悲劇の国
#1
「蝶ー遊ぼー」
「うんいいよ」
楽しい毎日だった
あの事件が起こるまでは
「次の王は棟お前だ」
「はい」
「棟お兄様おめでとう」
「ああありがとう」
「しい」
「景どうしたの」
「おかしいよ」
「僕のほうが棟兄さんより優れてる」
「なんで僕が王じゃないの」
「景、、、お前、、、やはり」
「時期王にしようかと考えていたが無しじゃ」
「は、、、、もういい王だろうがなんだろうか殺してやる」
景はそう言い残し何処かへ行った
「、、、」
私は唖然としていた
「一旦寝よう皆疲れただろう」
「今日はこれにて解散だ」
ベッドに入るがどうも落ち着かない
「景のあの言葉、、、」
「うわあああああああ」
え、お父様王の声が響く
「な、、、に、、が」
「蝶様」
「紅一体何が」
「王様が亡くなりました」
「え、、、」
「景様に殺されたようです」
「そんなお父様、、、」
「大丈夫ですよ蝶さん」
「っ」
紅が家臣がさん付けにしたということは
「あなたもあのにくき王のところへ行くのだから」
ナイフを振りかざしてくる避けれない
「シールド」
「チッ」
逃げないと
「ビッグバタフライ」
「ワープ」
「逃げられたか」
「クソ、」
「危なかったな」
「お父、、、様」
ポロポロと涙が溢れ出てくる
「いいえ泣いちゃだめお父様も泣くことは臨んでない」
「景と話しなくちゃ」
「でもその前にみんなに合わなくては」
「蝶」
「お姉様」
「大丈夫」
「うん」
「小人一族の王、生、優花に、殺されそうになったわ」
「夢、蝶」
「お兄様」
「そっちは大丈夫か」
「ええ大丈夫よ」
「まさか、魚一族王魚多 金土に殺されそうになるとは」
「夢、蝶、棟」
「お母様」
「逃げるわよ」
「なんで」
「お父様が殺されたから」
「そして私達も危ない」
嫌な予感、変な妖気、力
なにかおかしい
「観察蝶」
「蝶、、何を」
「観察蝶だよ」
「分かった」
見ながら進んでいたら紅が景の元へ行った
「なにかする」
私はそう言いみんなが蝶を見る
「景様、インサナデイドールが」
「逃げてください」
「え、、、、、」
私達は絶句したその時に
「うおおおおおお」
「はっ」
「え、、、なんでインサナディドールが」
「え、、なにそれ」
「狂気化した人形よ」
「封印しなきゃいけないわ」
さっきのはそういうことか
「強いよ」
お姉様の言葉が出たとき
「ぎゃあああああああ」
「街の人が」
ぐしゃ
「え、、、、」
ドールに掴まれていた人はドールに食われた
「うろたえないで倒すわよ」
その時乗っていた使い魔が消えた
「時間だ」
歩いていくしか
「行くわよ」
「はいお母様」
無我夢中にはしる
「別れましょうあなた達は南へ」
「私は北へ」
「危ないですよお母様」
「いい、え」
「行き、なさい」
「あ、あとあいつは殺しても蘇るわ」
お母さんの顔はなんだかとても暗かった
「うおおおおおおお」
「瓦礫が」
ドールが建物を壊す
「街が、、、」
「街は地獄のようだった」
その時
ぶん
攻撃が来たシールドを張る時間はない
「っ」
「っ防の糸」
キン
「あ、、りがとうお兄様」
「殺るしかない」
「封印するためには一回殺るしか」
「え、、」
「殺しても復活するって」
「蝶あいつは死んだら数分で再生するただその間に逃げることができる」
「私達も行くよ」
「うん」
「生力蝶」
「夢見の光」
「避けられぬ糸」
攻撃が重なる
「あっ」
お姉様の方に攻撃が
「蝶の夢」
これは指定した者の周りにシールドを張る
「ありがとう」
「糸の弓」
「火薬糸」
バゴーン
「はぁはぁ」
「っお兄様」
ドールからの攻撃が飛んでいた
「蝶のy」
ドゴーン
「お兄様」
攻撃をまともに喰らい吹っ飛んでいた
「蛍の光道」
「ビッグバタフライ」
この使い魔は基本的に何でもできる今はお兄様を連れてきてもらっている
「ごふっ」
「死にかけていた」
「お兄様」
「蝶、、、、後、、ろ」
「え、、」
「キャハハハハハ」
ばっ
ボコッ
「いっ、、」
