もうそろそろで体育祭かぁー。
出たくないなぁー。
[小文字]先生[/小文字]「この中から1つ種目を選んで下さい。」


[明朝体]50m
100m
持久走
ハードル
ハンドボール[/明朝体]


決まったZE☆【テンションおかしくない？】
[小文字]慎二[/小文字]「何にする？」
後ろから話しかけられた。
[小文字]結月[/小文字]「ひぇっ！」
16年生きてて聞いたことのない声がでた。
[小文字]慎二[/小文字]「あ、ごめん……」
推しを悲しませない。それが私の目標！
[小文字]結月[/小文字]「大丈夫！」
私は明るい声で言った。

[小文字]結月[/小文字]「私は50mに出るけど慎二くんは？」
[小文字]慎二[/小文字]「あ、俺も。」
慎二くんは戸惑った顔で言った。
[小文字]結月[/小文字]「同じだー！」
私はその場で数回ジャンプをした。
[小文字]慎二[/小文字]「あははは。」
慎二くんはなぜか苦笑いだった。

[斜体]〜慎二side〜[/斜体]
[小文字]結月[/小文字]「私は50mに出るけど慎二くんは？」
[小文字]慎二[/小文字]「あ、俺も。」
反射的に言ってしまった。俺はまだ出る種目は決まっていなかった。
[小文字]結月[/小文字]「同じだー！」
結月はその場で数回ジャンプをした。
見たこともないくらい嬉しそうだった。
何かリアクションをとらないと、結月が傷ついてしまう。
[小文字]慎二[/小文字]「あははは。」
苦笑いになってしまった。