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裏では殺し屋やってます

#121


夏夢side

多分、1時間ぐらい歩き続けている。彼女についていったのはいいけど、どこに行くんだろう。

(乃琉楽)「……私さ、昔、苦い思い出があったんだよ」

(夏夢)「苦い思い出?」

(乃琉楽)「そうだね。……強制的に能力をつけられたんだ」

彼女は少し寂しそうな声だった。
強制的に……ということは不本意でつけられたということだった。僕は元々能力がついていたからあるけれど、彼女は元々ついていなかったということ。

(乃琉楽)「しかも、能力をつけたのは兄さん……魔留だよ。彼も能力を持っていたんだ」

魔留?
まさか彼に能力があることは知らなかった。
僕は抱えている死莵を見る。もしかしたら死莵は魔留の能力のことを知っていたかもしれない。

(乃琉楽)「もうすぐ目的地だよ」

死莵から目を離し、前を見た。
雲が広がり、とても広い草原の中、古い廃墟ビルが一棟だけ建っていた。

(乃琉楽)「ここが元々、私達の実家だったところ」

彼女はビルの中に入った瞬間、賑やかな音がした。しかも中は外と合わない派手な装飾がされている。

(夏夢)「なんで……?」

こんな音がしたら外からでも聞こえるはず。
ゆっくり中に入っていくとぬいぐるみが立って歓声を上げているのを目にした。僕はステージを見る。

そこには金髪の男性……魔留がいた。

2025/10/29 21:38

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