「に、、、げ、、ろ」
相手の力がわからないだから
逃げるしかなかった
「ごめんなさい」
「キャハハハキャハハハ」
ブチッ
嫌な、、残酷な音が私の耳に響く
生きていてほしいと願いながらその後にお兄様を見に行ったら
死んでいた
「いくよ」
「でも、、」
「お兄様が」
「あの人は私達を守るために死んだ」
「泣いちゃだめ」
「っ」
「休憩しようよお姉様」
「そうね」
「ふう」
ガラガラ
「蝶っ」
ドンッ
「いった、、、、」
「え、、」
「お姉様」
瓦礫で埋もれ姉は死んでいた
「あいつらのせいでっ」
あいつらから攻撃を受けていなえれば無事だっただろう
「何回家族を失えばいいのよ」
「ねぇ」
「辛いよ」
「ソウカソウカ」
「っ」
「使い魔っ」
ドールのこいつらのせいでお兄様が
「もうやめろ」
「生力蝶」
「解」
「ェ、」
バキッ
「解体されてる、、?」
もちろん使い魔だから血は出ないし復活する
「ヒドーイ」
「うるさいっ」
「生力蝶」
「爆」
「私から家族をっ大事な人を奪うなっ」
ドーン
「蝶」
「お兄様、、、?お姉様、、?」
死んだはず
「死んじゃってごめんね」
「、、、そしてバイバイ力を上げるこれが、、、私達が最後にできること」
「バイバイ、、ありがとう」
「コロス」
「シンジャェ」
「アハハハハ」
いろんなやつがいるもうお姉様もお兄様も還らない
でも意志は私が
「絶対に受け継ぐ」
「糸の縄」
「蛍の光」
「蝶の力」
「グッハア」
「進もう」
「あ、、」
「景、と紅」
攻撃が来ていた景に向かって
「景」
「景様」
「ガフっ」
「紅」
「ごめんなさい私のせいで景、、、様、、を」
紅の声はかすれていて血を口から出しながら死んだ
紅も攻撃を受けていたのだろう
「く、、れな、、、い」
「な、、、ん、で」悔しいだろうな大事な家臣いや景から見れば家族だ
でも私から見れば裏切り者泣けなかった
「、、、行くよ、、景」
「なんで姉さんは平気なの」
「平気なんかじゃないわよ」
「つらいわよお姉様も死んだお兄様も」
「だから皆の死を無駄にしないためにこうしてるの」
「行くよ」
少し歩いて
「お母様」
「蝶、、、と景」
「無事だったの」
「良かったわ」
お母様がハッとした
「棟と夢は」
「っ、、死んだ」
「わか、、ったわ」
「行きま、、しょう」
「キャハハハ」
「ボクカナシイカイ」
「助けって誰かぁ」
「お母さんを返してよぉ」
「コロス」
「クルシメル」
「ドレニスル」
「中に男の子が」
「糸の膜」
「生力蝶」
「速」
「ア、、、、」
「大丈夫」
「蝶、、蜘蛛のちからと覚醒技どちらも」
「うん蜘蛛の力はお兄様から」
「あとお姉様から蛍の力をもらったわ」
「覚醒技は」
「わかんない」
「僕大丈夫」
男の子は首を横に振る当たり前だよな
「使い魔召喚蝶」
「安全なところへ連れってて」
「HAI」(はい)
「魔蝶そのそうやって喋るのやめてくれないかしら
「わかりにくいから」
「TUKAIMAHAKonoyounisyaberanakutehanarimasen」(使い魔はこのように喋らなくてはなりません)
「そう」
「じゃあお願いね」
「ぐおおおおおおおおおおおおおおお」
「あ、、え」
「早く行くわよ」
「はい」
「modorimasita」 (戻りました)
「ちょうどよかったわ」
「糸の弓」
「火薬糸」
「蝶の剣」
「甲の劒」
「俺も来たぞ」
「金土さん」
「私も来たわ」
「雪華さん」
「優香さんも」
「雪の降る朝」
「香りはときに人を殺す」
「グッ」
「魚の逆襲」
「はぁ」
「うおおおお」
「キョウキニミチタエガオ」
「なっ動けない」
威圧技
「蛍の光は道を示す」
パリン
「とけた」
「氷剣」
ガキン
「金土どういうことだよこれは」
「死ね」
ザグッ
「グッ」
「俺は死ぬ、、、せめて最後に攻撃を」
「は・・・?」
「使い魔あいつらを安全な場所へ」
「HAI」(はい)
「サカナのちからを見くびるな」
金土さんが死んでしまった
「クルイバナ」
「アガっ」
「優花さん」
「ヨソミヲスルナ」
「ボン」
「は、」
だーん
「け、、、い?」
「え・・・・?」
「なんで景まで死んじゃうの」
その時憎しみ、怒り、悲しみ、色んな感情を含んだものが私を包んだ
「生力蝶、増」
小さな声で言う
生力蝶が小さくなり周りを飛ぶ
「蝶の舞」
この技は魔力を大量に使うがとても強い攻撃を仕掛けられる
「敵」
「蝶、ありがとう」
私はお母様が何をしようとしているかわかった
私はまた何かを失うことが怖かった、、、、それが「責務」だと分かっていても、、もう
「失いたくない失いたくないよ」
「、、、、」
にこっと笑った悲しそうな笑顔で
「やめて、、、、お母様、、、封印したらお母様も死んじゃう!!」
「私は母で王女よ」
「母は子を守らなくてはいけない、、、、、今はあなただけだけど」
「あなただけでも」
「そしてこの国の人を守るために」
「私は自らの命を持って子をそしてこの国の民を」
「[大文字]守ります[/大文字]」
お母様の顔は少し悲しそうだったが誇りを持ったかっこいい顔だった
「はあああ」
「封、、、、印!!」
ぱあああと光が指す
「私は王女として、、、母として!!役目を果たしました!!」
泣いていた私もお母様も
「戻っ、、た?」
風景があの頃に戻ったのだ
「ただ死んだものは戻らない」
「みんなバイバイ」
「蝶頑張れよ」
「蝶じゃあね」
「蝶ごめんなぁ」
「蝶ありがとね」
「お姉様バイバイ」
みんなの霊が一瞬見えた
「み、、ん、、、、な」
「うあああああああああ」
貯めてたものが溢れた
家族を失ったあいつらへの憎しみが、家族を失った悲しさがそして何より家族を守れなかった自分への怒りが、
止められなかった
散々泣いたあと
国を立て直し王女としてこの国をまとめた
あのあとこの国は「悲劇の国」として語り継がれたそのため住んでいるものは減ってしまった
「悲劇の国でも、、見守ってくれてるよねみんな、、」
「うんいいよ」
楽しい毎日だった
あの事件が起こるまでは
「次の王は棟お前だ」
「はい」
「棟お兄様おめでとう」
「ああありがとう」
「しい」
「景どうしたの」
「おかしいよ」
「僕のほうが棟兄さんより優れてる」
「なんで僕が王じゃないの」
「景、、、お前、、、やはり」
「時期王にしようかと考えていたが無しじゃ」
「は、、、、もういい王だろうがなんだろうか殺してやる」
景はそう言い残し何処かへ行った
「、、、」
私は唖然としていた
「一旦寝よう皆疲れただろう」
「今日はこれにて解散だ」
ベッドに入るがどうも落ち着かない
「景のあの言葉、、、」
「うわあああああああ」
え、お父様王の声が響く
「な、、、に、、が」
「蝶様」
「紅一体何が」
「王様が亡くなりました」
「え、、、」
「景様に殺されたようです」
「そんなお父様、、、」
「大丈夫ですよ蝶さん」
「っ」
紅が家臣がさん付けにしたということは
「あなたもあのにくき王のところへ行くのだから」
ナイフを振りかざしてくる避けれない
「シールド」
「チッ」
逃げないと
「ビッグバタフライ」
「ワープ」
「逃げられたか」
「クソ、」
「危なかったな」
「お父、、、様」
ポロポロと涙が溢れ出てくる
「いいえ泣いちゃだめお父様も泣くことは臨んでない」
「景と話しなくちゃ」
「でもその前にみんなに合わなくては」
「蝶」
「お姉様」
「大丈夫」
「うん」
「小人一族の王、生、優花に、殺されそうになったわ」
「夢、蝶」
「お兄様」
「そっちは大丈夫か」
「ええ大丈夫よ」
「まさか、魚一族王魚多 金土に殺されそうになるとは」
「夢、蝶、棟」
「お母様」
「逃げるわよ」
「なんで」
「お父様が殺されたから」
「そして私達も危ない」
嫌な予感、変な妖気、力
なにかおかしい
「観察蝶」
「蝶、、何を」
「観察蝶だよ」
「分かった」
見ながら進んでいたら紅が景の元へ行った
「なにかする」
私はそう言いみんなが蝶を見る
「景様、インサナデイドールが」
「逃げてください」
「え、、、、、」
私達は絶句したその時に
「うおおおおおお」
「はっ」
「え、、、なんでインサナディドールが」
「え、、なにそれ」
「狂気化した人形よ」
「封印しなきゃいけないわ」
さっきのはそういうことか
「強いよ」
お姉様の言葉が出たとき
「ぎゃあああああああ」
「街の人が」
ぐしゃ
「え、、、、」
ドールに掴まれていた人はドールに食われた
「うろたえないで倒すわよ」
その時乗っていた使い魔が消えた
「時間だ」
歩いていくしか
「行くわよ」
「はいお母様」
無我夢中にはしる
「別れましょうあなた達は南へ」
「私は北へ」
「危ないですよお母様」
「いい、え」
「行き、なさい」
「あ、あとあいつは殺しても蘇るわ」
お母さんの顔はなんだかとても暗かった
「うおおおおおおお」
「瓦礫が」
ドールが建物を壊す
「街が、、、」
「街は地獄のようだった」
その時
ぶん
攻撃が来たシールドを張る時間はない
「っ」
「っ防の糸」
キン
「あ、、りがとうお兄様」
「殺るしかない」
「封印するためには一回殺るしか」
「え、、」
「殺しても復活するって」
「蝶あいつは死んだら数分で再生するただその間に逃げることができる」
「私達も行くよ」
「うん」
「生力蝶」
「夢見の光」
「避けられぬ糸」
攻撃が重なる
「あっ」
お姉様の方に攻撃が
「蝶の夢」
これは指定した者の周りにシールドを張る
「ありがとう」
「糸の弓」
「火薬糸」
バゴーン
「はぁはぁ」
「っお兄様」
ドールからの攻撃が飛んでいた
「蝶のy」
ドゴーン
「お兄様」
攻撃をまともに喰らい吹っ飛んでいた
「蛍の光道」
「ビッグバタフライ」
この使い魔は基本的に何でもできる今はお兄様を連れてきてもらっている
「ごふっ」
「死にかけていた」
「お兄様」
「蝶、、、、後、、ろ」
「え、、」
「キャハハハハハ」
ばっ
ボコッ
「いっ、、」
「に、、、げ、、ろ」
相手の力がわからないだから
逃げるしかなかった
「ごめんなさい」
「キャハハハキャハハハ」
ブチッ
嫌な、、残酷な音が私の耳に響く
生きていてほしいと願いながらその後にお兄様を見に行ったら
死んでいた
「いくよ」
「でも、、」
「お兄様が」
「あの人は私達を守るために死んだ」
「泣いちゃだめ」
「っ」
「休憩しようよお姉様」
「そうね」
「ふう」
ガラガラ
「蝶っ」
ドンッ
「いった、、、、」
「え、、」
「お姉様」
瓦礫で埋もれ姉は死んでいた
「あいつらのせいでっ」
あいつらから攻撃を受けていなえれば無事だっただろう
「何回家族を失えばいいのよ」
「ねぇ」
「辛いよ」
「ソウカソウカ」
「っ」
「使い魔っ」
ドールのこいつらのせいでお兄様が
「もうやめろ」
「生力蝶」
「解」
「ェ、」
バキッ
「解体されてる、、?」
もちろん使い魔だから血は出ないし復活する
「ヒドーイ」
「うるさいっ」
「生力蝶」
「爆」
「私から家族をっ大事な人を奪うなっ」
ドーン
「蝶」
「お兄様、、、?お姉様、、?」
死んだはず
「死んじゃってごめんね」
「、、、そしてバイバイ力を上げるこれが、、、私達が最後にできること」
「バイバイ、、ありがとう」
「コロス」
「シンジャェ」
「アハハハハ」
いろんなやつがいるもうお姉様もお兄様も還らない
でも意志は私が
「絶対に受け継ぐ」
「糸の縄」
「蛍の光」
「蝶の力」
「グッハア」
「進もう」
「あ、、」
「景、と紅」
攻撃が来ていた景に向かって
「景」
「景様」
「ガフっ」
「紅」
「ごめんなさい私のせいで景、、、様、、を」
紅の声はかすれていて血を口から出しながら死んだ
紅も攻撃を受けていたのだろう
「く、、れな、、、い」
「な、、、ん、で」悔しいだろうな大事な家臣いや景から見れば家族だ
でも私から見れば裏切り者泣けなかった
「、、、行くよ、、景」
「なんで姉さんは平気なの」
「平気なんかじゃないわよ」
「つらいわよお姉様も死んだお兄様も」
「だから皆の死を無駄にしないためにこうしてるの」
「行くよ」
少し歩いて
「お母様」
「蝶、、、と景」
「無事だったの」
「良かったわ」
お母様がハッとした
「棟と夢は」
「っ、、死んだ」
「わか、、ったわ」
「行きま、、しょう」
「キャハハハ」
「ボクカナシイカイ」
「助けって誰かぁ」
「お母さんを返してよぉ」
「コロス」
「クルシメル」
「ドレニスル」
「中に男の子が」
「糸の膜」
「生力蝶」
「速」
「ア、、、、」
「大丈夫」
「蝶、、蜘蛛のちからと覚醒技どちらも」
「うん蜘蛛の力はお兄様から」
「あとお姉様から蛍の力をもらったわ」
「覚醒技は」
「わかんない」
「僕大丈夫」
男の子は首を横に振る当たり前だよな
「使い魔召喚蝶」
「安全なところへ連れってて」
「HAI」(はい)
「魔蝶そのそうやって喋るのやめてくれないかしら
「わかりにくいから」
「TUKAIMAHAKonoyounisyaberanakutehanarimasen」(使い魔はこのように喋らなくてはなりません)
「そう」
「じゃあお願いね」
「ぐおおおおおおおおおおおおおおお」
「あ、、え」
「早く行くわよ」
「はい」
「modorimasita」 (戻りました)
「ちょうどよかったわ」
「糸の弓」
「火薬糸」
「蝶の剣」
「甲の劒」
「俺も来たぞ」
「金土さん」
「私も来たわ」
「雪華さん」
「優香さんも」
「雪の降る朝」
「香りはときに人を殺す」
「グッ」
「魚の逆襲」
「はぁ」
「うおおおお」
「キョウキニミチタエガオ」
「なっ動けない」
威圧技
「蛍の光は道を示す」
パリン
「とけた」
「氷剣」
ガキン
「金土どういうことだよこれは」
「死ね」
ザグッ
「グッ」
「俺は死ぬ、、、せめて最後に攻撃を」
「は・・・?」
「使い魔あいつらを安全な場所へ」
「HAI」(はい)
「サカナのちからを見くびるな」
金土さんが死んでしまった
「クルイバナ」
「アガっ」
「優花さん」
「ヨソミヲスルナ」
「ボン」
「は、」
だーん
「け、、、い?」
「え・・・・?」
「なんで景まで死んじゃうの」
その時憎しみ、怒り、悲しみ、色んな感情を含んだものが私を包んだ
「生力蝶、増」
小さな声で言う
生力蝶が小さくなり周りを飛ぶ
「蝶の舞」
この技は魔力を大量に使うがとても強い攻撃を仕掛けられる
「敵」
「蝶、ありがとう」
私はお母様が何をしようとしているかわかった
私はまた何かを失うことが怖かった、、、、それが「責務」だと分かっていても、、もう
「失いたくない失いたくないよ」
「、、、、」
にこっと笑った悲しそうな笑顔で
「やめて、、、、お母様、、、封印したらお母様も死んじゃう!!」
「私は母で王女よ」
「母は子を守らなくてはいけない、、、、、今はあなただけだけど」
「あなただけでも」
「そしてこの国の人を守るために」
「私は自らの命を持って子をそしてこの国の民を」
「[大文字]守ります[/大文字]」
お母様の顔は少し悲しそうだったが誇りを持ったかっこいい顔だった
「はあああ」
「封、、、、印!!」
ぱあああと光が指す
「私は王女として、、、母として!!役目を果たしました!!」
泣いていた私もお母様も
「戻っ、、た?」
風景があの頃に戻ったのだ
「ただ死んだものは戻らない」
「みんなバイバイ」
「蝶頑張れよ」
「蝶じゃあね」
「蝶ごめんなぁ」
「蝶ありがとね」
「お姉様バイバイ」
みんなの霊が一瞬見えた
「み、、ん、、、、な」
「うあああああああああ」
貯めてたものが溢れた
家族を失ったあいつらへの憎しみが、家族を失った悲しさがそして何より家族を守れなかった自分への怒りが、
止められなかった
散々泣いたあと
国を立て直し王女としてこの国をまとめた
あのあとこの国は「悲劇の国」として語り継がれたそのため住んでいるものは減ってしまった
「悲劇の国でも、、見守ってくれてるよねみんな、、」
このボタンは廃止予定です
/ 1