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桜と星と

#2


屋上から、見える景色はくすんで全てが霞んで見えた。
どんよりした雲は、世界を灰色にした。
せっかく綺麗に咲いた桜も灰色で、このまま散り散りになってしまいそう。

柵の向こうに行くともうどうでもいいやって思って、自分の体の力が抜けて崩れ落ちたー
はずだったのに。
自分は、死ねるほどの勇気はないみたいだ。
いざ、落ちようと思うと足がすくんだ。
死ぬのは、怖い。
でも、生きるのも嫌だ。
自分自身が嫌い。



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作者メッセージ

久しぶりの投稿です。

2024/03/30 20:31

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