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雄英高校1年、ヒーローに興味なぞないわ。

#2

第1話

「ここが雄英高校、ねぇ…」
見定めながら、高校の門をくぐる。
私以外にも新入生はたくさん居て、目を輝かせている人や、緊張でソワソワしている人、沢山の人が、この門をくぐっていた。
「……まぁ、いいわ。家から近いし」
誰にも聞こえないようにつぶやいてから、私は校内へと足を踏み込んだ__

[水平線]
「美世、本当に大丈夫かい?あたしゃ心配よ…」
「大丈夫よ、母さま。もう受かってしまったし、心配しないで。大怪我なんてしないわよ」
__雄英高校に行く前のこと。
母さまは私を心配していて、私が雄英に出向く直前まで、涙目で私を引き止めた。
父さまは、刀を作った翌日だったから寝ていたけれど、置き手紙を書いてくれていた。
『美世
絶対、大怪我するなよ!元気で、学校生活、楽しめ!』
手紙はリュックサックの中に入れて、私は雄英へと出向く。
「一緒に行こうかえ…?やはり心配じゃ…」
「だから、大丈夫ですのよ。母さま。もう時間がないので、いってきますわ」
玄関の引戸を開けて、外に出る。私達の成長を祝うかのように、桜が舞っていた。

[水平線]
「ドアが大きいわね…。異形個性への配慮かしら」
校内。雄英高校1-A。
まずはドアの大きさに驚いてから、私はこの教室のドアを開けた。
「君!新入生かね!」
そこには沢山の人がいたが、声をかけてくれたのは、何やら真面目そうな雰囲気の、メガネを掛けた男子だった。
「えぇ…今日からよろしく」
教室の雰囲気としては、これからのヒーロー人生が始まることを、楽しみにしている人が多かった。
__だけど、私はそうじゃなかった。一人だけ。

「…ヒーロー、興味ねぇ…」

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2024/05/26 13:53

夢野 シオン@水野志恩SS ID:≫7tLEh4qnMjetA
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