オタクは今日も恋をする 3
[小文字]慎二[/小文字]「そろそろ寝るか。」
[小文字]結月[/小文字]「そ、そうだね。」
私は言葉に詰まってしまった。私はまだ眠くない。
しかもかなりの大人数で寝る。……約30人?
私は大人数の中では寝れない。
班でまとまって寝るので、私は慎二くんと一緒だ。
一部屋に8班ぐらい。
[小文字]慎二[/小文字]「どうした?」
[小文字]結月[/小文字]「私、大人数の中では寝れないんだよね。」
小声で言った。
なんか恥ずかしいな。
普通はみんなスッって寝るのに私だけは「大人数は無理」かよ……
すると、意外な答えが返ってきた。
[小文字]慎二[/小文字]「大丈夫。俺もだから。」
マジで⁈
[小文字]慎二[/小文字]「何故か同じ思いをしている人がいると安心するよな。」
[小文字]結月[/小文字]「それな!」
思った以上に大きな声を出していた。
「あ……」
私は顔を紅く染めた。
[小文字]慎二[/小文字]「大丈夫。バレてないから」
慎二くんは莞爾と笑った。
この笑顔にもだいぶ慣れてきた気がする。
中1の時──2次元に行く前の時の自分はその微笑みを見ると発狂してたなぁ。【おい、大丈夫か?】
今では発狂もせず、つられて笑うだけ。
私はにっこりと微笑みながら目を瞑った。
成長したと感じた夜だった。
[小文字]結月[/小文字]「そ、そうだね。」
私は言葉に詰まってしまった。私はまだ眠くない。
しかもかなりの大人数で寝る。……約30人?
私は大人数の中では寝れない。
班でまとまって寝るので、私は慎二くんと一緒だ。
一部屋に8班ぐらい。
[小文字]慎二[/小文字]「どうした?」
[小文字]結月[/小文字]「私、大人数の中では寝れないんだよね。」
小声で言った。
なんか恥ずかしいな。
普通はみんなスッって寝るのに私だけは「大人数は無理」かよ……
すると、意外な答えが返ってきた。
[小文字]慎二[/小文字]「大丈夫。俺もだから。」
マジで⁈
[小文字]慎二[/小文字]「何故か同じ思いをしている人がいると安心するよな。」
[小文字]結月[/小文字]「それな!」
思った以上に大きな声を出していた。
「あ……」
私は顔を紅く染めた。
[小文字]慎二[/小文字]「大丈夫。バレてないから」
慎二くんは莞爾と笑った。
この笑顔にもだいぶ慣れてきた気がする。
中1の時──2次元に行く前の時の自分はその微笑みを見ると発狂してたなぁ。【おい、大丈夫か?】
今では発狂もせず、つられて笑うだけ。
私はにっこりと微笑みながら目を瞑った。
成長したと感じた夜だった。
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