〜中学生〜
お母さん「●●…ご飯ドアの前に置いとくからね…」
●●「…うん」

私は鬱病によって引きこもりになった。
いつもこんな私なんて…と思いながら横になっている。

中3になって数ヶ月たったある日、お母さんが私に話があると言って来た。

お母さん「…●●…」
●●「話って何？」
お母さん「高校のこと…」
●●「…行きたくない」
お母さん「…そうよね…ごめんなさいね…」
●●「…」

お母さんの手元にあったのは、たくさんの高校が載っているカタログのようなものだった。
お母さんがここまで私を気遣ってくれていることを知って
申し訳なくなり、お母さんを喜ばせたいなと思った。

●●「…お母さん」
お母さん「何？」
●●「私…学校いく」
お母さん「…！無理しなくていいのよ…？」
●●「…無理はしてない。私が行きたいって思ったから言ってるだけ。」
お母さん「…●●…！」

お母さんが泣きながら私に抱きついてきた。
とても…温かかった。

お母さん「じゃあ…どこにする？」
●●「…雄英高校…」
お母さん「ん？雄英？」
●●「うん。」
お母さん「あの!?」
●●「うん。あの有名なやつ。」
お母さん「本当に！？」
●●「うん。」
お母さん「受かるか分かんないけど…頑張ってね！」
●●「うん…！」