紫色の髪が風に揺られているのを見上げながら、アキラは震えていた。

紫色の髪の持ち主、それは、僕をいじめている、キイナだ。

まず、僕の学校について話そう。

[水平線]
　
[明朝体]アキラの通っている学校は「金ピカ学校」
お金持ちの人が通っている。
その中で一番お金持ちなのが、キイナ。
[/明朝体]

「ねぇ、なんか言ってみてよ」
キイナに迫られる。
「......ん....ご、ごめんなさい.....」

ｼﾞｬｰァァァ

僕は今、キイナに水をかけられている。
寒いよぉ....

「ふん。今回は許す」
許すって...僕は何もしてないのに....

ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

寒い....タオル....どこだぁ？

[水平線]

[明朝体]この学校は校則などはほとんどなく、制服は一応あるが、着なくても良い事になっている。
そのため、女子たちは「おしゃれ」で競い、いつもバチバチだ。[/明朝体]

拭き拭き....
もうすぐで、風邪を引くとこだったなぁ....

あぁ！キイナ！？

隠れろぉ〜

「みーつけたぁ！」
「ｷﾞｸ」
「そんなとこに隠れてないでさぁ、出てきなよ？」
「うぅ....」
手が震えている。
僕は隠れずに出る。
「お利口さんっ♡」
ナニイッテンノ？
僕は君の犬ではない....（怒）

「ふふふ。そんなに怖い？（圧」
ｻｧァァァ....

血の気が引いていく。

もう、やだよぉ！！！