彼女は何を隠しているのかが分からない__
[太字]彼女と、彼[/太字]
ザッ....
椚ヶ丘中学校の前に1人の[打消し]?[/打消し]がいた
『久しぶりだなぁ、椚ヶ丘。』
今日から私は、僕として生きる。
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コンコンっ
『入ります。』
ガチャ
「初めましてだね、●●○○くん。」
『浅野理事長、"初めまして"』
「●●●●くん。君は編入試験を難なく、満点で超えてみせた。これほど優秀な人材は『話を遮るようですみません。』なんだい?」
『.....この学校には素行不良や、成績を落としたものが入る、3年E組があるんですよね?』
「あぁ、大丈夫だよ。○○くんなら、きっと落ちない『あるん、ですよね?』.......○○くん、
E組行きだ」
質問の答えになっていないから理事長の私物を破壊してみせた。そしたらE組行きだって、
よかった。
『どうも』
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バタン
理事長室を出ると、よく見知った顔がいた。
「君、何を考えているんだい....?あのE組に行くだなんて『聞いてたんだ?』....それはすまなかった」
「編入試験を合格するだけでも優秀なのに、満点。なぜ、あのようなことをした」
そりゃまぁ
『E組に行きたい人だっているんだよ?....ほら、僕みたいな』
「何を考えて....!」
『....浅野学秀、それ以上は聞いたらダメだよ』
言いたくないことだってあるんだよ、ましてや、"初めて会った人"になんてね
「っ.......!?」
「じゃあ」それだけ言って僕は去った。
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浅野学秀dis
「ーーー、ーーー」
『ーーーーーー、ーーーーーー』
父さんに用があって、理事長室を訪れた。そしたら誰かがいた。
話し声だけが聞こえて、その内容はおかしなものだった。
編入試験を満点で合格した天才が入ってくるかと思いきや、物音がし、「E組行き」と言われていた。
.....頭がおかしいんじゃないか
そしたら本人が出てきた。
バタン
「君、何を考えているんだい....?あのE組に行くだなんて『聞いてたんだ?』....それはすまなかった」
「編入試験を合格するだけでも優秀なのに、満点。なぜ、あのようなことをした」
意味が、わからない
『E組に行きたい人だっているんだよ?....ほら、僕みたいな』
一瞬フラッシュバックしてしまった、一年以上前の彼女との会話を
《E組にまた入ったやつがいるようだ》
《そんなことまで確認してるの?本当はE組に行きたいのかしら?》
《バカか、E組に行きたいやつなどいないだろ》
《E組に行きたい人だっているかもしれないよ?ほら、そこら辺に》
《....バカか?》
「何を考えて....!」
『....浅野学秀、それ以上は聞いたらダメだよ』
また、
《お前たちはなぜ....》
《学秀、それ以上聞いたら.....ダメ》
結、衣......
「っ.......!?」
「じゃあ」それだけ言って彼、いや、彼女とも思える奴は去っていった。
(莉乃、あぐりさん。頑張ってくるよ)
(っ......結衣のことは、思い出すな.....!)
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