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オタクは今日も恋をする
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オタクは今日も恋をする〜続編〜
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オタクは今日も恋をする3

こう読んだ方が◎


作者のテンションが異常になる時がありますが温かい目で見てやって下さい。

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オタクは今日も恋をする 3

#63


色々準備をした。




当日──
言うの忘れたね。
午前は自由出し物、午後はクラス出し物!

「プリント配るよー」
私は2、3枚かと思ったが、倍以上の量のプリントが配られた。

一枚のプリントには


[中央寄せ][大文字]劇 あの日、君と見た星空。[/大文字][/中央寄せ]


[中央寄せ]あらすじ

初デートで湖のほとりに座る二人が星空を見上げ、特別な瞬間を共有する。美しい夜を共に過ごし、心に深く刻まれた思い出は今も輝き続けている。[/中央寄せ]

[中央寄せ]出演など

作山慎二(朝日涼)
江利山由依(林みずき)

脚本 四ツ葉りえ
ナレーション 川淵遥
ピアノ 田中結月[/中央寄せ]



いよいよ始まる。
緊張する。

「失敗したらどうしよう。」
着替えながら考える。

慎二や由依を見ると、台詞の最終確認を行なっていた。
私も何かしなきゃ。
そう思い、ピアノの練習をしようとしたが、待っている人がいるため、できなかった。

「始まるよ!」
リーダー(言い忘れてた)の遥が明るく言った。

始まる音が鳴り、幕が上がった。

「みずきと涼の2人は初めてのデートで、その静かな湖のほとりに座っていた。空には沢山の星が輝き、2人の心もまた、星のようにきらめいていた。」

普段、ニコニコしている遥だが、今は真剣な顔だ。

「ここ、すごくきれいだね。」

「涼はその星空を見上げながら呟いた。その声には、ほんの少しの感動が混じっていた。」

「うん、でも涼君がいるからもっと特別に見える。」

「みずきはそう言って、涼の横顔を見た。涼は照れくさそうに笑った。」

「本当に?俺も同じことを思っていたよ。」



もうそろそろで私の出番。


「涼の手が、みずきの手にそっと触れた。その温かさが、夜の冷たさを一瞬で消し去った。」
今!
〜♪
そっと触れるような優しく、ふわふわするような感じに演奏した。



「星々が2人を見守る中、みずきは涼に寄り添いながら、どこまでも続くこの夜の美しさを一緒に分かち合っていた。そして、その瞬間が永遠であってほしいと心から願った。」




「あの日の星空は、私たちの心に深く刻まれ、今もなお輝き続けている。」

終わった瞬間、拍手が湧き起こった。
幕が下がっても拍手は止まらなかった。




何だろう。この気持ち。
もやもやする。
そう思っていると、遥が来た。
「大丈夫?体調悪い?」
「うんん。なんか気持ちが晴れなくて……」
「え?」
なんて言えばいいのだろう。
伝えにくい。
「何だろう。劇の時、慎二、楽しそうだなって思って。本当は私と──」
「そっか。それ、嫉妬かもしれないね。」
「しっと……」
「つまり、結月といる時は、普通、由依といる時は楽しそうってことかな?」
そう。それが言いたい事だ。
「うん。」
「言っとくよ!」
「え、大丈夫だよ。」
それが原因で仲が悪くなったら……
「いいよ!言い方変えるから!」
「あ、うん。」[漢字][/漢字][ふりがな][/ふりがな]

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

久々(?)投稿です。
夏休みが終わり、2学期が始まった……
なんだろ、メンタル弱くなったかも
メンタル豆腐だw

ぼっちは辛い。


好きな場所はトイレ!(何を一天王)  




話忘れた( ᐛ )

2024/09/03 22:18

貴志柚夏 ID:≫92AMLsj.b0ZNg
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