―結愛の部屋
[太字][大文字]『学校に行くわよ〜!!』[/大文字][/太字]
「え?めんどくさ、週５で休ませろ。」
『週５だと毎日じゃない…。』
そう。皆さんお察しの通り、シラユリが来る前の結愛は、週５くらい休んでもいいと言う考えで学校を週５で休んでいたのである。※これをサボりといいます。結愛は、サボり常習犯なのである。
『サボってないで学校行くわよ!！』
―結愛は、シラユリに引っ張られて学校ヘ行くのであった。

[太字]―学校の教室[/太字]
『ねぇ、結愛。結愛は、どうして一人部屋なの?他は、何人かで一緒の部屋じゃない。』
「あぁ、人数の都合上だよ。後、私が首席だからある程度のことは許されるの。」
『自由ねぇ。』
[大文字][斜体]ガラガラッガララっ!ヘノヘノモヘジ!![/斜体][/大文字]
[おぉ、みんな揃ってるか?今日は、転校生を紹介するぞ〜。
　ほら、来い。こっちだ。自己紹介をしてもらうぞ。]
[大文字][斜体]―カララっ!ララッ!ヘノノモヘモヘ[/斜体][/大文字]
先生のときよりもお嬢様っぽく品のある音で建て付けの悪いドアが開いた。あれ?最後のはお嬢様っぽいのかな?
[大文字]「みなさん、初めまして。転校してきた[漢字]弥生　優月[/漢字][ふりがな]やよい　ゆつき[/ふりがな]です。優月って名前で呼んでもらえると嬉しいです。夜露紫空嶺〜(⁠◕⁠ᴗ⁠◕⁠✿⁠)」[/大文字]
「ここでっ!みなさんにクイズです!最後、私はなんて言ったでしょう?」
ご丁寧にクイズを出している。これくらい学年１位の天才・白虹結愛には簡単なのにね。それより、最後の謎の顔何だろう?そっちの方が解けないな。
「正解は〜!?
　　　　よろしくね～でしたっ!!」
[そうえば、弥生は寮生になるから……、白虹!!よろしくな。]
[太字]「は?」[/太字]
『見事にフラグ作って回収しちゃったわね。私たち。』
こうして、結愛は、転校生とルームメイトになったしまった。先生が全て悪い。
なぜか、転校生…弥生さんは、嬉しげにニコっと(⁠ ⁠╹⁠▽⁠╹⁠ ⁠)←こんな笑みを浮かべている。
『嵐を招く転校生とは、まさにこんな転校生のことね。』
―今回だけは、シラユリに激しく同意したい。