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オタクは今日も恋をする
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オタクは今日も恋をする〜続編〜
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オタクは今日も恋をする3

こう読んだ方が◎


作者のテンションが異常になる時がありますが温かい目で見てやって下さい。

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オタクは今日も恋をする 3

#59


「りーえちゃん!」
遥が後ろから声を掛ける。
「か、川淵さん[小文字]![/小文字]」
りえちゃんは驚いていた。
「遥でいいよ!」
「はい。」
「今日、一緒に帰れる?」
「一緒に……帰る……」
りえちゃんは戸惑っていた。
「あ、ごめん。無理矢理誘って……」
「いえ。実は、とても嬉しいんです。」
りえちゃんは笑っていた。
だけど私にはどこか悲しげ……淋しげな笑顔に見えた。
「私、前の学校では中々馴染めず、いじめられたりして……つ、辛かったんです。」
最後は泣きながら言った。
「そっか。」
遥は静かに言い、りえちゃんの背中を優しく撫でた。
それから
「あ、りえちゃん。」
何かを思い出したかのように言った。
「え?」
「タメにしよう!」
「?」
「だって、[太字]友達[/太字]でしょ!」
遥はハッキリ言った。
「……!」
りえちゃんの目が輝いたように見えた。
「ありがとう!」
りえちゃんは自信を持って言った。


[斜体]〜帰り〜[/斜体]
「えっと……」
戸惑うりえちゃん。
「あ、ごめん!自己紹介忘れてたね!じゃっ、簡単自己紹介ー!」
遥が明るく言う。
「結月でーす!」
「慎二です。」
「結月と慎二はなんと……付き合っているんです!」
「そんな大きな声で言う……?」
「バラしたくないんだけど。」
私と慎二がツッコむ。
「由依です。」
「由依はめっちゃ優しいよ!」
「え、ただそれだけ?」
由依が微妙に怒っているのが分かる。
だけど元気な遥には伝わっていないようだ。
「光でーーーーーーーーーーー[小文字](省略)[/小文字]」
「長いっ!あ、俺は淳司!」
「えーっと、この2人は芸人目指してるらしいでーす!」
まさか、と思ったが、
「まぁ……目指してるっちゃ目指してるかな……?」
そのまさかだった。
「明です。」
「明は怒った所見た事ないぐらい怒らない!」
「おい」
遥、明怒っているよ……
気付いてくれるかな……?

「あの、よ、よろしく!」
りえちゃんが大きな声で言った。
「よろしく!」
私達は優しく言った。


私は微笑みながらりえちゃんを見た。【変人じゃん】
「?」
「あ、ごめん。なんか、昔の私に似てるなーって思ったの。」
「え?」
「昔っていっても中学生の頃だけどね。私、いじめられていたの。」
りえちゃんは目を丸くした。
「アニメキャラに恋をしているだけでね。」
私は静かに言った。
「私も、この学校に来る前までは、いじめられていました。」
「そうなんだ。」
「コミュ障が原因で……周りからは『陰キャだ』とか『オタクだ』とか……容姿で決めつけられたりして……」
りえちゃんは力なく言い、
「あ、ごめんなさい。暗い話しちゃって……」
と慌てて言った。
「大丈夫。あと、いつでも相談してね」
「そうだよ!」
遥が力強く言う。
「うん!」
りえちゃんは笑った。

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作者メッセージ

いじめはしないでね
辛いから(経験者です)
自分がされて嫌なことはしない。ガチで。
嫌なことは抱えこまないで。
誰かに相談しよう!(コメント欄ではしないでね!)



プリ小説やめよっかな

2024/08/08 21:28

貴志柚夏 ID:≫99Fmr9WYuqwdc
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