- 閲覧前にご確認ください -

オリ主です。ご注意ください。

文字サイズ変更

雄英高校1年、ヒーローに興味なぞないわ。

#7

第6話

さて、次が緑谷くんの番。果たしてどうなるのか。失敗しても、成功しても、泣いても、笑っても、これからの失敗はきっと許されない。
「緑谷くん……」
だがしかし、私の心配は、とんでもなくちっぽけで、呆気ない、杞憂に終わる事となる。
「……待って、あれって、まさか、そんな事……!」
緑谷くんの指に、段々と力が加わっている。そして、彼の指は変色していき、周りのクラスメイト達も、その光景にざわつく。心配になるほど強力で、異様なそれは、尋常ではないパワーを放つ準備をしていた。
「あれ……ヤバくない」
「マジかよマジかよ……!」
周りのひそひそとした声が聞こえる。そして私も、緑谷くんのその力に、思わず目を見張った。
「嘘でしょ、そんな、そんな事って……!」
そして、その瞬間だった。
シュン、と遅れて音を立て、ソフトボールは彼からの対角線上を綺麗に飛んだ。
美しくて、怖くて、強すぎて、狂っていて、恐ろしくて。彼の紫色に変色し、グニャクニャと曲がってしまっている指を見ると、なんだかよく分からないような感情が浮かんできた。
「緑谷、705.3だ」
その結果は、私の倍の倍の倍。いや、そもそも倍で例えるのも馬鹿らしくなる程の数字だった。
「す、すげぇ……!」
「あんな感じの個性なんだ」
「反動すごいな……」
周りが各々の反応を見せている中、私はただ素直に、感心していた。何がすごいかって、彼の心意気に感動したのだ。彼は、自分の指があんなのにある反動を知った上であんな力を使ったのか。そう思うと、ただただ凄いな、と思うばかりだった。
あんな怪我をしてしまったので、彼は人と話せる雰囲気では無さそうだが、私は彼の紫色になった指を見つめながら考えた。
「後で緑谷くんと、話でもしようかしら」

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

今日は本作の主人公、美世ちゃんのお誕生日です!美世ちゃんお誕生日おめでとう!小説を書く者として、自分が作ったキャラクターの誕生日を祝えるのは、とっても幸せです!
本当は、番外編みたいな感じで、美世ちゃんを1-Aの皆がお祝いする……みたいなお話を書きたかったのですが、ちょっとまだそこまでお話が進んでいないので、今回はナシです……。でも、お祝いの気持ちはいっぱいあります!改めて、お誕生日おめでとう!


【修正のお知らせ】
個性把握テストについて、ボール投げは最終種目ではなく、第5種目だった事を本日確認し、個性把握テストを最終種目と誤表記している全ての表現の修正を行いました。今回は、私の完全なる記憶違いと、検索不足が原因のミスとなります。お詫びいたします。申し訳ございませんでした。


いやもう、ほんとにこのミス恥ずかしすぎます。なんで書いてて気付かなかったんだろう。私疲れてたのかな。普段とんでもなく省エネ人生って感じでやってるのに……。精神的な疲れか?もう自分が怖いです。
ほんとに、もう、皆さんどうかこの哀れな私とミスを笑い飛ばしてください……。どうか寛容なお心で……。笑い飛ばして……。恥ずかしすぎるんです……。ほんとにすみませんでした。内心顔から火が出そうな思いでいっぱいですよ。あっでも顔から火出すのはエンデヴァーさんみたくなっちゃうか。
しかもこのミスの何が恥ずかしいかって、第4話で普通にボール投げを書いちゃっていたんですよ(削除済み)。素通り感覚で。もう自分は生粋のお馬鹿なんだなって思いました。ほんとに、本当にすみませんでした!

2024/10/20 17:10

夢野 シオン@水野志恩SS ID:≫7tLEh4qnMjetA
続きを執筆
小説を編集
/ 7

この小説はコメントオフに設定されています

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL