オタクは今日も恋をする 3
「午後もがんばろ!」
「うん!」
午後はなんか売る。
着替えて、準備をする。
全部売れるかな……
品数は意外と多い。
売れなければ……
売れることを祈るしかない。
「いらっしゃいませー!」
古い物だらけだから売れないか……
そう思っていた。
すると、
「結月めっちゃ似合ってる!」
由依が来た。
由依はステージの後片付けや、着替えたりして遅れて来た。
「ありがとー!」
私はにっこりと笑った。
私が自信持って生きていけるようになったのはあの6人のおかげだ。
私が2次元に行っていなかったら、私はずっと落ち込んでいる……辛いままだっただろう。
そう思うとあの6人には感謝しかない。
「ゆ、結月ちゃん、似合ってる。」
由依の後ろにはりえちゃんがいた。
「ありがとう!」
カシャ。
シャッター音がする。
見るとすっかり元気になった遥がいた。
「やめてよー」
「えへへ」
本当は嫌だと思っていない。
楽しいと思っていた。
みんなと楽しく、笑いながら話したり……
そんな日々は私にとって宝物であった。
「撮ってないで準備しなさいっ!」
私はふざけて言った。
「はーい」由依と遥は笑いながら言った。
2人が着替えている時に、着替え終わった慎二と明が来た。
「あ、結月。」
「あ、慎二!」
私と慎二は同時に言い、笑った。
「似合ってる。」
「ありがとう。」
「慎二も似合ってる。[小文字]かっこいい……[/小文字]」
「結月も[小文字]かわいい……よ[/小文字]」
「///」
私と慎二は照れた。
「俺は?」
明が気まずそうに言った。
「あ、ごめん。」
数分後、淳司と光が来た。
「やっと終わって着替えたー!」
「じゃあ、仕事するか!」
淳司がやる気満々に言った。
だけど私と慎二と明は休憩時間だ。
「じゃ、よろしく。」
慎二が言うと、2人は驚いた顔をしていた。
「え、もしかして、休憩か?」
「うん」
「まじかー。」
光は落ち込んでいた。
一方、その頃──
遥と由依は衣装を探していた。
「どこー?」
衣装とは、販売専用のエプロンのことだ。
「見つからない……」
話は戻って(?)休憩室。
私と慎二しかいない。
嫉妬の事を言うチャンスだ
「あ、あの……」
声が出ない。
「ん?」
「し、嫉妬、した。」
最初までは力強く言えたが、最後は力無く言ってしまった。
「え?」
「劇の時、由依と一緒にいて、楽しそうだったから……」
すると、慎二は歯を見せて笑った。
歯を見せて笑う慎二は見たことがなかった。
「ごめん、ごめん。」
「実は、嫉妬してほしかったんだ。」
「?」
「おかしいよな。だけど、改めてカップルになったって実感が……その……な……」
慎二は照れすぎて語彙力を失っていた。
「うんん。大丈夫。本音を言えたから。」
「あ、もうこんな時間。戻らないと。」
「そうだね!」
「うん!」
午後はなんか売る。
着替えて、準備をする。
全部売れるかな……
品数は意外と多い。
売れなければ……
売れることを祈るしかない。
「いらっしゃいませー!」
古い物だらけだから売れないか……
そう思っていた。
すると、
「結月めっちゃ似合ってる!」
由依が来た。
由依はステージの後片付けや、着替えたりして遅れて来た。
「ありがとー!」
私はにっこりと笑った。
私が自信持って生きていけるようになったのはあの6人のおかげだ。
私が2次元に行っていなかったら、私はずっと落ち込んでいる……辛いままだっただろう。
そう思うとあの6人には感謝しかない。
「ゆ、結月ちゃん、似合ってる。」
由依の後ろにはりえちゃんがいた。
「ありがとう!」
カシャ。
シャッター音がする。
見るとすっかり元気になった遥がいた。
「やめてよー」
「えへへ」
本当は嫌だと思っていない。
楽しいと思っていた。
みんなと楽しく、笑いながら話したり……
そんな日々は私にとって宝物であった。
「撮ってないで準備しなさいっ!」
私はふざけて言った。
「はーい」由依と遥は笑いながら言った。
2人が着替えている時に、着替え終わった慎二と明が来た。
「あ、結月。」
「あ、慎二!」
私と慎二は同時に言い、笑った。
「似合ってる。」
「ありがとう。」
「慎二も似合ってる。[小文字]かっこいい……[/小文字]」
「結月も[小文字]かわいい……よ[/小文字]」
「///」
私と慎二は照れた。
「俺は?」
明が気まずそうに言った。
「あ、ごめん。」
数分後、淳司と光が来た。
「やっと終わって着替えたー!」
「じゃあ、仕事するか!」
淳司がやる気満々に言った。
だけど私と慎二と明は休憩時間だ。
「じゃ、よろしく。」
慎二が言うと、2人は驚いた顔をしていた。
「え、もしかして、休憩か?」
「うん」
「まじかー。」
光は落ち込んでいた。
一方、その頃──
遥と由依は衣装を探していた。
「どこー?」
衣装とは、販売専用のエプロンのことだ。
「見つからない……」
話は戻って(?)休憩室。
私と慎二しかいない。
嫉妬の事を言うチャンスだ
「あ、あの……」
声が出ない。
「ん?」
「し、嫉妬、した。」
最初までは力強く言えたが、最後は力無く言ってしまった。
「え?」
「劇の時、由依と一緒にいて、楽しそうだったから……」
すると、慎二は歯を見せて笑った。
歯を見せて笑う慎二は見たことがなかった。
「ごめん、ごめん。」
「実は、嫉妬してほしかったんだ。」
「?」
「おかしいよな。だけど、改めてカップルになったって実感が……その……な……」
慎二は照れすぎて語彙力を失っていた。
「うんん。大丈夫。本音を言えたから。」
「あ、もうこんな時間。戻らないと。」
「そうだね!」
このボタンは廃止予定です