オタクは今日も恋をする 3
[斜体]〜作者コメント[小文字]まえがき[/小文字]〜[/斜体]
体育祭のこと、覚えてますか?
読み返してみると8月2日らしいです!
はい!すっかり忘れてました!
なので本番です!
りえは50mに出ます!
[水平線]今日は体育祭!
私は50m走と全員リレーに出る。
「次は男子50m走です。」
慎二が出る。
「第1レーンは辻道明くん、第2レーンは山形淳司くん、第3レーンは澄川光くん、第4レーンは作山慎二くんです。」
「よーい」
パーン!
ピストルの音が反響する。
「辻道くん、速い!」
体育祭実行委員が実況をする。
最後──
「あ!作山くんが辻道くんを抜かしそうです!」
「1位辻道くん、2位作山くん、3位山形くん、4位澄川くん!」
明と慎二、めっちゃいい勝負してたな。
「あー!もう少しで淳司抜かせそうだったのにー!」
光が悔しがっている。
「慎二、お疲れ様!」
私は慎二に駆け寄った。
「ありがとう。1位、取れなかったな。」
少し落ち込んでいるように見えた。
「大丈夫!慎二の代わりに私、絶対取ってくるから!」
私は自信満々に言った。
「頑張れ!」
「うん!」
男子50m走が終わった。
次は女子だ。
「続いては女子の50m走です。」
「第1レーンは田中結月さん、第2レーンは川淵遥さん、第3レーンは江利山由依さん、第4レーンは四ツ葉りえさんです。」
「よーい」
パーン!
りえちゃんが速すぎる。
ヤバい。抜かせない。
「大丈夫!慎二の代わりに私、絶対取ってくるから!」
そう言った私、バカみたいだ。
裏切りたくない。
裏切られた人の気持ち、良く分かるから。
もう、後悔はしたくない!
発言の後悔
行動の後悔
もう2度としたくない!
「1位田中さん、2位四ツ葉さん、3位同時に江利山さん、川淵さん!」
「え……」
私は涙をこぼした。
「おめでとう!結月!」
慎二は私の所に駆け寄り、ハグをした。
「ありがとう、慎二!」
私は泣きながら言った。
「最後はクラス対抗全員リレーです!」
私の学校は5クラスある。
1位には優勝カップと賞状、2位〜3位は賞状だけ貰える。
アンカーは何故か私だ。
「よーい」
パーン!
最初はりえちゃん。
すごい。今の所私達のクラスが1位だ。
今は順位が落ち、3位。
次は慎二だ。
速い。再び1位になった。
次は遥。
まだ1位をキープしている。
間をあけて次は光。
まだ1位。
次は淳司だが、4位になってしまった。
足が速い人が走っているため、抜かせない。
代わって次は由依。
由依も速い。
4位だったが1人抜かして3位になった。
また間をあけて明。
まだ3位だ。
とうとう私の番になった。
今は5位。
勝てる訳がない。みんなそう思っているだろう。
よし、相手が人数関係のため、2周走って疲れている。
1人抜かして4位。
あと3人抜かさなきゃ。
みんなの期待に応えられるようにしないと。
裏切りたくない。
またそれでいじめられても嫌だし。
もう少しで抜かせる。
ビュン。
あと2人!
早くしないと終わる。全力を尽くそう!
ここからが本気だ!
ビュン!
あと1人!
ヤバい。ゴールしてしまう。
「やった!ゴールが近い!」
相手がゴールテープを見てホッとしていた。
ペースを落としていたのでその隙に!
ビュン!
「ゴール!」
やった!
私のクラス1位だ!
「結月ちゃーん!」
クラスメイトが近くに来る。
「最下位だったのに4人も抜かすなんて!」
「おめでとう!」
「慎二!」
またハグをしようとしたが、周りにクラスメイトがいたので握手をした。
「2人って仲良いよね」
「確かに。」
「おめでとー!」
遥と由依とりえちゃんが来た。
「ありがとう!」
「ゆ、結月ちゃん、すごいね!」
「いや、りえちゃんが最初、頑張ってくれたからだよ!」
「そ、そうかな?」
こうして体育祭は終わったとさ
体育祭のこと、覚えてますか?
