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在最の過去（ちょい詳しすぎるかもしれないがどうぞ）

親に酷い虐待を昔からされ続けていた。
毎日のようにサンドバッグにされたり、真冬にベランダに放置など、
在最本人も結構精神に来ていて、昔からされていたから、コレが普通だと信じ込んでいた。
10の時、親に「用済みだ」と言われ、真冬の寒い外に捨てられた。
そしてずっと途方に暮れ、駅前などを彷徨い続けていた。
そうして、餓死してしまいそうになった時、「大丈夫か?」とたった一人声をかけてくれた人がいた。
その人に色々してもらい、12の時正式に親になってくれた。
拾ってくれた父さんしか家族は居なかったが、今までの生活に比べたら幸せな生活だった。
13の夏、部活が遅くなり、走りながら帰った。
ドアを開けて「ただいま」と言っても返事がなく、
リビングを見に行ったら部屋が荒れていた。
そして父さんを頑張って探した。
そして部屋の隅々を探しても父さんは居なく、父さんの部屋を探した。
リビングの方で重いものが倒れる音がしたので其方を見に行ったら、
父さんは腹部を何箇所も刺され、死んでいた。
父さんの目の前には血のついた強盗がいた。
もう頭が真っ白になって、
気づいた頃には目の前に強盗が倒れていて、
自分は血のついたナイフを手に持っていて、
もう無我夢中でリュックにいる物を詰めて逃げ出した。
その事件は後日大きく報道され、
警察は犯人が被害者を殺そうとした時、相打ちになりどちらも死んでしまったとそれで終わらした。

今でもそれは鮮明に覚えているし、
その事件のことを口に出されるとパニック症状を起こして倒れるくらい。
体には服で隠れているが、昔やられたら傷や打撲跡が大量にある。