文字サイズ変更

裏では殺し屋やってます

#115


ライside

(夏夢)「僕は良いけれど、君は?」

(乃琉楽)「私も大丈夫」

彼女は腕を組みながら答えた。

(夏夢)「それなら、よろしくね」

そう言って彼は握手を求めた。彼女は差し出された手を見て無表情の顔から無理やり笑顔を作り、力を入れて握手をする。彼もそれに負けないくらい力を入れて握手をした。

(ライ)「それなら、戻っていいの?」

(夏夢)「もちろん!」

(乃琉楽)「それじゃ今のメンバーにも挨拶しないといけないね」

(ライ)「そうだね。でもステ達って起きたの?」

(乃琉楽)「もちろん」

そう言われて僕は一安心した。

(乃琉楽)「だけど、この人は何故私達を襲ったのだろうか」

彼女は捕まえた人を見ながら言った。

(夏夢)「多分だけど…………ライを殺したかったんだと思う。普通は客として来て潜入し、殺すけれど、ターゲットが玄関にいるからわざわざそうする必要がないからね」

僕は自分が狙われていると言うことを知り鳥肌が立った。いつか死んでしまうのかもしれない、という気持ちを初めて知った。

(乃琉楽)「そうだね。それより、早く行かないといけないんじゃないか?帰ってこないと仲間が心配する」

彼女は彼の後ろを見た。

(乃琉楽)「後ろに面倒くさい敵がいるよ」

彼は手に持っていたナイフでグサッと敵を刺した。玄関に血の海ができるほどの血だった。

(夏夢)「それじゃ行こっか」

彼は玄関を出て、家の前で立ち止まった。

(夏夢)「ライを狙っている人物を殺しに」

(ライ)「え……?」

(夏夢)「だって、僕達は殺し屋だよ。人を殺し、血を浴びる。そのことが当たり前の仕事。今は『ライを狙っている人物』を殺す、っていう仕事が入ったからね」

(ライ)「……………もしかしていつも仕事をもらっている人って……」

(乃琉楽)「ああ、私だよ」

(夏夢)「だけどライを匿うっていうのは予想外だったかな〜」

(乃琉楽)「すまんね。私も同じ状況にあったことがあるからさ」

(ライ)「同じ状況って?」

彼女は一瞬悲しい顔をした。

2025/06/05 21:05

ノルラ ID:≫ 19ZQABSFMiPlU
続きを執筆
小説を編集

パスワードをおぼえている場合はご自分で小説を削除してください。(削除方法
自分で削除するのは面倒くさい、忍びない、自分の責任にしたくない、などの理由で削除を依頼するのは絶対におやめください。

→本当に小説のパスワードを忘れてしまった
▼小説の削除を依頼する

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

なぜこの小説の削除を依頼したいですか

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 115

コメント
[60]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL