ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ 彡ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ

「ふぅ....」


なんだか、すごく疲れた様な気がする。


いつもと違うだるさ。


頑張りすぎちゃったのかなぁ.....。


無理しすぎたのかもしれない。


そう思い、わたしは重い体を起こした。


「んぅ....」


とりあえず''あの子''に電話をかけてみることにした。


「もしもし...シオンちゃん...?」


そう、''あの子''とは、あたしが大好きなシオンちゃんだ。


気軽に話せるし、自分のことを打ち明けることができた唯一の存在。


シオンちゃん無しではとてもじゃないけど、生きられない。