オタクは今日も恋をする 3
「こっち来て」
「え?」
「今さっき友達になった莉音ちゃんでーす!」
慎二くんに紹介した。
「ふっ。」
慎二くんは笑った。
「え?笑う所あった?」
「いや。友達になった所見てたし。」
「あ、そっか。」
私は笑いながら言った。
「……[小文字]かわいい[/小文字]」
「聞こえてるよ。」
[斜体]〜莉音side〜[/斜体]
「……[小文字]かわいい[/小文字]」
「聞こえてるよ。」
この会話、何かがおかしい……
慎二くんさっき「かわいい」って言ったよね?
結月ちゃんは笑いながら「聞こえてた」って言ってた。
もしかしたら……
[大文字]付き合ってる⁈[/大文字]
え?でもあり得るよね。
転校してきてから数日でこんな仲良くなる?
「かわいい」って彼氏がいう感じじゃん。
普通の人とか友達には言わないし。
でも聞きにくい。
「ねぇ、結月ちゃんって彼氏いる?」
気づいた時にはもう、言ってしまった。
[斜体]〜結月side〜[/斜体]
「ねぇ、結月ちゃんって彼氏いる?」
急に⁈
もしも……
「いるよ。」
数日後──
「結月ちゃんって彼氏いたんだね」
「似合わないw」
「陰キャだもんね」
「相手も陰キャだよw」
そういう声が聞こえてきそう。
パート2
「誰?」
「慎二くん。」
数日後──
「結月ちゃんって慎二くんと付き合ってたんだね」
「慎二くんもちゃんと相手選ぼうよ。」
「〇〇ちゃんの方が可愛いよね」
「そうだよね。あんな陰キャが慎二くんとは許せない!」
「それな」
こんな声が聞こえそう。
私は、
「いないよ。」
と嘘を吐いた。
[斜体]〜莉音side〜[/斜体]
「いないよ。」
やつぱり誤解だったか。
考えすぎた。
だけど嘘っぽい感じがした。
「え?」
「今さっき友達になった莉音ちゃんでーす!」
慎二くんに紹介した。
「ふっ。」
慎二くんは笑った。
「え?笑う所あった?」
「いや。友達になった所見てたし。」
「あ、そっか。」
私は笑いながら言った。
「……[小文字]かわいい[/小文字]」
「聞こえてるよ。」
[斜体]〜莉音side〜[/斜体]
「……[小文字]かわいい[/小文字]」
「聞こえてるよ。」
この会話、何かがおかしい……
慎二くんさっき「かわいい」って言ったよね?
結月ちゃんは笑いながら「聞こえてた」って言ってた。
もしかしたら……
[大文字]付き合ってる⁈[/大文字]
え?でもあり得るよね。
転校してきてから数日でこんな仲良くなる?
「かわいい」って彼氏がいう感じじゃん。
普通の人とか友達には言わないし。
でも聞きにくい。
「ねぇ、結月ちゃんって彼氏いる?」
気づいた時にはもう、言ってしまった。
[斜体]〜結月side〜[/斜体]
「ねぇ、結月ちゃんって彼氏いる?」
急に⁈
もしも……
「いるよ。」
数日後──
「結月ちゃんって彼氏いたんだね」
「似合わないw」
「陰キャだもんね」
「相手も陰キャだよw」
そういう声が聞こえてきそう。
パート2
「誰?」
「慎二くん。」
数日後──
「結月ちゃんって慎二くんと付き合ってたんだね」
「慎二くんもちゃんと相手選ぼうよ。」
「〇〇ちゃんの方が可愛いよね」
「そうだよね。あんな陰キャが慎二くんとは許せない!」
「それな」
こんな声が聞こえそう。
私は、
「いないよ。」
と嘘を吐いた。
[斜体]〜莉音side〜[/斜体]
「いないよ。」
やつぱり誤解だったか。
考えすぎた。
だけど嘘っぽい感じがした。
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