裏では殺し屋やってます《98話 重要なご報告》
(セツナ)「と、とりあえずあの人の所に行ってみよう…」
(瑠璃)「そ、そうだな……」
(夏夢)「あ………」
移動先にはあの人がいた。
小柄で、学ランを着ていて、一回だけ戦ったことのある夏夢の元同僚。
そう___死莵だ。彼は泣きながら、魔留の肩を掴んで揺すっていた。
魔留には誰かに刺された痕がある。しかも、[下線][太字]急所に[/太字][/下線]。
(死莵)「[大文字][大文字]ねぇ、魔留ッッ大丈夫ッッッッ???[/大文字][/大文字]」
(魔留)「……」
(死莵)「[大文字][大文字][大文字]ねぇってばッ[/大文字][/大文字][/大文字]」
(夏夢)「魔留ッ?」
(死莵)「ッ!」
タタタッ
(死莵)「夏夢ッ魔留を治せれない?」
(夏夢)「ごめんッ僕のじゃ出来ない…」
(死莵)「そんな…」
死莵は膝を突いた。それはそのはず、死莵と魔留は多分…[下線]10年ぐらい[/下線]は一緒にいたのだから。
(瑠々)「あ、あれ見て」
(テンマ)「え…」
瑠々が指差しているところを見ると、血がついたナイフを持っている4人組がいた。その持っているナイフを凶器にし、この会場で少なくとも[太字]5人[/太字]は亡くなったのだろう。この事を知るとここが地獄に見えてくる。
(クロエ)「あの人…どっかで見た気がするのさ…」
(リリヤ)「もしかして…『キアム』って名の…殺し屋殺しじゃ…」
(??)「はい!そうです!」
後ろを振り返るとナイフを持っているスーツ姿の少年がいた。
(クロエ)「あんた、誰なのさ?」
(??)「オレはキアムに所属している__」
(無真)「無真と言います!」
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