。」
慎二がおしゃれな皿に乗ったクッキーを出した。
「自分で作ってみたんだ。」
クリスマス風のクッキーだった。
「か、可愛い……!」
みんな口を揃えて言った。
不器用さが伝わるけれど、ゆるキャラ感があって可愛い。
「シャンメリーは?」
光が訊く。
「あ、あるよ。」
すると、シャンメリー4本が出てきた。
「そ、そんなに⁈」
「飲むかと思って。」
「じゃあ、いただきます!」
私が飲もうとした時、
「あ、待って。乾杯は?」
と明が思い出したかのように言った。
「あ、じゃあ、慎二と結月でよくない?」
「え、何で?」
そう慎二が訊くと、遥はニヤっと笑った。
私は理解した。
「あ、あ……」
「せーの」
「かんぱーい!」
カンッ。

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

早いけどめりくり!
私は彼氏いないからなーんもしない!
くりぼっちw
そろそろ彼氏欲しい。

ってか結月って何年生だっけ?

2024/11/30 08:26

貴志柚夏 ID:≫972W/z4G4BVy6
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