（無真）「無真と言います！」

無真が自分の名前を言った後、一瞬だけ、何かが見えた。

（死莵）「……」

その正体は死莵だ。彼は無真を押し倒していて、周りには闇があるように感じるぐらい圧が半端なかった。

（無真）「どうしたのですか？」ﾆｺｯ

無真は死莵に笑顔で話しかけた。すると、死莵はナイフをポケットから出し、

（死莵）「……………許さない……」

………そう言いながら無真を刺そうとしていた。
　
（無真）「おぉ、少し顔が怖いですよ！笑顔にならないとですね！」

（死莵）「そんな事はどうでも良い」

（夏夢）「あの顔…今まで見た事ない……」

（セツナ）「めっちゃ怖い…」

（無真）（ここは危険そうですね、、あの人に連絡してみましょうか…）

（無真）（………………那浪、緊急事態かも知れません………）

（那浪）（はいはい、りょーかい。すぐ行く）

普通の殺し屋は簡単に押し倒されても抜けれるが、無真は一度体が傷付いたら治せれない体質。だから、ここで首を切られたら二度とこの世にはいられなくなる。そう言う事を考えて無真は自分の能力“テレパシー”を使った。