[斜体]―美乃の家[/斜体]
「………………メンメン、暇だね。すること、思いつかない?」
『メ〜〜〜ンメメメメンメメン！！』
「ごめん。言われても分からないや。」
今日は、珍しく美乃ちゃんも司くんも仕事で出かけていった。私は、メンメンと２人では出かけちゃだめと言われてるから、遊べない……。
「あ、美乃ちゃんからメールらしきものが?」
ちなみに、すまほってものを買ってもらえた！これで連絡は取れるけど、大体迷惑メールばっかり来る。
[下線]［シンジュちゃん、ごっめ〜ん！！買い物忘れて、冷蔵庫すっからかんだ…。ちょっと、テキトーに何か食べるもの買ってきて!ついでに鼻血対策セットも!］[/下線]
「メンメン!!買い物行くよ!」
[大文字]『メ〜ン♪』[/大文字]
[斜体]―買い物先[/斜体]
「いや〜、いっぱい買えたね。全部、頼まれてたのは、コンプリートだよっ♪」　
『メ〜…。』
「あらら、暑さでへばっちゃった!」
[太字][大文字]『メッ！？メメメメメメメメメメメメメメ〜〜〜ん！！』[/大文字][/太字]
メンメンが、唐突に叫びだした!なんて言ってるんだろう?
【やぁやぁ、お嬢さん。このとって〜も美味しそうな飲み物はいかがかね?】
『メッメッメ〜…!』
メンメンは、どうやらこの飲み物が欲しいようだ。
でもね、こういう怪しそうな人から買っちゃだめって私はちゃ〜んと教えてもらってる…。
けど、ね？メンメンがこんなキラ☆キラした可愛い目で見つめるから私は決めたもん♪
「怪しい？飲み物買っちゃおう♪」
な〜んと、値段は１円安いなぁ〜。
『メ〜ンメメメメメンッ♪』
メンメンが飲み干した。いつの間にか、飲んでたようだ。
[斜体]―ボムんっ♪へのンッ♪モヘジッ♪[/斜体]
「メンメンっ！？大丈夫?」
いつの間にか、売ってた人、消えてる。せこいなぁ。
[大文字]『大丈夫だよっ!シンジュ！！！』[/大文字]
「…………誰ですか?」
『メンメンだよ？あれは、やっぱり人間にもなれるようにする効果があるみたい♪飲めてよかった!』
[大文字]「えぇ～！！！！嬉しい♪」[/大文字]
―なお、帰ったあと、こっぴどく怒られたのは次回の話