私の最悪な日常は、この玄関を開ける瞬間から始まります。何故かって？

まぁ、開けたら分かりますよ



ガチャ



タッ、トッ（屋根に乗る）




『っふぅ〜....』


「あっ！○○上行くなよ！ずりぃぞ！」

『はぁ！？じゃあお前らも玄関前で待つなよ！ストーカーかよ、気持ち悪い！』

「「別にお前に気持ち悪いって言われても...なぁ？」」

『そういうところが気持ち悪いんだよ！弾・槍バカ！』


タッ（走る）


「あっ、待てよ！」


あいつらなんで教えてもない住所知ってんだよ.......ていうか、


『追いかけてくんなぁ！！』


タタタッ....



周りから見たらこれカオスだろ......

ボーダーの足早い3人が住宅街全速力で走ってんだから。





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『...はぁ〜！！勝った.....！』


「お前っ....ホントに化け物な.....！」

「○○早すぎだろ〜！」


『私を誰だと思ってるんですかぁっ...！？』


『A級隊員の....「毒舌、ツンデレ、イケメン嫌いの美少女」....別に褒めても何も出ませんが？』


ポンっ



「「....！！」」

『飴、どーせ今日も馬鹿みたいに早起きしたんでしょ？食べれば』


「これだから○○のストーカーはやめられねーんだよな〜」

「俺、褒めてないけど貰った〜、家で大切に保管〜！」


『腐るからやめろ！あと、ストーカーの自覚あるなら辞めろよ！！』



「「え、いや無理無理」」


『飴返せ！！！』