読み返してみると8月2日らしいです!
はい!すっかり忘れてました!
なので本番です!
りえは50mに出ます!
[水平線]今日は体育祭!
私は50m走と全員リレーに出る。
「次は男子50m走です。」
慎二が出る。
「第1レーンは辻道明くん、第2レーンは山形淳司くん、第3レーンは澄川光くん、第4レーンは作山慎二くんです。」
「よーい」
パーン!
ピストルの音が反響する。
「辻道くん、速い!」
体育祭実行委員が実況をする。
最後──
「あ!作山くんが辻道くんを抜かしそうです!」
「1位辻道くん、2位作山くん、3位山形くん、4位澄川くん!」
明と慎二、めっちゃいい勝負してたな。
「あー!もう少しで淳司抜かせそうだったのにー!」
光が悔しがっている。
「慎二、お疲れ様!」
私は慎二に駆け寄った。
「ありがとう。1位、取れなかったな。」
少し落ち込んでいるように見えた。
「大丈夫!慎二の代わりに私、絶対取ってくるから!」
私は自信満々に言った。
「頑張れ!」
「うん!」
男子50m走が終わった。
次は女子だ。
「続いては女子の50m走です。」
「第1レーンは田中結月さん、第2レーンは川淵遥さん、第3レーンは江利山由依さん、第4レーンは四ツ葉りえさんです。」
「よーい」
パーン!
りえちゃんが速すぎる。
ヤバい。抜かせない。
「大丈夫!慎二の代わりに私、絶対取ってくるから!」
そう言った私、バカみたいだ。
裏切りたくない。
裏切られた人の気持ち、良く分かるから。
もう、後悔はしたくない!
発言の後悔
行動の後悔
もう2度としたくない!
「1位田中さん、2位四ツ葉さん、3位同時に江利山さん、川淵さん!」
「え……」
私は涙をこぼした。
「おめでとう!結月!」
慎二は私の所に駆け寄り、ハグをした。
「ありがとう、慎二!」
私は泣きながら言った。
「最後はクラス対抗全員リレーです!」
私の学校は5クラスある。
1位には優勝カップと賞状、2位〜3位は賞状だけ貰える。
アンカーは何故か私だ。
「よーい」
パーン!
最初はりえちゃん。
すごい。今の所私達のクラスが1位だ。
今は順位が落ち、3位。
次は慎二だ。
速い。再び1位になった。
次は遥。
まだ1位をキープしている。
間をあけて次は光。
まだ1位。
次は淳司だが、4位になってしまった。
足が速い人が走っているため、抜かせない。
代わって次は由依。
由依も速い。
4位だったが1人抜かして3位になった。
また間をあけて明。
まだ3位だ。
とうとう私の番になった。
今は5位。
勝てる訳がない。みんなそう思っているだろう。
よし、相手が人数関係のため、2周走って疲れている。
1人抜かして4位。
あと3人抜かさなきゃ。
みんなの期待に応えられるようにしないと。
裏切りたくない。
またそれでいじめられても嫌だし。
もう少しで抜かせる。
ビュン。
あと2人!
早くしないと終わる。全力を尽くそう!
ここからが本気だ!
ビュン!
あと1人!
ヤバい。ゴールしてしまう。
「やった!ゴールが近い!」
相手がゴールテープを見てホッとしていた。
ペースを落としていたのでその隙に!
ビュン!
「ゴール!」
やった!
私のクラス1位だ!
「結月ちゃーん!」
クラスメイトが近くに来る。
「最下位だったのに4人も抜かすなんて!」
「おめでとう!」
「慎二!」
またハグをしようとしたが、周りにクラスメイトがいたので握手をした。
「2人って仲良いよね」
「確かに。」
「おめでとー!」
遥と由依とりえちゃんが来た。
「ありがとう!」
「ゆ、結月ちゃん、すごいね!」
「いや、りえちゃんが最初、頑張ってくれたからだよ!」
「そ、そうかな?」
こうして体育祭は終わったとさ
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