オタクは今日も恋をする 3
今、私は慎二くんと2人きりです。
なぜかというと
私は急にチョコバナナが食べたくなって、
「私、チョコバナナ買ってくるー!」
と言った。
すると
「俺も食べたい。」
と慎二が言った。
「じゃあ、俺らここで待ってるから2人で買ってきなよ。」
淳司が軽く言う。
「え、あ、うん。」
戸惑いながら私は屋台がある方に向かっていった。
こういう感じです。
何を話せばいいのかまだわからない。
「慎二ってチョコバナナ好きなんだね。」
「いや、なんか急に食べたくなって……」
慎二は照れながら言う。
一瞬、何故照れているのか分からなかったが、今は分かる。
多分、呼び捨てで照れているのだろう。
「あ、私も。」
そうだった。私も食べたくなったんだ。
慎二は親指を立てて私に近づけた。(👍←これ)
私も親指を立てて慎二に近づけた。
2人で笑っていると、
「あ、結月せんぱいと慎二せんぱい。」
「え?」
私と慎二が同時に声を上げる。
私は一瞬、ポカンとしたが
「あ、優香ちゃん!」
ようやく気付いた。
「気付くの遅いですよー。ってか何で慎二せんぱいも?」
「チョコバナナ食べたくて……」
これは嘘ではない。ガチだ。
「嘘だ」と言われたらどうしよう。
「あ!私も!」
意外な言葉が返ってきた。
「じゃあ、せんぱい!一緒に買いにいきましょーよ!」
「いいよ!」
「うわ、めっちゃ並んでる。」
優香ちゃんのテンションが一気に下がった。
「意外と人気なんだな。」
「ねー。」
「何円だっけ?」
財布を開けようとした時、
「奢りますよ」
と優香ちゃんは言った。
後輩にそんな事をしてはいけない。
多分顧問がブチ切れると思う。
「大丈夫。お金、持ってるし。」
どうにか止めようとするが、
「いや、いつもお世話になっているので。」
その言葉が私の胸に刺さった。
「まぁ、バレなければ大丈夫じゃない?」
慎二が言う。
「まぁ。優香ちゃん。ありがとう。」
私がそう言うと、
「[漢字]推し[/漢字][ふりがな]せんぱい[/ふりがな]に感謝された……尊っ……」
あ、そうか。優香ちゃんの推しは私だったのか。
「優香ちゃん、本当にありがとう。」
もう一度、私は感謝した。
「いえいえ!たったの200円ですから!」
「あ、そういえば優香ちゃんって誰と来たの?」
「1人で来ました!」
なんか寂しそうな答え方だったが、嬉しそうだった。
「せんぱいに会いたかったので……」
優香ちゃんは恥ずかしがりながら言った。
一方、結月と慎二を待ってる人達は……
「あの2人遅くないか?」
「確かにー。」
「あ!みんなを待たせてるの忘れてた!」【超酷くない?】
「あ!」
慎二も忘れてたらしい。
「?」
何も知らない優香ちゃんは不思議そうに私を見ている。
「2人だけで来てるんじゃなくて……」
「あー!結月ー!」
最初に気付いたのは光だった。
「ごめん!遅れて!」
「あ、花房さんじゃん。」
なぜかというと
私は急にチョコバナナが食べたくなって、
「私、チョコバナナ買ってくるー!」
と言った。
すると
「俺も食べたい。」
と慎二が言った。
「じゃあ、俺らここで待ってるから2人で買ってきなよ。」
淳司が軽く言う。
「え、あ、うん。」
戸惑いながら私は屋台がある方に向かっていった。
こういう感じです。
何を話せばいいのかまだわからない。
「慎二ってチョコバナナ好きなんだね。」
「いや、なんか急に食べたくなって……」
慎二は照れながら言う。
一瞬、何故照れているのか分からなかったが、今は分かる。
多分、呼び捨てで照れているのだろう。
「あ、私も。」
そうだった。私も食べたくなったんだ。
慎二は親指を立てて私に近づけた。(👍←これ)
私も親指を立てて慎二に近づけた。
2人で笑っていると、
「あ、結月せんぱいと慎二せんぱい。」
「え?」
私と慎二が同時に声を上げる。
私は一瞬、ポカンとしたが
「あ、優香ちゃん!」
ようやく気付いた。
「気付くの遅いですよー。ってか何で慎二せんぱいも?」
「チョコバナナ食べたくて……」
これは嘘ではない。ガチだ。
「嘘だ」と言われたらどうしよう。
「あ!私も!」
意外な言葉が返ってきた。
「じゃあ、せんぱい!一緒に買いにいきましょーよ!」
「いいよ!」
「うわ、めっちゃ並んでる。」
優香ちゃんのテンションが一気に下がった。
「意外と人気なんだな。」
「ねー。」
「何円だっけ?」
財布を開けようとした時、
「奢りますよ」
と優香ちゃんは言った。
後輩にそんな事をしてはいけない。
多分顧問がブチ切れると思う。
「大丈夫。お金、持ってるし。」
どうにか止めようとするが、
「いや、いつもお世話になっているので。」
その言葉が私の胸に刺さった。
「まぁ、バレなければ大丈夫じゃない?」
慎二が言う。
「まぁ。優香ちゃん。ありがとう。」
私がそう言うと、
「[漢字]推し[/漢字][ふりがな]せんぱい[/ふりがな]に感謝された……尊っ……」
あ、そうか。優香ちゃんの推しは私だったのか。
「優香ちゃん、本当にありがとう。」
もう一度、私は感謝した。
「いえいえ!たったの200円ですから!」
「あ、そういえば優香ちゃんって誰と来たの?」
「1人で来ました!」
なんか寂しそうな答え方だったが、嬉しそうだった。
「せんぱいに会いたかったので……」
優香ちゃんは恥ずかしがりながら言った。
一方、結月と慎二を待ってる人達は……
「あの2人遅くないか?」
「確かにー。」
「あ!みんなを待たせてるの忘れてた!」【超酷くない?】
「あ!」
慎二も忘れてたらしい。
「?」
何も知らない優香ちゃんは不思議そうに私を見ている。
「2人だけで来てるんじゃなくて……」
「あー!結月ー!」
最初に気付いたのは光だった。
「ごめん!遅れて!」
「あ、花房さんじゃん。」
このボタンは廃止予定です